最終更新日:2020/01/27
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2020 (週1コマ)秋期 開講時限 水1
開講学部・学科等 政経
科目コード 631031400 科目ナンバー PEA01201
授業名 近代ヨーロッパ政治史
英文授業名 Political History of Modern Europe
担当教員 川島 耕司

授業形態 講義、アクティブ・ラーニング
e-learning利用 manaba その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
特になし
後続関連授業 現代ヨーロッパ政治史
教職課程科目 教科に関する科目
テーマ・キーワード フランス革命、ナポレオン、女性と政治、議会主義、帝国主義、第1次世界大戦

授業の概要・ねらい 本講義では18世紀から19世紀を中心としたヨーロッパ政治史を扱います。近代イギリスやフランスで発生した市民革命はいかなる社会と政治を生み出したのか、女性の地位向上運動はどのような問題に直面したのか、あるいはヨーロッパ諸国のアジアやアフリカへの進出はどのような問題をもたらしたのかといった点を皆さんと共に考えていきたいと思っています。

全授業のうちの2回は知識構成型ジグソー法によるグループワークを行います。この学習法により皆さんは相互に説明し合いながら問題意識を育むとともに基礎的な知識を得ることになります。

その他の授業は以下のような構成で行います。

①ミニレポートの講評(15分)
②通常の講義(50分)
③グループワーク(20分)
  うちアイスブレイク5分、主要テーマ15分
④学生の発表(5分)

グループはあらかじめ指定しますので、受講者は自分のグループの所に座ってください。グループワークにおいてはまず司会者を決めます。司会は持ち回りです。話し合いはまずペアで行います。その後司会者を中心にグループで話し合います。授業の最後にグループの意見を全体に発表する機会を設けます。話し合いのテーマはこちらから指定します。「今日の授業を受けて考えたこと」とする場合もありますが、より特殊なテーマにすることもあります。

グループはできる限りさまざまな学年が入り交じるように決めますので、学年を超えた意見交換の場となります。アイスブレイクを行い、グループ内の意思疎通を促し、より深い議論ができるようにします。皆さんの取り組み次第でコミュニケーション力を身につける貴重な場ともなり得ます。積極的な参加を期待します。
到達目標 フランス革命の性格とその意義、ナポレオンの役割、女性の社会進出と政治、ヨーロッパの世界的拡大とその意義に関する基本的事項を説明できるようにする。グループワークにおいては、自らの意見を根拠とともに提示すること、また他者の意見を聞く中でより深い議論を展開できるようにする。小テストを提出することで、学習した事項と自らの体験や既習事項と結びつけ自らの考えを文章化することができるようにする。
教科書と準備するもの 特に教科書は使いません。

この授業ではmanabaを使います。できれば前もって各自がmanabaに入れるようにしておいてください。
参考書 服部春彦・谷川稔編著『フランス近代史――ブルボン王朝から第五共和政へ――』ミネルヴァ書房、1993年。
安達正勝『物語フランス革命――バスチーユ陥落からナポレオン戴冠まで』中公新書、2008年。
井上洋子他『ジェンダーの西洋史』法律文化社, 1998。
角山栄『茶の世界史――緑茶の文化と紅茶の社会――』中公新書、1996年。
E.J.ホブズボーム『帝国の時代』1,2,野口建彦、野口照子訳、みすず書房、1993年。

その他は授業中に指示します。
評価の基準 講義のなかで提示されるテーマ・キーワードの意味を自分の言葉で説明することができる。
歴史的出来事と自らの経験をつなぎ合わせ、文章に表現することができる。
与えられたテーマを他の学生と議論し、自らの理解をより深めることができる。
具体的評価方法 定期試験(50%)
ミニレポート(40%)
受講態度(10%)

定期試験の比重は半分しかありませんから、定期試験のみで単位を取ることは不可能です。毎授業後のmanabaによるミニレポート、受講態度を重視して下さい。受講態度に関しては、授業中の私語、グループワークへの参加姿勢を考慮します。

manabaによるミニレポートは毎回行います。通常、「授業を受けて考えたこと、疑問に思ったこと、調べてみたいこと」をmanabaに書き込んでもらいます。締め切りは次の月曜の24時までとします。自宅のパソコンなどからも入力可能です。受講者は必ずあらかじめmanabaに入れるようにしておいてください。書き込みには、基本的に提出1回ごとに1点から4点をつけるということにします。ミニレポートの評価の基準に関しては授業中に詳しく指示しますが、学習内容と自らの経験や既習事項を関連させた書き込みの評価は高くなります。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
私語により厳しく対応する。
より明瞭に話すように留意する。
まず個人で考え、次にペアで話し、グループ、全体でシェアするThink Pair Share方式を使い、話し合いを活性化する。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
授業の概略について。
グループワークの意義や進め方について。
授業の評価方法。
ミニレポートの書き方と評価方法。
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業を受けて考えたことをmanabaの「レポート」欄に書き込む。
フランス革命とナポレオンの関係について調べ、予備知識を得る。
授業実施特記
第2回 内容
フランス革命の光と影(知識構成型ジグソー法)
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業を受けて考えたことをmanabaの「レポート」欄に書き込む。
プリントに提示された事項について調べ、考えをまとめてくる。
授業実施特記
第3回 内容
フランス革命の原因と経緯
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業を受けて考えたことをmanabaの「レポート」欄に書き込む。
プリントに提示された事項について調べ、考えをまとめてくる。
授業実施特記
第4回 内容
フランス革命と恐怖政治
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業を受けて考えたことをmanabaの「レポート」欄に書き込む。
プリントに提示された事項について調べ、考えをまとめてくる。
授業実施特記
第5回 内容
ナポレオンとヨーロッパ
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業を受けて考えたことをmanabaの「レポート」欄に書き込む。
プリントに提示された事項について調べ、考えをまとめてくる。
授業実施特記
第6回 内容
女性と近代(知識構成型ジグソー法)
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業を受けて考えたことをmanabaの「レポート」欄に書き込む。
プリントに提示された事項について調べ、考えをまとめてくる。
授業実施特記
第7回 内容
フランス革命と女性
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業を受けて考えたことをmanabaの「レポート」欄に書き込む。
プリントに提示された事項について調べ、考えをまとめてくる。
授業実施特記
第8回 内容
女性と政治
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業を受けて考えたことをmanabaの「レポート」欄に書き込む。
プリントに提示された事項について調べ、考えをまとめてくる。
授業実施特記
第9回 内容
イギリスの議会主義と女性参政権運動
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業を受けて考えたことをmanabaの「レポート」欄に書き込む。
プリントに提示された事項について調べ、考えをまとめてくる。
授業実施特記
第10回 内容
ヨーロッパの世界的拡大(知識構成型ジグソー法)
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業を受けて考えたことをmanabaの「レポート」欄に書き込む。
プリントに提示された事項について調べ、考えをまとめてくる。
授業実施特記
第11回 内容
イギリス帝国の形成
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業を受けて考えたことをmanabaの「レポート」欄に書き込む。
プリントに提示された事項について調べ、考えをまとめてくる。
授業実施特記
第12回 内容
奴隷貿易とイギリス政治
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業を受けて考えたことをmanabaの「レポート」欄に書き込む。
プリントに提示された事項について調べ、考えをまとめてくる。
授業実施特記
第13回 内容
ドイツ統一とヨーロッパ
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業を受けて考えたことをmanabaの「レポート」欄に書き込む。
プリントに提示された事項について調べ、考えをまとめてくる。
授業実施特記
第14回 内容
帝国主義の展開
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業を受けて考えたことをmanabaの「レポート」欄に書き込む。
プリントに提示された事項について調べ、考えをまとめてくる。
授業実施特記
第15回 内容
第一次世界大戦とその帰結
授業時間外における学修(予習・復習等) 授業を受けて考えたことをmanabaの「レポート」欄に書き込む。
プリントに提示された事項について調べ、考えをまとめてくる。
授業実施特記