対象年度	年度	2018	期	(週1ｺﾏ)春期	開講時限	火3,火4
開講学部・学科等	体育
科目コード	671317200		科目ナンバー	PSC01123
授業名	社会科概論Ａ
英文授業名	Introduction to Social Studies A
担当教員	澤井　陽介

授業形態	講義、演習、アクティブ・ラーニング
	e-learning利用		その他：
担当形態	単独
関連する授業
	当科目履修前に履修して おくことが望ましい科目	特に無し
	後続関連授業	社会科概論Ｂ、教科教育法（社会）
教職課程科目	教職に関する科目
テーマ・キーワード	社会科　新学習指導要領　目標及び内容　主体的・対話的で深い学び

授業の概要・ねらい	小学校社会科の新学習指導要領の趣旨や内容を踏まえ、社会科教育の基本理念、社会科の目標及び内容、内容の取扱いなど、社会科の授業づくりのための基本的な事項を理解する。 小学校社会科の特色を目標、内容及び教材の観点から理解することができる。
到達目標	次の事項について、基本的な内容を理解することができる。 ・社会科教育の歴史 ・社会の教科目標及び学年目標 ・社会科の各学年の内容及び内容の取扱い ・その他の事項
教科書と準備するもの	「小学校学習指導要領解説　社会編」（文部科学省）（平成２９年７月） 「新学習指導要領　社会科の授業づくり」（明治図書）
参考書	特に無し
評価の基準	小学校社会科の特色を教科目標や学年目標、各学年の内容の構成、教材の役割などの観点から理解しているかを評価する。
具体的評価方法	日々の小レポート、テスト又はレポートの内容及び授業中の協議態度などをもとに総合的に評価する。 テスト又はレポート（６０％）、小レポート（２０％）、学習態度（２０％）

授業評価アンケート フィードバック・ 受講生へメッセージ	アンケートの結果を踏まえて、授業の内容や進行方法などを工夫している。
単位互換
特記

第1回	内容	オリエンテーション ・シラバスをもとに本科目の授業概要について説明する。 ・これからの学習に対して動機付けを図る。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	（予習） ・本科目のシラバスを読んでおく。 （復習） ・社会科について、知りたいこと、関心をもっていること、疑問に思っていることなどをメモしてくる。
	授業実施特記
第2回	内容	小学校社会科の特質 ・今も記憶に残っていることとその理由 ・グループでの協議と発表
	授業時間外における学修（予習・復習等）	（予習） ・小学校での社会科学習について、今も記憶していることをメモしてくる。 （復習） ・小学校社会科の特質について整理しておく。
	授業実施特記
第3回	内容	社会科教育の歴史 ・社会科の過去の学習指導要領をもとに、社会科はどのように歩んできたか、概要を理解する。 ・社会科は教育をめぐる状況や課題とともに変化してきたことを捉える。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	（予習） ・過去の学習指導要領を１冊選んで読んでくる。 （復習） ・ワークシートに社会科教育の歴史を整理してくる（次回に提出する）。
	授業実施特記
第4回	内容	社会科の教科目標➀ ・新学習指導要領の教科目標及び学年目標に示されている三つの資質・能力について、その趣旨を検討する。 ・三つの資質・能力が描かれた背景や趣旨を理解する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	（予習） ・新学習指導要領の教科目標及び学年目標に示されている三つの資質・能力を読み、疑問点などをメモしてくる。 （復習） ・社会科は、どのような資質・能力の育成を目指しているのかをまとめておく。
	授業実施特記
第5回	内容	社会科の教科目標➁ ・新学習指導要領の教科目標及び学年目標に示されている柱書（「見方・考え方」や「問題解決」）について、その趣旨を検討する。 ・柱書が描かれた背景や趣旨を理解する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	（予習） ・新学習指導要領の教科目標及び学年目標に示されている「見方・考え方」や「問題解決」を読み、疑問点などをメモしてくる。 （復習） ・社会科は、どのような学びを目指しているのかをまとめておく。
	授業実施特記
第6回	内容	社会科の内容の全体構成 ・社会科の内容の区分と中学校とのつながり、４年間の内容構成上の特色をグループで考察する。 ・考察した結果をまとめ、発表し協議を深める。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	（予習） ・新学習指導要領に示されている内容構成や各学年の内容を読んでくる。 （復習） ・社会科の内容構成上の特色をまとめておく。
	授業実施特記
第7回	内容	第３学年の内容とその取扱い ・第３学年では、どのような内容を取り上げるのかを理解する。 ・内容（２）「地域に見られる販売の仕事」を例に、新学習指導要領の趣旨に合った「調べ方」や「調べる内容」を考察する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	（予習） ・新学習指導要領に示されている第３学年の内容及び内容の取扱いを読んでくる。 （復習） ・第３学年の内容構成や調べ方のポイントをまとめておく。
	授業実施特記
第8回	内容	第４学年の内容とその取扱い ・第４学年では、どのような内容を取り上げるのかを理解する。 ・内容（１）「都道府県の様子」を例に、新学習指導要領で求められる知識の階層を確認する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	（予習） ・新学習指導要領に示されている第４学年の内容及び内容の取扱いを読んでくる。 （復習） ・第４学年の内容構成や知識のポイントをまとめておく。
	授業実施特記
第9回	内容	第５学年の内容とその取扱い➀ ・第５学年では、どのような内容を取り上げるのかを理解する。 ・内容（３）「我が国の工業生産」を例に、新学習指導要領の趣旨に合った教材化の視点や資料収集・作成の方法を考察する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	（予習） ・新学習指導要領に示されている第５学年の内容（３）及び内容の取扱い（３）を読んでくる。 （復習） ・第５学年の内容（３）の構成や教材化や資料化のポイントをまとめておく。
	授業実施特記
第10回	内容	第５学年の内容とその取扱い➁ ・内容（１）（２）（４）（５）について、グループごとに教材化の視点や資料収集・作成の方法を協議する。 ・第５学年の教材化や資料化のポイントをまとめる。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	（予習） ・新学習指導要領に示されている第５学年の内容及び内容の取扱いを読んでくる（（３）以外））。 （復習） ・第５学年の内容の構成や教材化や資料化のポイントをまとめておく。
	授業実施特記
第11回	内容	第６学年の内容とその取扱い➀ ・第６学年では、どのような内容を取り上げるのかを理解する。 ・内容（２）「我が国の歴史上の主な事象」を例に、新学習指導要領の趣旨に合った学習問題づくりや学習のまとめ、板書などの指導方法を考察する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	（予習） ・新学習指導要領に示されている第６学年の内容及び内容の取扱いを読んでくる。 （復習） ・第６学年の内容（２）の構成や学習問題づくり、学習のまとめ、板書等の指導方法のポイントをまとめておく。
	授業実施特記
第12回	内容	第６学年の内容とその取扱い➁ ・内容（１）（３）について、グループごとに教材化の視点や資料収集・作成の方法を協議する。 ・第６学年の内容構成や学習問題づくり、学習のまとめ、板書等の指導方法のポイントをまとめる。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	（予習） ・新学習指導要領に示されている第６学年の内容及び内容の取扱いを読んでくる（（１）以外））。 （復習） ・第６学年の内容構成や学習問題づくり、学習のまとめ、板書等の指導方法のポイントをまとめておく。
	授業実施特記
第13回	内容	指導計画の作成と内容の取扱い➀ ・「主体的・対話的で深い学び」、「言語活動の一層の充実」について、その趣旨や方法を検討する。 ・新学習指導要領が求める授業改善についてポイントをまとめる。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	（予習） ・新学習指導要領の「指導計画作成上の配慮事項」の１（１）と２（１）について解説を含めて読んでおく。 （復習） ・新学習指導要領が求める授業改善についてポイントの具体例をまとめておく。
	授業実施特記
第14回	内容	指導計画の作成と内容の取扱い➁ ・公共施設の活用や専門家や関係者戸の連携・協働について、その趣旨や方法を検討する。 ・新学習指導要領が求める実社会との関わりの重視についてポイントをまとめる。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	（予習） ・新学習指導要領の「指導計画作成上の配慮事項」の２（２）（３）について解説を含めて読んでおく。 （復習） ・新学習指導要領が求める実社会との連携についてポイントの具体例をまとめておく。
	授業実施特記
第15回	内容	講義のまとめ 前時までの学習事項を復習するとともに、今後の課外について指導する。 レポートのテーマについて説明する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	（予習） ・前時までの学習事項を整理しておく。 （復習） ・提示されたテーマにもとづいて、レポートを作成し提出する。
	授業実施特記	レポートの提出