最終更新日:2018/04/02
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2018 (週1コマ)秋期 開講時限 水4
開講学部・学科等
科目コード 661063000 科目ナンバー LWL03403
授業名 刑事訴訟法B
英文授業名 Law of Criminal Procedure B
担当教員 吉開 多一

授業形態 講義
e-learning利用 manaba その他:
担当形態 単独
関連する授業 刑法各論B
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
刑事手続法A・B,刑法総論A・B,刑事手続法A
後続関連授業
教職課程科目 教科に関する科目
テーマ・キーワード 刑事訴訟の現実の運用を学ぶ

授業の概要・ねらい 実社会での刑事訴訟の姿もできるだけ紹介しながら,迅速な真実の発見と人権の保障という矛盾・対立する要請をどのように調整すれば適正な刑事訴訟が実現できるのかを探究していきたい。具体的な講義の進め方は,応用編として,教科書に沿ってさらに詳しく個別の論点を解説していくこととする。
到達目標 刑事訴訟の現実の運用を修得することにより,真実の発見と人権の保障との調整が必要であること,捜査と公判が密接に関連していることを説明できるようにする。
教科書と準備するもの 池田修・前田雅英「刑事訴訟法講義(第6版)」東京大学出版会
六法は毎回持参すること。
参考書 必要な資料をmanabaに掲載するので,各自でプリントアウトして持参すること。こちらから印刷して配布することはしない。
その他,講義の進行に応じて適宜紹介する。
評価の基準 刑事訴訟法の考え方を理解した上で,講義で取り上げる基礎的な知識・重要な論点について,正確に説明をすることができる。
具体的評価方法 試験の成績(100%)
当然のことであるが,出席だけしていても,試験の成績が不良の者には,単位を付与しない。
授業評価アンケート
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受講生へメッセージ
特になし。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
捜査から公判までの復習・確認
春期の試験の講評
第16回 内容
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)manabaにアップしておくので,春期試験の問題と解答例を確認しておくこと
(復習)春期試験でできなかったところを整理しておくこと
授業時間外における学修(予習・復習等)
授業実施特記 授業実施特記
第2回 内容
捜査の問題その1(自動車検問,写真撮影,秘密録音,おとり捜査など)
教科書104~115頁
第29回 内容
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)manabaにアップされたレジュメをプリントアウトし,教科書の該当箇所を通読して,レジュメの(  )内の解答を自分なりに考えてくること
(復習)教科書の該当箇所を再読しておくこと
授業時間外における学修(予習・復習等)
授業実施特記 授業実施特記
第3回 内容
捜査の問題その2(被疑者の逮捕・勾留の諸問題)
教科書149~165頁
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)manabaにアップされたレジュメをプリントアウトし,教科書の該当箇所を通読して,レジュメの(  )内の解答を自分なりに考えてくること
(復習)教科書の該当箇所を再読しておくこと
授業実施特記
第4回 内容
捜査の問題その3(捜索・検証など,その他捜査の諸問題)
教科書166~194、198~201頁
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)manabaにアップされたレジュメをプリントアウトし,教科書の該当箇所を通読して,レジュメの(  )内の解答を自分なりに考えてくること
(復習)教科書の該当箇所を再読しておくこと
授業実施特記
第5回 内容
公訴提起の問題(不告不理の原則,訴因と公訴事実,公訴の要件と効果,公訴提起後の勾留・保釈)
教科書229~257,269~276頁
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)manabaにアップされたレジュメをプリントアウトし,教科書の該当箇所を通読して,レジュメの(  )内の解答を自分なりに考えてくること
(復習)教科書の該当箇所を再読しておくこと
授業実施特記
第6回 内容
証拠法の問題その1(証拠裁判主義,厳格な証明と自由な証明など)
教科書376~401頁
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)manabaにアップされたレジュメをプリントアウトし,教科書の該当箇所を通読して,レジュメの(  )内の解答を自分なりに考えてくること
(復習)教科書の該当箇所を再読しておくこと
授業実施特記
第7回 内容
証拠法の問題その2(自白法則)
教科書402~418頁
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)manabaにアップされたレジュメをプリントアウトし,教科書の該当箇所を通読して,レジュメの(  )内の解答を自分なりに考えてくること
(復習)教科書の該当箇所を再読しておくこと
授業実施特記
第8回 内容
証拠法の問題その3(伝聞法則とその例外)
教科書419~464頁
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)manabaにアップされたレジュメをプリントアウトし,教科書の該当箇所を通読して,レジュメの(  )内の解答を自分なりに考えてくること
(復習)教科書の該当箇所を再読しておくこと
授業実施特記
第9回 内容
証拠法の問題その4(公判・証拠法全体のまとめ、事実認定論)
教科書495~503頁
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)manabaにアップされたレジュメをプリントアウトし,教科書の該当箇所を通読して,レジュメの(  )内の解答を自分なりに考えてくること
(復習)教科書の該当箇所を再読しておくこと
授業実施特記
第10回 内容
訴因変更
教科書299~322頁
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)manabaにアップされたレジュメをプリントアウトし,教科書の該当箇所を通読して,レジュメの(  )内の解答を自分なりに考えてくること
(復習)教科書の該当箇所を再読しておくこと
授業実施特記
第11回 内容
公判の裁判と上訴,再審
教科書506~554頁
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)manabaにアップされたレジュメをプリントアウトし,教科書の該当箇所を通読して,レジュメの(  )内の解答を自分なりに考えてくること
(復習)教科書の該当箇所を再読しておくこと
授業実施特記
第12回 内容
犯罪被害者への配慮
教科書46~56頁
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)manabaにアップされたレジュメをプリントアウトし,教科書の該当箇所を通読して,レジュメの(  )内の解答を自分なりに考えてくること
(復習)教科書の該当箇所を再読しておくこと
授業実施特記
第13回 内容
刑事手続全体の復習その1-真実の発見と人権の保障の調整を中心に
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)上記テーマに関連して,これまでの学習内容を復習・整理しておくこと
(復習)上記テーマについて論述できるようにしておくこと
授業実施特記
第14回 内容
刑事手続全体の復習その2-捜査と公判の関係を中心に
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)上記テーマに関連して,これまでの学習内容を復習・整理しておくこと
(復習)上記テーマについて論述できるようにしておくこと
授業実施特記
第15回 内容
刑事手続全体の復習その3-刑事訴訟法の改正論を中心に
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)manabaにアップされたレジュメをプリントアウトし,教科書の該当箇所(改正前の部分)を通読して,レジュメの(  )内の解答を自分なりに考えてくること
(復習)改正前・改正後の内容について説明できるように復習しておくこと
授業実施特記