最終更新日:2023/09/26
Syllabus
クリックして表示・非表示切り替え
概要
対象年度 年度 2023 集中,(週1コマ)春期,(週1コマ)秋期 開講時限 集中,水2
開講学部・学科等 アジア
科目コード 610014300 科目ナンバー・関連DP
授業名 国際ボランティア
英文授業名 International Volunteer
担当教員 開澤 真一郎

授業形態 講義、実験・実習・実技
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
テーマ・キーワード 国際ボランティア活動 異文化交流 現場での学習・成長 SDGs NPO

授業の概要・ねらい ● 世界中の色々なボランティア活動を知り、体験談も聞き、視野を広げられる!
● 積極的に話し合い、アクションを企画し、海外のNGOや若者との交流もできる!
● 希望者は全国各地の国際ワークキャンプに参加して、素晴らしい体験もできる!
 そんなことにチャレンジしたい方は、大歓迎☆

 国際ボランティア活動とはどんなものがあり、社会と個人にどんな成果・可能性と課題・限界をもたらすのか。国際ワークキャンプを中心に、 ①時代別考察(歴史・現在・将来)。②国・地域別考察。③分野別考察(環境保護、文化保護、社会福祉、農村開発、青少年教育、等)を以下の形で行う。
 1)統計・資料等を使っての学習。2)体験者を呼んだり、世界とオンラインでつないでのフレッシュな話。3)受講者がテーマ別に小グループに分かれ「世の中どうなってほしいか」「そのために何ができるか」の話し合い 。4)プロジェクトの企画。5)実際のボランティア活動への参加と成果・課題の報告

 国際ワークキャンプとは、世界中から集まるボランティア(主に若者)と地域の住民が共に暮らしながら、環境・開発・文化・教育・福祉等に取り組む、合宿型の国際ボランティア事業。1920年にフランスで始まり、毎年90ヶ国以上のNGOが約3,000ヶ所で開催、国連も支援。特定の政治・宗教・経済的な利益を求めずに、地域社会の改善や国際交流・協力を通じて、平和で公正で緑豊かな地域社会の創造を目指す。

 この授業は講義と実習(ボランティア1、2として実施)で2単位ずつとなる。本シラバスでの下記授業計画は課外授業も含めて講義部分であり、実習は希望者が主に夏休みか春休みに、1週間以上の国際ワークキャンプに参加する(コロナ禍の状況により、日本人・日本在住者のみの場合も)。実習プログラムは授業中に紹介するが、里山の保全(福島県)、住民1人の村で雪かき(石川県)、山奥で有機農業(長野県)、児童館で子どもと活動(徳島県)、みかんの収穫(愛媛県)等、様々なものから好きなものを選べる。

 実習は期間によって成績確定時期が変わり、例えば2023年秋期の受講者は、実習と報告・現地評価を終えるのが2024年1月までなら2023年秋期扱い、2024年2月~7月(この場合が大多数)なら2024年春期扱い、2024年8月~2025年1月なら2024年秋期扱いになる。

●受講資格:過去にボランティア関連科目を取ったことがなくても、受講可能!特別な技能や経験がなくても誰でも気軽に参加でき、観光やビジネスではできない現地の素顔の発見、住民との新しい交流、皆で共通の目標に取り組む達成感が得られる。ただし、やる気・責任感・協調性・柔軟性は必要。
到達目標  講義:①ボランティア活動を理論だけでなく、実践例からも学ぶ。②更に実際どうあるべきか能動的に考え、自分なりの意見を持つ。 ③企画や活動の参加にも挑戦する。
 実習:①作業や共同生活、他者との交流に積極的かつ適正に取り組んで良い成果を生み出し、受入地域・他のボランティアに「来てもらって良かった」と評価さる。②作業・生活・語学等の経験とスキル、他者とうまく意思疎通して協力する力等を伸ばし、自己の成長に良い成果を得られて、「行って良かった」と思える。
教科書と準備するもの  「世界のワークキャンプ・2023」(製本実費の100円で購入)。その他必要に応じて、こちらからの指示により、資料を配付したり、書類を提出してもらいます。
参考書  ボランティア活動を企画したり、実際に参加する際の関連情報(必要に応じて授業中に案内)
評価の基準 【講義】①授業に一定以上参加して、十分な意欲を持って学習・議論する。②社会課題と目指す姿、そのための国際ボランティア活動の企画を構想してみる。③実際にボランティア活動を行って報告し、受入側にも良い評価を受ける。


【実習】①事前の授業に一定以上参加して、活動の趣旨等を十分に理解する。②ボランティア活動に全期間参加できる(活動は1週間以上)。③受入側に「来てもらって良かった」と思われる(ワークへの意欲・責任感、他の参加者へのオープンさ・協調性・異文化理解、地域の方々への姿勢を評価される)。④事前研修に、適切な姿勢で全期間参加できる。⑤口頭及びレポート用紙で、十分な内容を伴った活動報告を行える。
具体的評価方法  この授業での成績の評価方法は、以下になります。
1)講義部分(2単位)
 ①プロジェクト提案書の内容、②ボランティア報告の内容を評価。①は提案の公益性、具体性、実現可能性、時代・地域性、心に来る度の5点で評価します。②は活動の地域・社会への意義・成果、本人への意義・成果、報告する情報の充実度、受入先からの評価の4点で評価。

2)実習部分(2単位)
 「ボランティア1,2」の科目として。①実習参加。②運営側からの評価。③報告書の有無・内容。④口頭報告の有無・内容
単位互換 世田谷6大学コンソーシアム
首都圏西部単位互換
その他
特記

授業計画
第1回 内容
4月19日(水)
 授業に期待すること。国際ボランティア活動とは?
第16回 内容
9月27日(水)
 授業に期待すること。国際ボランティア活動とは?
授業時間外における学修(予習・復習等) *予習:授業で取り組みたい・成し遂げたいことを考えておく。可能な範囲で、ネットや本を使い、国際ボランティア活動について調べてみる(第1回に限らず、いつでも!)。
*復習:配布された資料をしっかり読んで理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) *予習:授業で取り組みたい・成し遂げたいことを考えておく。可能な範囲で、ネットや本を使い、国際ボランティア活動について調べてみる(第1回に限らず、いつでも!)。
*復習:配布された資料をしっかり読んで理解する。
授業実施特記 授業実施特記
第2回 内容
4月21日(金)18:30-21:30:2回分で計算=課外授業②との重複は不可
 課外授業①:国際ボランティア・特別イベント(神奈川県横浜市)に参加。
第17回 内容
10月4日(水)
 世界の国際ボランティア活動(歴史・統計・実例など)
* 活動経験者を招き、話を聞ける可能性もあり。
授業時間外における学修(予習・復習等) *復習:配布された資料をしっかり読んで理解する。 授業時間外における学修(予習・復習等) *復習:配布された資料をしっかり読んで理解する。
授業実施特記 授業実施特記
第3回 内容

4月26日(水)
 世界の国際ボランティア活動(歴史・統計・実例。体験談・質問)
第18回 内容
10月11日(水)
 日本と国際ボランティア(歴史・統計・実例など)
* 活動経験者を招き、話を聞ける可能性もあり。
授業時間外における学修(予習・復習等) *復習:配布された資料をしっかり読んで理解する。 授業時間外における学修(予習・復習等) *復習:配布された資料をしっかり読んで理解する。
授業実施特記 授業実施特記
第4回 内容

5月10日(水)
 日本の国際ボランティア活動(歴史・統計・実例。日本の何をどう変えるために、何ができるかを小グループで議論し、発表)
第19回 内容
10月18日(水)
 環境保護と国際ボランティア
* 特に後半でアクションを企画する、インドネシアのマングローブ保全活動がメイン。
* 同分野での活動経験者や海外NGO(オンライン)を招き、話を聞ける可能性もあり。
授業時間外における学修(予習・復習等) *予習:事前案内をしっかり読んで理解し、持ち物等を準備しておく。
*復習:参加しての感想を簡単にまとめ、講師に提出する。
授業時間外における学修(予習・復習等) *予習:可能な範囲で、該当分野の状況・問題やNPO・政府・企業等の取り組み、(国際)ボランティア活動について調べてみる。また実際に該当分野でボランティア活動に参加したことがあれば、授業で発表できるように写真などを簡単にまとめておく。
*復習:配布された資料をしっかり読んで理解する。
授業実施特記 *課外授業①②のどちらも無理な場合は別のボランティア活動(7月末までに課題で行うものとも別)を講師に相談して認められて実行・報告すれば、代替することもできる。 授業実施特記
第5回 内容
5月13日(土)19-22時:2回分で計算=課外授業①との重複は不可
 課外授業②:国際ボランティア・特別イベント(東京都渋谷区)に参加。
第20回 内容
10月25日(水)
 子ども教育と国際ボランティア
* 特に後半でアクションを企画する、カンボジアの放課後教育活動がメイン。
* 同分野での活動経験者や海外NGO(オンライン)を招き、話を聞ける可能性もあり。
授業時間外における学修(予習・復習等) *予習:事前案内をしっかり読んで理解し、持ち物等を準備しておく。
*復習:参加しての感想を簡単にまとめ、講師に提出する。
授業時間外における学修(予習・復習等) *予習:可能な範囲で、該当分野の状況・問題やNPO・政府・企業等の取り組み、(国際)ボランティア活動について調べてみる。また実際に該当分野でボランティア活動に参加したことがあれば、授業で発表できるように写真などを簡単にまとめておく。
*復習:配布された資料をしっかり読んで理解する。
授業実施特記 *課外授業①②のどちらも無理な場合は別のボランティア活動(7月末までに課題で行うものとも別)を講師に相談して認められて実行・報告すれば、代替することもできる。
*5/17は講師出張につき、休講。
授業実施特記
第6回 内容
5月21日(日)10時~17時:3回分で計算
 課外授業③:週末ワークキャンプ・岡上で里山保全ボランティア活動に参加。
* 部分参加も可だが、参加時間に応じて出席回数の扱いも変動。
第21回 内容
10月28日(土)18時~21時:2回分で計算
 課外授業①:イベント「国際ボランティア大賞」に参加。
授業時間外における学修(予習・復習等) *予習:事前案内をしっかり読んで理解し、持ち物等を準備しておく。
*復習:参加しての感想を簡単にまとめ、講師に提出する。
授業時間外における学修(予習・復習等) *予習:事前案内をしっかり読んで理解し、準備しておく。
*復習:参加しての感想を簡単にまとめ、講師に提出する。
授業実施特記 *課外授業①②のどちらも無理な場合は別のボランティア活動(7月末までに課題で行うものとも別)を講師に相談して認められて実行・報告すれば、代替することもできる。 授業実施特記
第7回 内容
5月21日(日)10時~17時:3回分で計算
 課外授業③:週末ワークキャンプ・岡上で里山保全ボランティア活動に参加。
* 部分参加も可だが、参加時間に応じて出席回数の扱いも変動。
第22回 内容
10月28日(土)18時~21時:2回分で計算
 課外授業①:イベント「国際ボランティア大賞」に参加。
授業時間外における学修(予習・復習等) *予習:事前案内をしっかり読んで理解し、準備しておく。
*復習:参加しての感想を簡単にまとめ、講師に提出する。
授業時間外における学修(予習・復習等) *予習:事前案内をしっかり読んで理解し、準備しておく。
*復習:参加しての感想を簡単にまとめ、講師に提出する。
授業実施特記 *課外授業①②のどちらも無理な場合は別のボランティア活動(7月末までに課題で行うものとも別)を講師に相談して認められて実行・報告すれば、代替することもできる。 授業実施特記
第8回 内容
5月21日(日)10時~17時:3回分で計算
 課外授業③:週末ワークキャンプ・岡上で里山保全ボランティア活動に参加。
* 部分参加も可だが、参加時間に応じて出席回数の扱いも変動。
第23回 内容
11月1日(水)
 実際に参加できる!色々な国際ボランティア
* 実習で春休みに参加できる、全国各地のボランティア活動を紹介。
* 活動経験者や国内NPO(オンライン)を招き、話を聞ける可能性もあり。
授業時間外における学修(予習・復習等) *予習:事前案内をしっかり読んで理解し、準備しておく。
*復習:参加しての感想を簡単にまとめ、講師に提出する。
授業時間外における学修(予習・復習等) *予習:事前案内をしっかり読んで理解し、持ち物等を準備しておく。
*復習:参加しての感想を簡単にまとめ、講師に提出する。
授業実施特記 *課外授業①②のどちらも無理な場合は別のボランティア活動(7月末までに課題で行うものとも別)を講師に相談して認められて実行・報告すれば、代替することもできる。 授業実施特記
第9回 内容
5月24日(水)
 環境と国際ボランティア(活動報告→まとめ→小組であるべき社会と目指すべき活動→発表)
* SDGs 13(気候変動)、14(海洋環境)、15(陸の環境)も含む。
* 小グループに分かれ、環境問題やそのボランティア発展ネットワークについてのディベートを実施。
第24回 内容
11月8日(水)
 貧困撲滅と国際ボランティア
* 特に後半でアクションを企画する、ベトナムの水上スラムや山岳民族の活動がメイン。
* 来日中のベトナムNGO職員・Namさんに来場し、話して頂く予定!
授業時間外における学修(予習・復習等) *予習:可能な範囲で、環境に関する社会の状況・問題やNPO・政府・企業等の取り組み、(国際)ボランティア活動について調べてみる。実際に環境ボランティア活動に参加したことがあれば、授業で発表できるように写真などを簡単にまとめておく。
*復習:配布された資料をしっかり読んで理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) *予習:可能な範囲で、該当分野の状況・問題やNPO・政府・企業等の取り組み、(国際)ボランティア活動について調べてみる。また実際に該当分野でボランティア活動に参加したことがあれば、授業で発表できるように写真などを簡単にまとめておく。
*復習:配布された資料をしっかり読んで理解する。
授業実施特記 授業実施特記
第10回 内容
5月31日(水)
 開発・農業と国際ボランティア(活動報告→まとめ→小組であるべき社会と目指すべき活動→発表)
* SDGs 1(貧困)、2(食糧・農業)、3(健康)、6(水・衛生)、10(地域づくり)も含む。
第25回 内容
11月11日(土)10時~12日(日)12時:3回分で計算
 課外授業②:週末ワークキャンプ・岡上で里山保全ボランティア活動に参加。
* 日帰り等の部分参加も可だが、参加時間に応じて出席回数の扱いも変動。
授業時間外における学修(予習・復習等) *予習:可能な範囲で、開発・農業に関する社会の状況・問題やNPO・政府・企業等の取り組み、(国際)ボランティア活動について調べてみる。実際に開発・農業ボランティア活動に参加したことがあれば、授業で発表できるように写真などを簡単にまとめておく。
*復習:配布された資料をしっかり読んで理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) *予習:事前案内をしっかり読んで理解し、持ち物等を準備しておく。
*復習:参加しての感想を簡単にまとめ、講師に提出する。
授業実施特記 授業実施特記
第11回 内容
6月7日(水)
 教育と国際ボランティア(活動報告→まとめ→小組であるべき社会と目指すべき活動→発表)
* SDGs 4(教育)も含む。
* 世界中の様々な活動を紹介。幾つかのトピックでMovingディベートも実施。
第26回 内容
11月11日(土)10時~12日(日)12時:3回分で計算
 課外授業②:週末ワークキャンプ・岡上で里山保全ボランティア活動に参加。
* 日帰り等の部分参加も可だが、参加時間に応じて出席回数の扱いも変動。
授業時間外における学修(予習・復習等) *予習:可能な範囲で、文化・平和に関する社会の状況・問題やNPO・政府・企業等の取り組み、(国際)ボランティア活動について調べてみる。実際に文化・平和ボランティア活動に参加したことがあれば、授業で発表できるように写真などを簡単にまとめておく。
*復習:配布された資料をしっかり読んで理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) *予習:可能な範囲で、社会の状況・問題やNPO・政府・企業等の取り組み、(国際)ボランティア活動について調べてみる。実際に国際ボランティア活動に参加したことがあれば、授業で発表できるように写真などを簡単にまとめておく。
*復習:配布された資料をしっかり読んで理解する。
授業実施特記 授業実施特記
第12回 内容
6月14日(水)
 ラオス、スリランカのNGO代表とオンラインで生中継し、現地の取り組みや文化を聞き、質疑。
第27回 内容
11月11日(土)10時~12日(日)12時:3回分で計算
 課外授業②:週末ワークキャンプ・岡上で里山保全ボランティア活動に参加。
* 日帰り等の部分参加も可だが、参加時間に応じて出席回数の扱いも変動。
授業時間外における学修(予習・復習等) *予習:可能な範囲で、教育に関する社会の状況・問題やNPO・政府・企業等の取り組み、(国際)ボランティア活動について調べてみる。実際に教育ボランティア活動に参加したことがあれば、授業で発表できるように写真などを簡単にまとめておく。
*復習:配布された資料をしっかり読んで理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) *予習:可能な範囲で、上記各テーマの状況・問題を調べてみる。
*復習:どんなアクションを企画したいか、調べたり、考えておく。
授業実施特記 * 6/21(水), 6/28(水), 7/5(水)は講師の出張により、休講。 授業実施特記
第13回 内容
7月12日(水)
 プロジェクト提案書を全員発表し、幾つかのチームを結成し、内容について全体でも議論。議論での指摘を基に、提案書を修正する。
第28回 内容
11月15日(水)
 インドネシアの環境保護、カンボジアの子ども教育、ベトナムの貧困撲滅の3つのアクション・チームを結成。プロジェクト提案書をグループ毎に作成・議論して、アクションを決定。
授業時間外における学修(予習・復習等) *予習:プロジェクト提案書の原案を作成し、講師に提出する。
*復習:提案書を実行する(第一弾)。
授業時間外における学修(予習・復習等) *予習:どんなアクションを企画したいか、調べたり、考えておく。
*復習:アクションを実行する。
授業実施特記 授業実施特記 *11/22,29は講師出張のため休講。
第14回 内容
7月19日(水)
 プロジェクトのアクションの中間報告を全員発表し、内容について議論。
第29回 内容
12月6日(水)
 アクションの中間結果を発表。改善・発展策を話し合う。
授業時間外における学修(予習・復習等) *予習:アクションの中間報告を作成しておく。
*復習:アクション第二弾を実行。
授業時間外における学修(予習・復習等) *予習:アクションの中間結果をまとめる。
*復習:更にアクションを実行してみる。
授業実施特記 授業実施特記 *12/13は講師出張のため休講。
第15回 内容
7月26日(水)
 プロジェクトのアクションの最終報告を全員発表。
第30回 内容
12月20日(水)
 アクションの最終結果を発表。改善・発展策を話し合う。
授業時間外における学修(予習・復習等) *予習:アクションの最終報告を作成しておく。
*復習:課外授業不参加の生徒は必ず月末までにボランティア活動を行い、報告書を月末までに講師に提出する。
授業時間外における学修(予習・復習等) *予習:プロジェクト提案書の修正案を作成し、講師に提出する。
*復習:アクションの報告書を月末までに講師に提出する。
授業実施特記 授業実施特記
国際ボランティア(集中講義・英語)
クリックして表示・非表示切り替え
概要
授業の概要・ねらい ● 世界中の色々なボランティア活動を知り、体験談も聞き、視野を広げられる!
● 積極的に話し合い、アクションを企画し、海外のNGOや若者との交流もできる!
● 希望者は全国各地の国際ワークキャンプに参加して、素晴らしい体験もできる!
 そんなことにチャレンジしたい方は、大歓迎☆

 国際ボランティア活動とはどんなものがあり、社会と個人にどんな成果・可能性と課題・限界をもたらすのか。国際ワークキャンプを中心に、 ①時代別考察(歴史・現在・将来)。②国・地域別考察。③分野別考察(環境保護、文化保護、社会福祉、農村開発、青少年教育、等)を以下の形で行う。
 1)統計・資料等を使っての学習。2)体験者を呼んだり、世界とオンラインでつないでのフレッシュな話。3)受講者がテーマ別に小グループに分かれ「世の中どうなってほしいか」「そのために何ができるか」の話し合い 。4)プロジェクトの企画。5)実際のボランティア活動への参加と成果・課題の報告

 国際ワークキャンプとは、世界中から集まるボランティア(主に若者)と地域の住民が共に暮らしながら、環境・開発・文化・教育・福祉等に取り組む、合宿型の国際ボランティア事業。1920年にフランスで始まり、毎年90ヶ国以上のNGOが約3,000ヶ所で開催、国連も支援。特定の政治・宗教・経済的な利益を求めずに、地域社会の改善や国際交流・協力を通じて、平和で公正で緑豊かな地域社会の創造を目指す。

 この授業は講義と実習(ボランティア1、2として実施)で2単位ずつとなる。本シラバスでの下記授業計画は課外授業も含めて講義部分であり、実習は希望者が主に夏休みか春休みに、1週間以上の国際ワークキャンプに参加する(コロナ禍の状況により、日本人・日本在住者のみの場合も)。実習プログラムは授業中に紹介するが、里山の保全(福島県)、住民1人の村で雪かき(石川県)、山奥で有機農業(長野県)、児童館で子どもと活動(徳島県)、みかんの収穫(愛媛県)等、様々なものから好きなものを選べる。

 実習は期間によって成績確定時期が変わり、例えば2022年春期の受講者は、実習と報告・現地評価を終えるのが2022年9月~23年1月なら2022年秋期扱い、2023年2月~7月なら2023年春期扱いになる。

●受講資格:過去にボランティア関連科目を取ったことがなくても、受講可能!特別な技能や経験がなくても誰でも気軽に参加でき、観光やビジネスではできない現地の素顔の発見、住民との新しい交流、皆で共通の目標に取り組む達成感が得られる。ただし、やる気・責任感・協調性・柔軟性は必要。
教科書と準備するもの  一冊100円の国際ボランティア情報冊子を授業初日に購入。またベトナム文化体験として、2日目のランチを町田のベトナム料理屋で味わう予定のため、その費用(1000円位)も自己負担となります。必要に応じて、こちらからの指示により、資料を配付したり、書類を提出してもらいます。
参考書  ボランティア活動を企画したり、実際に参加する際の関連情報(必要に応じて授業中に案内)
●以前ベトナムと行った3日間のオンライン・ワークキャンプ https://www.nice1.gr.jp/wc_15031/
評価の基準 【講義】①授業に一定以上参加して、十分な意欲を持って学習・議論する。②社会課題と目指す姿、そのための国際ボランティア活動の企画を構想してみる。③実際にボランティア活動を行って報告し、受入側にも良い評価を受ける。


【実習】①事前の授業に一定以上参加して、活動の趣旨等を十分に理解する。②ボランティア活動に全期間参加できる(活動は1週間以上)。③受入側に「来てもらって良かった」と思われる(ワークへの意欲・責任感、他の参加者へのオープンさ・協調性・異文化理解、地域の方々への姿勢を評価される)。④事前研修に、適切な姿勢で全期間参加できる。⑤口頭及びレポート用紙で、十分な内容を伴った活動報告を行える。
具体的評価方法  この授業での成績の評価方法は、以下になります。
1)講義部分(2単位)
 ①アクション・プランの内容、②アクション・プランの成果と報告書の内容を評価。①は提案の公益性、具体性、実現可能性、時代・地域性、心に来る度の5点で評価します。②は可視化できた成果や現地の状況理解度、今後へのビジョン等で評価。

2)実習部分(2単位)
 「ボランティア1,2」の科目として。①実習参加。②運営側からの評価。③報告書の有無・内容。④口頭報告の有無・内容
到達目標  講義:①ボランティア活動を理論だけでなく、実践例からも学ぶ。②更に実際どうあるべきか能動的に考え、自分なりの意見を持つ。 ③企画や活動の参加にも挑戦する。
 実習:①作業や共同生活、他者との交流に積極的かつ適正に取り組んで良い成果を生み出し、受入地域・他のボランティアに「来てもらって良かった」と評価さる。②作業・生活・語学等の経験とスキル、他者とうまく意思疎通して協力する力等を伸ばし、自己の成長に良い成果を得られて、「行って良かった」と思える。

授業計画
第1回 内容
9月4日(月)1時間目
 授業に期待すること。世界・日本の国際ボランティア活動(歴史・統計・実例。体験談・質問)
授業時間外における学修(予習・復習等) *予習:授業で取り組みたい・成し遂げたいことを考えておく。可能な範囲で、ネットや本を使い、国際ボランティア活動について調べてみる。また事前配布された資料をしっかり読んで理解する。
授業実施特記
第2回 内容
9月4日(月)2時間目
 「社会のここをこう変えたい!」「こんなのがあったらいい!」国際ボランティアの企画ワークショップ
授業時間外における学修(予習・復習等)
授業実施特記
第3回 内容
9月4日(月)3時間目
 ベトナム山岳部・Mai Chauについて事前説明(現地での活動経験者の体験談含む)
授業時間外における学修(予習・復習等)
授業実施特記
第4回 内容
9月4日(月)4時間目
 ベトナム山岳部・Mai Chauとオンラインでつながって状況を聞き、質疑応答を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等)
授業実施特記
第5回 内容
9月4日(月)5時間目
 現地の人達との文化交流アクションを企画。パフォーマンスの種類毎に小グループに分かれる。
授業時間外における学修(予習・復習等) *復習:同じチーム内で連絡を取り合って、アクションを準備。
授業実施特記
第6回 内容
9月5日(火)1時間目
 ベトナム料理屋(町田)へ各自移動。
授業時間外における学修(予習・復習等)
授業実施特記
第7回 内容
9月5日(火)2時間目
 ベトナム料理屋でランチを食べながら、ベトナム料理を体感。
授業時間外における学修(予習・復習等)
授業実施特記
第8回 内容
9月5日(火)3時間目
 現地の人達との文化交流アクションを最終準備。
授業時間外における学修(予習・復習等)
授業実施特記
第9回 内容
9月5日(火)4時間目
 再びベトナム山岳部・Mai Chauとオンラインでつながって、文化交流。
授業時間外における学修(予習・復習等)
授業実施特記
第10回 内容
9月5日(火)5時間目
 現地の手芸品を売るためのアクション・プランを考え、小グループに分かれる。
授業時間外における学修(予習・復習等) *復習:アクションを準備。
授業実施特記 アクションの準備・実行は小グループ毎に行う。
第11回 内容
9月6日(水)1時間目
 アクションを最終準備(例:SNSに流す記事を完成)。
授業時間外における学修(予習・復習等)
授業実施特記
第12回 内容
9月6日(水)2時間目
 アクションを実行する。
授業時間外における学修(予習・復習等)
授業実施特記
第13回 内容
9月6日(水)3時間目
 アクションを実行する。
授業時間外における学修(予習・復習等)
授業実施特記
第14回 内容
9月6日(水)4時間目
 三度ベトナム山岳部・Mai Chauとオンラインでつながって、アクションの結果を報告し、現地の意見や未来への思いを聞く。
授業時間外における学修(予習・復習等)
授業実施特記
第15回 内容
9月6日(水)5時間目
 3日間の感想。チーム毎に今後のアクションもまとめる。
授業時間外における学修(予習・復習等)
授業実施特記