最終更新日:2018/03/18
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概要
対象年度 年度 2018 (週1コマ)秋期 開講時限 月3
開講学部・学科等 大学院
科目コード 044006200 科目ナンバー
授業名 構造解析特論
英文授業名 Advanced Structural Analysis
担当教員 横内 基

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業 地震工学特論
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード 応力解析、弾性論

授業の概要・ねらい (授業の概要)
実例として、アーチ形構造物の応力解析を行い、光弾性実験の画像による解析結果と比較検討する。構造解析の設計者として、境界要素法等による数値解析だけでなく、理論解析の知識を修得する。
(授業のねらい)
・物理現象を通して、その弾性力学的現象を理解する。
・主にFuorier級数を用いて建築構造解析を行える。
・各現象を視覚的に理解するために光弾性実験結果の応力画像を通して力学的現象を説明できる。
・インターンシップを行う上で、建築構造解析設計者としての必要な設計における考え方・技術等の知識を身に付ける。
到達目標 ・物理現象を通して、その弾性力学的現象を解説できる。
・主にFuorier級数による建築構造解析で実例を解くことができる。
・各現象を視覚的に理解するために光弾性実験結果の応力画像を通して力学的現象を説明できる。
・建築構造解析設計者としての必要な設計における考え方・技術等の知識を身に付ける。
教科書と準備するもの 「弾性論」、金田潔、彰国社
参考書 適宜配布する。
評価の基準 弾性力学的現象を理解し、実際の構造物の応力を構造解析によって求めることができる。また、建築構造解析設計者としての必要な設計における考え方・技術等の知識を身に付け、自身の言葉で解説することができる。
具体的評価方法 定期試験として課すレポート(70%)と口頭発表(30%)によって評価する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
授業評価アンケート結果を踏まえて、学生の状況を見ながら、具体的なわかりやすい事例を加えるなどの見直しを図っていく。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
外力のつり合い条件と境界条件について、2次元弾性論の基本を修得する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 外力のつり合い条件と境界条件について、2次元弾性論の基本に関する予習と復習。
授業実施特記
第2回 内容
適合条件を満足するための、重調和関数について修得する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 適合条件を満足するための、重調和関数に関する予習と復習。
授業実施特記
第3回 内容
2次元弾性論の基本として、重調和関数を満足する平面応力について、幾つかの例題を演習する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 2次元弾性論の基本として、重調和関数を満足する平面応力について、幾つかの例題に関する予習と復習。
授業実施特記
第4回 内容
建築構造物の各部分の解析を目的として、Fourier級数を用いて、構造解析を行う。その基本としてFourier変換についての基本を修得する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 建築構造物の各部分の解析を目的として、Fourier級数を用いて、構造解析に関する予習と復習。
授業実施特記
第5回 内容
前回のFourier逆変換についての基本を修得する。さらに、応用としてFourier級数近似について修得する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 応用としてFourier級数近似に関する予習と復習。
授業実施特記
第6回 内容
Fourier級数を用いた平面応力応力解析の基本を修得する。
授業時間外における学修(予習・復習等) Fourier級数を用いた平面応力応力解析の基本に関する予習と復習。
授業実施特記
第7回 内容
Fourier級数を用いて梁の応力解析を修得する。Deep Beam(成の大きい梁)について解析する。
授業時間外における学修(予習・復習等) Fourier級数を用いて梁の応力解析に関する予習と復習。
授業実施特記
第8回 内容
Fourier級数を用いて梁柱の接合部の解析を行う。光弾性実験結果の画像による解析結果の検討を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) Fourier級数を用いて梁柱の接合部の解析に関する予習と復習。
授業実施特記
第9回 内容
Fourier級数を用いて梁柱の接合部ハンチの解析を行う。光弾性実験結果の画像による解析結果の検討を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) Fourier級数を用いて梁柱の接合部ハンチの解析に関する予習と復習。
授業実施特記
第10回 内容
Fourier級数を用いて開口のある壁式構造物の解析を行う。光弾性実験結果の画像による解析結果の検討を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) Fourier級数を用いて開口のある壁式構造物の解析に関する予習と復習。
授業実施特記
第11回 内容
構造物のアーチ形状部分の解析を目的として、双極座標を用いて、構造解析を行う。その基本として双極座標について修得する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 構造物のアーチ形状部分の解析を目的として、双極座標を用いて、構造解析に関する予習と復習。
授業実施特記
第12回 内容
双極座標を用いて、構造解析を行う。重調和関数を満足する双極座標の解について、遇関数と奇関数について整理して、その利用方法を修得する。外力としての荷重にFourier級数を用いる。
授業時間外における学修(予習・復習等) 重調和関数を満足する双極座標の解について、遇関数と奇関数に関する予習と復習。
授業実施特記
第13回 内容
遇関数を用いた解として、アーチ形構造物の鉛直荷重時について解析する。光弾性実験結果の画像による解析結果の検討を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) 遇関数を用いた解として、アーチ形構造物の鉛直荷重時について解析に関する予習と復習。
授業実施特記
第14回 内容
奇関数を用いた解として、アーチ形構造物のせん断荷重時について解析する。また、片側集中荷重時の解を求める。光弾性実験結果の画像による解析結果の検討を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) 奇関数を用いた解として、アーチ形構造物のせん断荷重時について解析に関する予習と復習。
授業実施特記
第15回 内容
これまで修得した内容から、各自が作成した構造解析の問題をレポートとして提出する。そのための、解説を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) これまで修得した内容から、各自が作成した構造解析の問題をレポートに関する予習と復習。
授業実施特記