最終更新日:2018/02/13
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概要
対象年度 年度 2018 (週1コマ)秋期 開講時限 月4
開講学部・学科等
科目コード 670004800 科目ナンバー
授業名 日本文化の歴史B
英文授業名 Japanese Cultural History B
担当教員 丸島 和洋

授業形態 講義
e-learning利用 manaba その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
日本文化の歴史A
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード 日本 文化 中世 宗教

授業の概要・ねらい  本講義では、中世(院政期~戦国織豊期)日本の文化や社会習俗に光をあてる。「文化の歴史」というと、絵画や文学・茶道に意識が向くが、幅広く中世の社会習俗そのものを扱うことで、中世社会そのもの、ひいては現代日本とどうつながるのか、あるいはどう変化したのかを考えてもらいたい。中世というとどうしても武士が主役となりがちだが、本講義では文化の牽引役としての公家や僧侶、そして民衆の生活も交えつつ講じる。これにより、教科書的な「政治史」では読み落としてしまう日本史の基層について、学んでいく。
 後期では、まず村落社会の生活実態を検討することからはじめ、中世人の信仰や国家・歴史認識を講じることで、中世日本文化とは何かを考えたい。
到達目標 中世日本の文化や社会習俗について、基礎的知識を身につけることを目的とする。それにより、現代日本との連続性や差違を史料に基づいて考える力、すなわち歴史学的思考法の基本を養う。
教科書と準備するもの 特定の教科書は指定しない。毎回プリントを配付すると共に、必要に応じて参考文献を紹介する。
参考書 講義に際して適宜提示する。
評価の基準 学期末レポートによる評価。レポートの課題は、講義中に提示する。出席は前提条件となるが、授業に際しコメントペーパーを求める場合がある。相互の理解度確認を主目的とするが、評価にあたって参考とする。
具体的評価方法 講義そのものや講義中に提示した参考文献の内容を元とし、自分の言葉で文章をまとめることができているかで評価する。講義中に提示した参考文献などの「丸写し」は大幅な減点対象となるので、注意されたい。なお、授業ごとのコメントペーパーも加味して判断する。
授業評価アンケート
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受講生へメッセージ
今年度新規担当。受講生の理解状況を確認しながら講義を進めようと思います。積極的に質問をしてきてください。
単位互換 世田谷6大学コンソーシアム
首都圏西部単位互換
その他
特記 板書やスライドのスマホ・デジカメによる撮影、およびSNSへのアップは控えること。図版類などモノクロプリントで読みづらいものについては、manabaによる講義後の配付を考えている。

授業計画
第1回 内容
ガイダンス―中世はどのような社会か―
自力救済と慢性的な飢饉、売買される人々
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布物があると、それを受け取っただけで安心してしまう傾向があるが、講義内容と結びつけなければ十分な理解をすることはできない。積極的にノートを取り、配布物やテキスト・参考文献を読み直して理解を深めてもらいたい。なお大学における板書は、補足説明的なものが主であるので、ただ板書を書き写すだけでは意味がない点に注意されたい。
授業実施特記
第2回 内容
中世の子供
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の復習や講義後のノートの読み直しを心懸ける。適宜参考文献を提示するので、それを読むことでより理解を深めてもらいたい。
授業実施特記
第3回 内容
様々な人質―村の質取り―
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の復習や講義後のノートの読み直しを心懸ける。適宜参考文献を提示するので、それを読むことでより理解を深めてもらいたい。
授業実施特記
第4回 内容
喧嘩を収める
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の復習や講義後のノートの読み直しを心懸ける。適宜参考文献を提示するので、それを読むことでより理解を深めてもらいたい。
授業実施特記
第5回 内容
犯罪者への処罰―法と私刑のはざまで―
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の復習や講義後のノートの読み直しを心懸ける。適宜参考文献を提示するので、それを読むことでより理解を深めてもらいたい。
授業実施特記
第6回 内容
鎌倉新仏教―被差別民救済と葬送儀礼―
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の復習や講義後のノートの読み直しを心懸ける。適宜参考文献を提示するので、それを読むことでより理解を深めてもらいたい。
授業実施特記
第7回 内容
信仰と参詣―富士・伊勢・熊野、そして高野山―
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の復習や講義後のノートの読み直しを心懸ける。適宜参考文献を提示するので、それを読むことでより理解を深めてもらいたい。
授業実施特記
第8回 内容
キリスト教の伝来
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の復習や講義後のノートの読み直しを心懸ける。適宜参考文献を提示するので、それを読むことでより理解を深めてもらいたい。
授業実施特記
第9回 内容
犬や猫
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の復習や講義後のノートの読み直しを心懸ける。適宜参考文献を提示するので、それを読むことでより理解を深めてもらいたい。
授業実施特記
第10回 内容
中世の馬
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の復習や講義後のノートの読み直しを心懸ける。適宜参考文献を提示するので、それを読むことでより理解を深めてもらいたい。また馬の博物館の展示見学も、予習・復習にはうってつけである。
授業実施特記
第11回 内容
天災と怪異
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の復習や講義後のノートの読み直しを心懸ける。適宜参考文献を提示するので、それを読むことでより理解を深めてもらいたい。
授業実施特記
第12回 内容
噂と情報
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の復習や講義後のノートの読み直しを心懸ける。適宜参考文献を提示するので、それを読むことでより理解を深めてもらいたい。
授業実施特記
第13回 内容
日本と外国―境界の認識、外国からみた日本―
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の復習や講義後のノートの読み直しを心懸ける。適宜参考文献を提示するので、それを読むことでより理解を深めてもらいたい。
授業実施特記
第14回 内容
文学作品とその受容
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の復習や講義後のノートの読み直しを心懸ける。適宜参考文献を提示するので、それを読むことでより理解を深めてもらいたい。
授業実施特記
第15回 内容
文化と歴史―中世人のまなざし、現代人の認識―
授業時間外における学修(予習・復習等) 前回の復習や講義後のノートの読み直しを心懸ける。適宜参考文献を提示するので、それを読むことでより理解を深めてもらいたい。
授業実施特記