最終更新日:2018/03/20
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概要
対象年度 年度 2018 (週1コマ)秋期 開講時限 水4
開講学部・学科等
科目コード 671300300 科目ナンバー PSC02107
授業名 発達心理学
英文授業名 Developmental Psychology
担当教員 雨森 雅哉

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業 心理学概論、教育心理学
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード 生涯発達、ライフサイクル

授業の概要・ねらい 人間の一生という時間を、発達段階の考え方で分け理解する。
各時期における身体的発達と精神的発達を心理学からのアプローチで解説する。
これからの将来に自身が親となり子どもと関わる、または子どもと関わる仕事に就く可能性もあるであろう学生に対し、児童期や青年期の子どもについて身体的側面・心理的側面・社会的側面の発達を理解することで、実際に子どもと関わる際にさまざまな個性をもつ子どもたちを理解できる大人となることをねらいとする。
またこれから経験するであろう成人期以降への理解を深めることで、これから直面するであろう問題への解決の助けとなることを期待する。
到達目標 教育の現場において必須であろう児童期と青年期についてだけではなく、人間の一生というなかで児童期、青年期以外の時期との関連性も含めて理解することで、児童生徒の理解への助けとなることを目標とする。
教科書と準備するもの 特に指定なし。
配布資料を配ります。
参考書 こころの科学 西野泰広編著 東洋経済新報社
評価の基準 レポート(2回くらい)、筆記試験にて評価する。
具体的評価方法 レポート(15%)を2回実施
筆記試験(70%)
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
質疑応答にて、不明瞭な部分や問題を残さないようにします。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
ガイダンス-発達心理学とは?-
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、発達という言葉を調べておく。
復習として、発達心理学が扱う内容についてまとめておく。
授業実施特記
第2回 内容
発達とはなにか?
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、身体的な発達と精神的な発達にはどういうものがあるか考えておく。
復習として、身体的発達と精神的発達の関連についてまとめておく。
授業実施特記
第3回 内容
発達の理論(ピアジェ、フロイト)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、発達がどのように起こるのか考えておく。
復習として、自身の子どもの頃の発達を思い出し、ピアジェやフロイトの理論に当てはめてみる。
授業実施特記
第4回 内容
発達の理論(ハーヴィガースト、エリクソン)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、まだ経験していない社会人としての自分を想像しておく。
復習として、エリクソンの理論からこれからの人生でどんな問題に直面するか考えてみる。
授業実施特記
第5回 内容
胎児期、新生児期の発達
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、胎児期と新生児期の期間を調べておく。
復習として、授業中に扱った赤ちゃんの能力についてまとめる。
授業実施特記
第6回 内容
乳児期の発達
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、自身の乳児期におけるなんらかのエピソードを家族に聞いておく。
復習として、授業中に扱った乳児期の特徴と予習で得られたエピソードを関連づけてみる。
授業実施特記
第7回 内容
幼児期の発達
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、幼児期の自身を思い出しておく(難しければ家族に聞いておく)。
復習として、幼児期の発達課題をまとめる。
授業実施特記
第8回 内容
児童期の発達1(身体的側面)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、小学校時代を思い出し、多くの能力を獲得したことをいくつか思い出しておく。
復習として、身体的発達と能力の獲得について関連性を考える。
授業実施特記
第9回 内容
児童期の発達2(集団生活)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、小学校時代の自身の友人関係や学級での役割を思い出しておく。
復習として、児童期における環境の変化が自身に与えた影響を考えてみる。
授業実施特記
第10回 内容
青年期の発達1(身体的変化)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、自身の小学校高学年~高校生の間に起きた身体的変化を思い出しておく。
復習として、授業中に取り上げた身体的変化が自身にも当てはまるか考えてみる。
授業実施特記
第11回 内容
青年期の発達2(アイデンティティ)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、自身の小学校高学年~高校生の間に起きたイライラするエピソードをまとめておく。
復習として、自身のイライラエピソードとアイデンティティの獲得に至る関連を考えてみる。
授業実施特記
第12回 内容
成人期の発達
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、大学を卒業したあとのことを予測しておく。
復習として、予習における予測だとどのような問題に遭遇するか考えてみる。
授業実施特記
第13回 内容
中年期の発達
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、中年期にどんな生活をしているか想像しておく。
復習として、中年期の問題を乗り越えるためにそれまでにどのような経験が必要か考えてみる。
授業実施特記
第14回 内容
老年期の発達
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、自身がもつ老人のイメージを文章としてまとめておく。
復習として、老年期の特徴を知ったことで予習で得られたイメージがどう変わったかまとめてみる。また自身の老年期をイメージしてみる。
授業実施特記
第15回 内容
発達の停滞と発達障害
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、これまでの授業で扱った発達課題をクリアできないとあとの時期にどのような影響があるか考えておく。
復習として、各発達段階と発達課題についてあらためてまとめておく。
授業実施特記