最終更新日:2018/04/11
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概要
対象年度 年度 2018 (週1コマ)春期 開講時限 木2
開講学部・学科等
科目コード 670007000 科目ナンバー
授業名 地域の気候環境
英文授業名 Local Climatic Environment
担当教員 佐々木 明彦

授業形態 講義、実験・実習・実技、アクティブ・ラーニング
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
自然地理概説A・B
後続関連授業 グローバルな気候環境
教職課程科目
テーマ・キーワード 気候学、気象学、気候環境、小気候

授業の概要・ねらい 地理・環境専攻の気候環境を専攻する3年生対象の専門科目であり、日常生活と密接な関わりを持つ身近な気象・気候現象を取り上げ、その仕組みについて解説する。講義の5回分はグループを編成して野外での観測実習をおこなう。題材や観測手法は佐々木から提示するが、観測の計画や方法の構築などについては、グループごとの話し合いのもとに、総合討論して決定する。
到達目標 気候学の基礎的知識を身につけ、地域の気候特性について理解し、それらを説明できる。
教科書と準備するもの 教科書の指定はなし。講義の際にその内容に関する資料を配付する。資料の再配布はしないので、やむを得ず欠席する場合は、各自で対処すること。
参考書 講義の際に適宜紹介する。
評価の基準 気候学の基礎的知識と地域の気候特性について理解できていること。
具体的評価方法 定期試験(60%)とレポート課題(40%)で評価する。ただし、所定以上の欠席をした者は、試験の受験資格がなく、単位の認定を受けることができないので十分に注意すること。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
今年度開始のため、なし。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
ガイダンス
授業全体のアウトラインについて説明する。気候のスケールの概念について解説する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)当科目のシラバスを読んでおくこと。
(復習)授業での説明を整理しておくこと。
授業実施特記
第2回 内容
気候要素と気候因子
気候要素と気候因子について示し、それぞれの関係性について考察する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)気候要素と気候因子の意味を調べておくこと。
(復習)授業での説明を整理しておくこと。
授業実施特記
第3回 内容
局地風と気候景観
局地風の一般性と地域性について、日本各地の局地風を例にあげ、偏形樹などの気候景観を示す現象との関係について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習) 局地風と偏形樹について調べておくこと。
(復習) 授業での説明を整理しておくこと。
授業実施特記
第4回 内容
山岳における小気候(1)
山岳に発現する小気候について、気温、地温、積雪などの要素からみていく。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習) 冷気流、暖温帯について調べておくこと。
(復習) 授業での説明を整理しておくこと。
授業実施特記
第5回 内容
山岳における小気候(2)
山間部に発現する放射冷却と冷気湖について、それらのメカニズムを解説する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習) 放射冷却、冷気湖について調べておくこと。
(復習) 授業での説明を整理しておくこと。
授業実施特記
第6回 内容
日本海側の降雪の機構と総観気候
日本海側の降雪について、総観規模の現象との対応からみていく。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習) 日本海側の降雪について調べておくこと。
(復習) 授業での説明を整理しておくこと。
授業実施特記
第7回 内容
日本各地の海陸風
海陸風のメカニズムやそれによって発生する気象について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習) 海陸風について調べておくこと。
(復習) 授業での説明を整理しておくこと。
授業実施特記
第8回 内容
気候と生活(1)
都市の気候、とくに ヒートアイランドやクールアイランドの発現について学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習) ヒートアイランドやクールアイランドについて調べておくこと。
(復習) 授業での説明を整理しておくこと。
授業実施特記
第9回 内容
気候と生活(2)
大気汚染物質の輸送経路や酸性雨の発現について学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習) 酸性雨について調べておくこと。
(復習) 授業での説明を整理しておくこと。
授業実施特記
第10回 内容
野外観測の準備
何を目的として、どのような観測を実施するか、グループ毎に検討し、発表する。その結果を受講生全員で討論し、観測内容を決定する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習) どのような観測を行うか考えておくこと。
(復習) 観測の機材を準備をする。
授業実施特記
第11回 内容
野外観測(1)
設定した観測を実施し、観測データを取得する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (復習) 観測結果を整理する。
授業実施特記
第12回 内容
野外観測(2)
設定した観測を実施し、観測データを取得する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (復習) 観測結果を整理する。
授業実施特記
第13回 内容
野外観測(3)
設定した観測を実施し、観測データを取得する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (復習) 観測結果を整理する。
授業実施特記
第14回 内容
野外観測(4)
設定した観測を実施し、観測データを取得する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (復習) 観測結果を整理する。
授業実施特記
第15回 内容
野外観測のまとめ
図表を作成し、観測結果から指摘されることを考察する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習) 観測結果を整理しておくこと。
(復習) レポートにまとめて提出する。
授業実施特記