最終更新日:2018/03/29
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概要
対象年度 年度 2018 (週1コマ)秋期 開講時限 月4
開講学部・学科等 法・政経・理工・文・経営
科目コード 110102400 科目ナンバー LAH01202
授業名 地理学B
英文授業名 Geography B
担当教員 村田 昌則

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード 地形と自然災害 環境問題

授業の概要・ねらい 前半は過去の事例を取り上げながら、自然災害について地理学的な観点から概説する。後半は環境問題を取り上げて授業を進める。本講義の内容は同じ教員による地理学Aで解説する地形の成り立ち・特性をふまえたものとなるので、履修希望者は地理学Aの内容の事前の理解が必須である。同じ教員による春期の地理学Aを受講した後に履修するのが望ましい。
到達目標 自然災害のメカニズムと特性を適切に理解し、説明できる
地球温暖化など環境問題の要因と課題を理解し、説明できる。
教科書と準備するもの 教科書は指定しない。資料はプリントにて配布する。
参考書 授業内容に関連する参考書は授業中に適宜紹介する。
評価の基準 自然災害のメカニズムと特性を適切に理解している。
地球温暖化など環境問題の要因と課題を理解している。
具体的評価方法 授業中に実施する地形図や図表などを使った課題演習と小レポートの提出状況30%と学期末筆記試験70%の割合で評価する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
映像や写真を利用して理解しやすい授業を進める。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
ガイダンス 地理学と自然災害
授業時間外における学修(予習・復習等) シラバスを読んでおくこと。
授業中に解決できなかった疑問点を整理する。
授業実施特記
第2回 内容
自然災害発生の仕組み
授業時間外における学修(予習・復習等) 自然災害の発生連鎖について、過去の災害事例をあてはめて整理する。
授業実施特記
第3回 内容
土砂災害(1) 斜面崩壊・地すべり
授業時間外における学修(予習・復習等) 斜面崩壊・地すべりの発生要因をまとめる。
斜面崩壊・地すべりの前兆現象を整理する。
授業実施特記
第4回 内容
土砂災害(2) 土石流
授業時間外における学修(予習・復習等) 土石流と斜面崩壊、地すべりの相違点をまとめる。
土石流の前兆現象を整理する。
授業実施特記
第5回 内容
地震災害(1) 地震発生の仕組み
授業時間外における学修(予習・復習等) 日本列島周辺の地震発生のメカニズムを整理する。
授業実施特記
第6回 内容
地震災害(2) 地殻変動
授業時間外における学修(予習・復習等) 過去の地震にともなう地殻変動の類型を整理する。
授業実施特記
第7回 内容
地震災害(3) 関東大震災
授業時間外における学修(予習・復習等) 1923年大正関東地震によってもたらされた関東大震災の概要と被害状況をまとめる。
授業実施特記
第8回 内容
火山災害(1) 火山噴火の仕組み
授業時間外における学修(予習・復習等) 日本列島周辺で過去に発生した火山噴火様式を整理する。
授業実施特記
第9回 内容
火山災害(2) 降灰 噴石 溶岩 火山灰
授業時間外における学修(予習・復習等) 火山噴火の噴出物による直接的被害の特徴を整理する。
授業実施特記
第10回 内容
火山災害(3) 火山泥流 山体崩壊 岩屑なだれ
授業時間外における学修(予習・復習等) 火山噴火の随伴現象による被害を整理する。
授業実施特記
第11回 内容
火山災害(4) 大規模カルデラ噴火
授業時間外における学修(予習・復習等) 大規模カルデラ噴火のメカニズムと想定される被害をまとめる。
授業実施特記
第12回 内容
水害 河川洪水
授業時間外における学修(予習・復習等) 居住地域または近隣地域の洪水ハザードマップを閲覧し、どのような被害が予測されているか確認する。
授業実施特記
第13回 内容
世界の環境問題
授業時間外における学修(予習・復習等) 森林破壊、酸性雨、砂漠化など世界各地の環境問題を整理する。
授業実施特記
第14回 内容
地球温暖化
授業時間外における学修(予習・復習等) 地球温暖化による環境への影響を整理する。
地球温暖化に対する国際的な取り組みをまとめる。
授業実施特記
第15回 内容
総括・まとめ
授業時間外における学修(予習・復習等) これまでの授業内容を振り返り、整理しておくこと。
授業実施特記