最終更新日:2018/03/08
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概要
対象年度 年度 2018 (週1コマ)秋期 開講時限 火3,火4
開講学部・学科等
科目コード 673502500 科目ナンバー
授業名 書写実習B
英文授業名 Practical Training in Calligraphy B
担当教員 加藤 泰弘

授業形態 実験・実習・実技
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
書写実習A(この授業での学習内容を習得しているという前提で授業を進める。)
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード 国語科書写、文字文化、手書き、行書、指導と評価

授業の概要・ねらい 小学校国語科書写から中学校国語科書写の内容全体を俯瞰し、実技と理論の学習を通して、指導内容についての理解を深める。
小学校教員としての確かな書写力を高めつつ、指導法や評価について資質・能力を身に付ける。
到達目標 ①小学校及び中学校学習指導要領の国語科書写の指導内容について理解している。
②実技と理論の両面から学び、幅広い技能を身に付ける。
③毛筆は硬筆の基礎という考え方、文字文化の広がりについて理解を深め、書写の指導法と評価法を身に付けている。
教科書と準備するもの 『明解 書写教育』全国大学書写書道教育学会編 萱原書房を教科書として使用する。第1回の授業で説明するが、書道用具一式が必要。大学ノート、2Bの鉛筆を用意すること。

参考書 必要に応じて指示する。プリントを配布する。
評価の基準 ①学習指導要領に示された小学校国語科書写の内容について理解を深め、中学校を含めた国語科書写の内容について理解している
②毎回の学習内容をノートに整理し、実技を通して指導力を高めている。
具体的評価方法 評価規準を踏まえ、各授業における理解の状況(20%)、ノートの整理状況(60%)、レポート(20%)で評価する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
「書写実習A」の授業アンケートの結果に基づき、授業改善を図るなどの対応を行う。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
ガイダンス
用具用材について
学習指導要領に示されている国語科書写の全体構造について
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)書写実習A学習したことを振り返っておくこと。
(復習)不明な点を整理しておくこと
授業実施特記
第2回 内容
楷書の点画と字形について
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)テキストの該当ページを読んでおくこと。
(復習)自分の課題を確認し、疑問点を整理しておくこと。
授業実施特記
第3回 内容
平仮名・片仮名の字形について
漢字仮名交じり文について
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)テキストの該当ページを読んでおくこと。
(復習)自分の課題を確認し、疑問点を整理しておくこと。
授業実施特記
第4回 内容
行書Ⅰ(点画の変化、方向の変化)について実技を通して理解を深める。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)テキストの該当ページを読んでおくこと。
(復習)自分の課題を確認し、疑問点を整理しておくこと。
授業実施特記
第5回 内容
行書Ⅱ(点画の連続)について実技を通して理解を深める。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)テキストの該当ページを読んでおくこと。
(復習)自分の課題を確認し、疑問点を整理しておくこと。
授業実施特記
第6回 内容
行書Ⅲ(点画の省略)について実技を通して理解を深める。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)テキストの該当ページを読んでおくこと。
(復習)自分の課題を確認し、疑問点を整理しておくこと。
授業実施特記
第7回 内容
行書Ⅳ(筆順の変化)について実技を通して理解を深める。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)テキストの該当ページを読んでおくこと。
(復習)自分の課題を確認し、疑問点を整理しておくこと。
授業実施特記
第8回 内容
行書と仮名の調和について実技を通して理解を深める。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)テキストの該当ページを読んでおくこと。
(復習)自分の課題を確認し、疑問点を整理しておくこと。
授業実施特記
第9回 内容
文字文化の広がりⅠ(漢字の生成について講義する)
実用的な書式Ⅰ(のし袋)
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)テキストの該当ページを読んでおくこと。
(復習)自分の課題を確認し、疑問点を整理しておくこと。
授業実施特記
第10回 内容
文字文化の広がりⅡ(篆書の成立、現代社会における篆書、判子について講義する)
実用的な書式Ⅱ(はがき)
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)テキストの該当ページを読んでおくこと。
(復習)自分の課題を確認し、疑問点を整理しておくこと。
授業実施特記
第11回 内容
文字文化の広がりⅢ(隷書の成立について講義する)
実用的な書式Ⅲ(封筒)
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)テキストの該当ページを読んでおくこと。
(復習)自分の課題を確認し、疑問点を整理しておくこと。
授業実施特記
第12回 内容
文字文化の広がりⅣ(行書と草書の成立について講義する)
実用的な書式Ⅳ(手紙の書き方)
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)テキストの該当ページを読んでおくこと。
(復習)自分の課題を確認し、疑問点を整理しておくこと。
授業実施特記
第13回 内容
文字文化の広がりⅤ(楷書の成立、日本の漢字の受容について講義する)
日本の古典と仮名
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)テキストの該当ページを読んでおくこと。
(復習)自分の課題を確認し、疑問点を整理しておくこと。
授業実施特記
第14回 内容
書き初め指導について、実技を通して理解を深める。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)テキストの該当ページを読んでおくこと。
(復習)自分の課題を確認し、疑問点を整理しておくこと。
授業実施特記
第15回 内容
全体のまとめ、授業の振り返り
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)学習内容全体を俯瞰し、疑問点をまとめること。
(復習)本授業の全体を振り返ること。
授業実施特記