最終更新日:2018/01/25
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概要
対象年度 年度 2018 (週1コマ)春期 開講時限 月3,月4
開講学部・学科等 体育
科目コード 671306000 科目ナンバー PSC01129
授業名 生活科概論
英文授業名 Introduction to Life Environment Studies
担当教員 澤井 陽介

授業形態 講義、演習
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
特に無し
後続関連授業 教科教育法(生活)
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード 生活科 新学習指導要領 目標及び内容 総合的な学習の時間

授業の概要・ねらい 生活科創設の経緯と趣旨及び目標・内容の構成、評価の考え方や方法、指導上の配慮事項について理解するとともに、生活科の教科としての特質を考えることができるようにする。

生活科の特質とともに、目標、内容、指導方法及び評価方法などについて、基礎的な知識を習得することができる。
到達目標 次の事項について、基本的な内容を理解することができる。
・生活科創設の経緯と趣旨
・生活科の目標及び内容
・生活科の評価の考え方
・生活科と総合的な学習の時間
・その他の事項
教科書と準備するもの 「小学校学習指導要領解説 生活編」(文部科学省)(平成29年7月)
「小学校学習指導要領解説 総合的な学習の時間編」(文部科学省)(平成29年7月)
参考書 特に無し
評価の基準 生活科の特質を理解するとともに、目標及び内容の構成、学習活動や教材などの指導方法、評価方法などについて、基礎的な知識を身につけているかを評価する。
具体的評価方法 日々の小レポート、テスト又はレポートの内容及び授業中の協議態度などをもとに総合的に評価する。
テスト又はレポート(60%)、小レポート(20%)、学習態度(20%)
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
アンケートの結果を踏まえて、授業の内容や進行方法などを工夫している。
 
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
オリエンテーション
・シラバスをもとに、本科目の授業概要について説明する。
・生活科についての学習経験を思い起こし、これからの学習に対しての動機づけを図る。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)
・本科目のシラバスを読んでおく。
(復習)
・生活科について、知りたいこと、関心を持っていること、疑問に思っていることなどをメモしてくる。
授業実施特記
第2回 内容
生活科創設の経緯と趣旨
・生活科はどのようにつくられたのかを、資料をもとに年表に整理する。
・新教科として創設された背景について、資料をもとに説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)
・生活科はいつ、どのように創設されたかを事前に調べておく。
(復習)
・生活科が創設された経緯と趣旨について整理しておく。
授業実施特記
第3回 内容
生活科の目標
・新学習指導要領(平成29年3月)に示された生活科の教科目標を読み取る。
・生活科はどのような子供を育てようとしているのかを考える。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)
・生活科の新学習指導要領に示されている、「教科目標」及び「学年の目標」に目を通してくる。
(復習)
・生活科の特質を目標の側面からまとめておく。
授業実施特記
第4回 内容
生活科の内容➀
・新学習指導要領から、生活科ではどのような内容を学ぶのかを読み取る。
・内容の側面から、生活科の特質を考察する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)
・新学習指導要領の「内容」を読んでくる。
(復習)
・生活科の特質を内容の側面からまとめておく。
授業実施特記
第5回 内容
生活科の内容➁
・生活科の新学習指導要領の各内容はどのような要素から構成されているかを読み取る。
・内容の構成要素から、生活科の特質を考察する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)
・新学習指導要領の「内容」を読んで、構成要素を読み取ってくる。
(復習)
・生活科の特質を内容の構成要素の側面からまとめておく。
授業実施特記
第6回 内容
生活科の授業の実際
・ビデオを視聴して、生活科の授業の実際から学ぶ。
・生活科の授業における教師の役割について考察する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)
・生活科の授業について、どのようなことが記憶に残っているかをメモしてくる。
(復習)
・生活科の授業における教師の役割についてまとめておく。
授業実施特記
第7回 内容
指導計画作成の意義と実際
・年間指導計画の作成例をもとに、生活科の年間指導計画の実際を理解する。
・年間指導計画から、生活科の特質を考察する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)
・指導計画とは何かを事前に理解しておく。
(復習)
・生活科における年間指導計画の特質をまとめておく。
授業実施特記
第8回 内容
生活科の指導上のポイント➀(配慮事項)
・生活科の新学習指導要領に示されている「指導計画の作成と内容の取扱い」を読み取る。
・生活科の指導に当たっての配慮事項を理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)
生活科の新学習指導要領の「指導計画の作成と内容の取扱い」を一読してくる。
(復習)
生活科の指導に当たっての配慮事項をまとめておく。
授業実施特記
第9回 内容
生活科の指導上のポイント➁(地域理解)
・生活科の教材研究をどのように進めるかを理解する。
・生活科マップ及び生活科暦の実際を見て、それらを作成する意義と役割を考える。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)
・生活科の指導に当たって必要になる、教師が地域理解を深める手立てを考えてくる。
(復習)
・教師の地域理解を深める方法についてまとめておく。
授業実施特記
第10回 内容
生活科の学習評価の考え方
・学習評価の目的、観点別評価の意義について基本的な事項を理解する。
・生活科における評価の観点、方法について基本的な事項を理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)
・なぜ教師は子供を評価するのかを考え、メモしてくる。
(復習)
・学習評価の目的について、これまでの考えと比べてまとめておく。
授業実施特記
第11回 内容
生活科の学習評価の実際
・生活科における子供の作品を実際に評価する。
・生活科の学習評価に当たって、教師に求められる役割を理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)
・過去の経験などをもとに、生活科の評価方法を考えてくる。
(復習)
・生活における評価のポイントをまとめておく。
授業実施特記
第12回 内容
総合的な学習の時間の趣旨
・総合的な学習の時間が創設された経緯と背景を理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)
・総合的な学習の時間にどのような活動を行ったかメモしてくる。
(復習)
・なぜ総合的な学習の時間が創設されたかを整理しておく。
授業実施特記
第13回 内容
総合的な学習の時間の目標及び内容
・総合的な学習の時間の新学習指導要領から、目標及び内容を理解する。
・生活科の目標との違いと共通点を考察する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)
・総合的な学習の時間の新学習指導要領の目標及び内容を一読してくる。
(復習)
・総合的な学習の時間の特質を整理しておく。
授業実施特記
第14回 内容
生活科と総合的な学習の時間
・新学習指導要領をもとに、生活科と総合的な学習の時間の違いと共通点を整理する。
・生活科の教科としての特質をあらためて考察する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)
・学習指導要領を読んで、総合的な学習の時間と生活科の違いをメモしてくる。
(復習)
・生活科の教科としての特質をあらためてまとめておく。
授業実施特記
第15回 内容
講義のまとめ
・善事までの学習事項を復習するとともに、今後の課題について指導する。
・科目「教科教育法(生活)」との関連を説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)
・授業で使用したプリントやノートなどをもとに、これまでの学習を振り返ってくる。
(復習)
・提示されたテーマにもとづいて、レポートを作成し提出する。
授業実施特記 レポートの提出