対象年度	年度	2018	期	(週1ｺﾏ)春期	開講時限	土2
開講学部・学科等	大学院
科目コード	044002800		科目ナンバー
授業名	建設工学特別演習Ⅲ
英文授業名	Special Exercises in Civil and Architectural Engineering Ⅲ
担当教員	横内　基

授業形態	講義、演習、実験・実習・実技
	e-learning利用		その他：
担当形態	単独
関連する授業
	当科目履修前に履修して おくことが望ましい科目
	後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード	限界耐力計算、建築耐震安全性検証

授業の概要・ねらい	我が国において、建築物の耐震安全性の検証法の一つに限界耐力計算法がある。建設工学特別演習Ⅲでは、インターンシップを行う上で、建築構造解析設計者としての必要な設計における考え方・技術等の知識を身に付けるために、限界耐力計算法の技術背景を理解し、実際にそれを用いて耐震安全性を検証できるようになることを目標とする。
到達目標	・実在する建物を限界耐力計算法により検証し、耐震安全性の所見を説明できる。
教科書と準備するもの	教科書は特に指定しない。教科書や教材は、必要に応じてプリントの配布や紹介をする。
参考書	必要に応じて配布や紹介をするが、自身の習熟度や抱える課題に応じて、主体的及び自主的に発掘して用いることが望ましい。
評価の基準	限界耐力計算法の技術背景を理解し、実際にそれを用いて耐震安全性を検証できる。
具体的評価方法	平常点50％、最終レポート50％ 平常点は、授業への参加状況、プレゼンテーションやレポートの提出状況等を総合的に判断する。

授業評価アンケート フィードバック・ 受講生へメッセージ	アンケートでの意見を踏まえ、習熟度に応じて具体的な実例を多く紹介するなどの改善を図る。
単位互換
特記

第1回	内容	ガイダンス、建築物の構造設計ルートのおさらい
	授業時間外における学修（予習・復習等）	事前に配布する資料をよく読み、内容を理解すること。
	授業実施特記
第2回	内容	限界耐力計算法の技術背景（１）：建物のモデル化
	授業時間外における学修（予習・復習等）	事前に配布する資料をよく読み、内容を理解すること。
	授業実施特記
第3回	内容	限界耐力計算法の技術背景（２）：地盤および入力地震動特性
	授業時間外における学修（予習・復習等）	事前に配布する資料をよく読み、内容を理解すること。
	授業実施特記
第4回	内容	演習対象建物の確認
	授業時間外における学修（予習・復習等）	事前に配布資料をよく確認し、対象建物の寸法や形状を把握する。また、水平力に対する抵抗要素としてどのようなものがあるのかを図面から読み取る。
	授業実施特記
第5回	内容	限界耐力計算法による耐震安全性の検証（１）：建物重量の評価
	授業時間外における学修（予習・復習等）	各自で図面から面積や部材寸法を読み取り、建物重量の評価を進める。
	授業実施特記
第6回	内容	限界耐力計算法による耐震安全性の検証（２）：各要素の復元力特性の評価
	授業時間外における学修（予習・復習等）	各自で図面から耐震要素を抽出して、各要素の復元力特性の評価を進める。
	授業実施特記
第7回	内容	限界耐力計算法による耐震安全性の検証（３）：建物の縮約１自由度モデルの作成
	授業時間外における学修（予習・復習等）	事前に配布する資料を参考に、各自で建物の縮約１自由度モデルの作成する。
	授業実施特記
第8回	内容	限界耐力計算法による耐震安全性の検証（４）：地盤増幅率の評価
	授業時間外における学修（予習・復習等）	事前に配布する資料を参考に、各自で地盤増幅率を評価する。
	授業実施特記
第9回	内容	限界耐力計算法による耐震安全性の検証（５）：等価粘性減衰定数の評価
	授業時間外における学修（予習・復習等）	事前に配布する資料と既に評価している建物の復元力特性を参考に、各自で等価粘性減衰定数を求める。
	授業実施特記
第10回	内容	限界耐力計算法による耐震安全性の検証（６）：設計用入力地震動の評価
	授業時間外における学修（予習・復習等）	事前に配布する資料を参考に、各自で加速度応答スペクトルを評価する。
	授業実施特記
第11回	内容	限界耐力計算法による耐震安全性の検証（７）：構造特性曲線による応答値の評価
	授業時間外における学修（予習・復習等）	事前に配布する資料を参考に、各自で応答値を評価する。
	授業実施特記
第12回	内容	限界耐力計算法による耐震安全性の検証（８）：耐震安全性の評価
	授業時間外における学修（予習・復習等）	事前に配布する資料を参考に、各自で耐震安全性を評価する。
	授業実施特記
第13回	内容	検証結果レポートの作成（１）
	授業時間外における学修（予習・復習等）	演習による一連の成果を体系的にレポートとして纏める。
	授業実施特記
第14回	内容	検証結果レポートの作成（２）
	授業時間外における学修（予習・復習等）	前回までの成果や議論を踏まえて一連の成果レポートの作成を進める。
	授業実施特記
第15回	内容	検証結果レポートの作成（３）
	授業時間外における学修（予習・復習等）	前回までの成果や議論を踏まえて一連の成果レポートの作成を進める。
	授業実施特記