最終更新日:2018/02/10
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概要
対象年度 年度 2018 (週1コマ)春期 開講時限 金3
開講学部・学科等
科目コード 661058900 科目ナンバー LWL03500
授業名 債権各論A
英文授業名 Civil Law (Obligation - Special Part) A
担当教員 森田 悦史

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
民法総則、物権法、債権総論
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード 契約の成立、契約の効力、契約の解除

授業の概要・ねらい 本講義では、債権法各論についての基礎的な理解を深めさせることを目的とする。債権各論には、契約の成立,契約の効力、契約の解除、贈与、売買、事務管理、請負、不法行為等がある。各項目について実際の事例を紹介しながら、条文、判例、学説について説明していきたい。
到達目標としては、学生に債権各論の基本的な知識を修得させて、それに関係する具体的な問題を自分で解決する力を身につけさせること。
到達目標 *債権各論の基本的な知識を修得させる。
*具体的な問題を自分で解決する力を身につけさせる。
教科書と準備するもの 堀田・柳・森田編著「債権各論」嵯峨野書院(2016年)
参考書 中村昌美編著(森田悦史他)「民法を知る1」八千代出版(2015年)
評価の基準 *債権各論の存在意義を理解できる。
*学説の違いを説明できる。
*判例を具体的に分析・解説できる。
具体的評価方法 定期試験90%、平常点10%とする。平常点には、授業内での発言や発言内容・受講態度を含めて小課題の提出を含む。


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受講生へメッセージ
*パワーポイントをさらに利用し、授業に役立てる。
*裁判例について主なレジュメを配布する。
*事例問題をついて、法的問題を理解させる。
単位互換
特記 六法持参・予習をして臨むこと。

授業計画
第1回 内容
契約の意義とその機能
1、社会生活と契約、2、契約自由の原則とその制限、3、契約の分類等を学ぶ
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、教科書P1~P10を読み、疑問事項をメモしておくこと。
復習は、自己の疑問事項と講義内容を反復し、理解を深めること。
授業実施特記
第2回 内容
契約の成立
1、申込とは、2、契約締結上の過失 3、意思表示の合致、4、申込の効力等を学ぶ
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、教科書P10~P19を読み、疑問事項をメモしておくこと。
復習は、自己の疑問事項と講義内容を反復し、理解を深めること。
授業実施特記
第3回 内容
契約の成立
1、承諾とは、2、承諾の効力発生時期、3、消費者契約の申込・承諾の取消、
4、交叉申込などを学ぶ
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、教科書P14~P17を読み、疑問事項をメモしておくこと。
復習は、自己の疑問事項と講義内容を反復し、理解を深めること。
授業実施特記
第4回 内容
懸賞広告と契約の効力全般
1、懸賞広告の意義、2、懸賞広告の性質と効力、3、優等懸賞広告、4、契約の効力導入としての機能を学ぶ
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、教科書P19~P24を読み、疑問事項をメモしておくこと。
復習は、自己の疑問事項と講義内容を反復し、理解を深めること。
授業実施特記
第5回 内容
契約の効力(1)
1、契約の目的、2、契約の可能性、3、契約の適法性、4、双務契約一般の牽連性を学ぶ
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、教科書P21~P24を読み、疑問事項をメモしておくこと。
復習は、自己の疑問事項と講義内容を反復し、理解を深めること。
授業実施特記
第6回 内容
契約の効力(2)
1、同時履行の抗弁権とは、2、同時履行の成立要件、3、同時履行の効果を学ぶ
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、教科書P24~P28を読み、疑問事項をメモしておくこと。
復習は、自己の疑問事項と講義内容を反復し、理解を深めること。
授業実施特記
第7回 内容
契約の効力(3)
1、危険負担とは、2、債権者主義と債務者主義、3、特定物に関する停止条件契約を学ぶ
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、教科書P28~P31を読み、疑問事項をメモしておくこと。
復習は、自己の疑問事項と講義内容を反復し、理解を深めること。
授業実施特記
第8回 内容
契約の効力(4)
1、契約解除の意義、2、契約解除権の種類、3、解除権の発生要件、
4、解除権の効果(解除権の遡及効と第三者)を学ぶ
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、教科書P34~P50を読み、疑問事項をメモしておくこと。
復習は、自己の疑問事項と講義内容を反復し、理解を深めること。
授業実施特記
第9回 内容
第三者のためにする契約
1、第三者のためにする契約とは、2、第三者のためにする成立要件、3、第三者のためにするその効果を学ぶ
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、教科書P31~P34を読み、疑問事項をメモしておくこと。
復習は、自己の疑問事項と講義内容を反復し、理解を深めること。
授業実施特記
第10回 内容
贈与の意義と効力
1、贈与の意義、2、贈与の成立、3、贈与の効力、4、特殊な贈与などを学ぶ
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、教科書P51~P60を読み、疑問事項をメモしておくこと。
復習は、自己の疑問事項と講義内容を反復し、理解を深めること。
授業実施特記
第11回 内容
売買の成立
1、売買とは、2、手付の種類、3、売買の社会的機能とその効力を学ぶ
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、教科書P60~P65を読み、疑問事項をメモしておくこと。
復習は、自己の疑問事項と講義内容を反復し、理解を深めること。
授業実施特記
第12回 内容
売買の効力(1)
1、売主の義務、2、売主の担保責任、3、隠れた瑕疵(権利の瑕疵、数量不足、一部滅失、用益物権の制限)を学ぶ
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、教科書P65~P71を読み、疑問事項をメモしておくこと。
復習は、自己の疑問事項と講義内容を反復し、理解を深めること。
授業実施特記
第13回 内容
売買の効力(2)
1、瑕疵担保責任の性質、2、法定責任説と不特定物売買、3、買主の義務、
4、担保責任と錯誤を学ぶ
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、教科書P71~P79を読み、疑問事項をメモしておくこと。
復習は、自己の疑問事項と講義内容を反復し、理解を深めること。
授業実施特記
第14回 内容
買戻と再売買の予約
1、買戻しの意義、2、買戻しの要件と効力、3、再売買の予約とは、
4、買戻しと再売買の相違を学ぶ
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、教科書P89~P93を読み、疑問事項をメモしておくこと。
復習は、自己の疑問事項と講義内容を反復し、理解を深めること。
授業実施特記
第15回 内容
特殊な売買契約
1、リース契約とは、2、割賦販売、クレジット契約、3、特定商取引法(訪問販売、通信販売)などを学ぶ
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、教科書P79~P89を読み、疑問事項をメモしておくこと。
復習は、自己の疑問事項と講義内容を反復し、理解を深めること。
授業実施特記