最終更新日:2018/04/07
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概要
対象年度 年度 2018 (週1コマ)秋期 開講時限 水3
開講学部・学科等
科目コード 661057200 科目ナンバー LWL01501
授業名 民法総則B
英文授業名 Civil Law (General) B
担当教員 富田 仁

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード 民法の基礎

授業の概要・ねらい  民法は、社会における私人間の権利関係や身分関係について規律する法律です。また、私人間で生じたトラブルを解決するための規範でもあります。
 本講義では、民法の中の総則部分を授業の対象とします。総則には、人や物、代理、時効などといった、民法の通則といわれる基本的で重要な内容が規定されています。本講義は、総則の基礎的理解を目的とし、それを通して法的思考を養うことを目標とします。
 授業では、教科書のみならず、判例等実際の紛争にあたることで、裁判所の条文の解釈方法等を見ていきたいと思います。
 授業に臨むにあたり、教科書などを読み予習をしていることが望まれます。
到達目標  民法総則部分の条文の内容や趣旨を具体的な事例(判例)を通し理解することで、日常生活において生じる紛争に対して、法的な解決能力を持つことを目標とします。
教科書と準備するもの  富田仁「民法1総則(補訂版)」三恵社
 松本・潮見編「判例プラクティス民法Ⅰ総則・物権」信山社
 ※六法必携
 
参考書  四宮・能見「民法総則(第8版)」弘文堂
 ※その他、適宜指示します。
評価の基準  条文の解釈や役割を理解し、判例を読み解く能力、ならびにこれを踏まえて日常生活において生じる私人間の紛争を解決し得る能力の有無を評価基準とします。
具体的評価方法  定期試験を春期(40%)・秋期(40%)に実施します。また、小テスト(20%)を行ないます。したがって、成績はこれら試験の合計により、評価します。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
 民法の総則部分は、民法全体の通則です。したがって、民法を学ぶ上で総則の理解は重要となります。このことから、授業では基礎的な理解を念頭に、わかりやすい授業を心がけたい。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
 春期講義の復習と本講義の内容を説明します。
授業時間外における学修(予習・復習等)  授業中に次回の予習範囲を指示します。
 春期講義の内容を復習して本講義を受けてください。
授業実施特記
第2回 内容
 意思表示 1)意思表示の意義
授業時間外における学修(予習・復習等)  授業中に次回の予習範囲を指示します。
授業実施特記
第3回 内容
 意思表示 2)意思表示の効力
      3)意思の不存在 ①心理留保
授業時間外における学修(予習・復習等)  授業中に次回の予習範囲を指示します。
授業実施特記
第4回 内容
 意思表示 4)意思の不存在 ②虚偽表示
授業時間外における学修(予習・復習等)  授業中に次回の予習範囲を指示します。
授業実施特記
第5回 内容
 意思表示 5)意思の不存在 ③錯誤
授業時間外における学修(予習・復習等)  授業中に次回の予習範囲を指示します。
授業実施特記
第6回 内容
 意思表示 6)瑕疵ある意思表示 詐欺・強迫
 消費者契約法
授業時間外における学修(予習・復習等)  授業中に次回の予習範囲を指示します。
授業実施特記
第7回 内容
 代理 1)代理の意義
    2)代理権
授業時間外における学修(予習・復習等)  授業中に次回の予習範囲を指示します。
授業実施特記
第8回 内容
 代理 3)代理行為
    4)無権代理 ①表見代理
授業時間外における学修(予習・復習等)  授業中に次回の予習範囲を指示します。
授業実施特記
第9回 内容
 代理 5)無権代理 ②狭義の無権代理
授業時間外における学修(予習・復習等)  授業中に次回の予習範囲を指示します。
授業実施特記
第10回 内容
 無効と取消し
授業時間外における学修(予習・復習等)  授業中に次回の予習範囲を指示します。
授業実施特記
第11回 内容
条件と期限
授業時間外における学修(予習・復習等)  授業中に次回の予習範囲を指示します。
授業実施特記
第12回 内容
 期間
 時効 1)取得時効
授業時間外における学修(予習・復習等)  授業中に次回の予習範囲を指示します。
授業実施特記
第13回 内容
 時効 2)消滅時効
授業時間外における学修(予習・復習等)  授業中に次回の予習範囲を指示します。
授業実施特記
第14回 内容
 時効 3)時効の援用、中断、停止
 時効に類似する制度
授業時間外における学修(予習・復習等)  授業中に次回の予習範囲を指示します。
授業実施特記
第15回 内容
 秋期講義のまとめと重要ポイントの確認
 試験
授業時間外における学修(予習・復習等)  復習として、授業の重要ポイントを確認・整理してください。
授業実施特記