最終更新日:2018/01/08
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2018 (週1コマ)春期 開講時限 火2
開講学部・学科等 大学院
科目コード 044006300 科目ナンバー
授業名 地盤防災特論
英文授業名 Ground disaster prevention
担当教員 橋本 隆雄

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業 地盤工学特論
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
土質力学A
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード 自然地盤災害,防災・減災,復旧・復興

授業の概要・ねらい  本授業では阪神・淡路大震災,東日本大震災,熊本地震や豪雨災害の事例など幅の広い自然地盤災害を対象とするハザードと,被害の未然防止,発災した場合の被害拡大防止速やかな復旧・復興という防災・減災にかかわるすべての局面を取り上げ,とるべき対策について学習し,わが国社会が直面する様々な危機にそれぞれの立場で何をすべきかなど対応できる力をもつことを目的としている。
到達目標 社会の様々な場で減災と社会の防災力向上のための活動ができるように,自然地盤災害について理解し,防災・減災に対する意識・知識・技能を習得する。
教科書と準備するもの 太田敏一,松野泉著「防災リテラシー」:森山出版株式会社
参考書 今井五郎、福江正治、足立勝治著 土木系大学講義シリーズ④「地盤地質学」コロナ社
評価の基準 成績はレポートによって評価する。
具体的評価方法 到達目標に基づき,自然地盤災害,防災・減災,復旧・復興,技術が自然や社会に与える影響など,各項目の理解についての到達度を評価基準とする。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
前年度アンケート対象外につき無し
単位互換 首都圏西部単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
シラバス内容の説明,ガイダンス





授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書をよむこと。
授業実施特記
第2回 内容
第1章 災害に立ち向かうために-大震災の経験をもとに-(pp.1~13)
1.1 はじめに1
1. 2 阪神・淡路大震災直後の状況2
1. 3 東日本大震災の状況4
1. 4 大震災後に起こること5
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書をよむこと。
(復習)与えられた問題を解くこと。
授業実施特記
第3回 内容
第2章災害(pp.14~21)
2.1 被災するということ
2.2 災害に立ち向かう
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書をよむこと。
(復習)与えられた問題を解くこと。
授業実施特記
第4回 内容
第3章地震(pp.22~39)
3.1 日本は世界のなかでも地震の多い国22
3.2 地球内部の運動23
3.3 地震の基礎知識25
3.4 日本での地震31
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書をよむこと。
(復習)与えられた問題を解くこと。
授業実施特記
第5回 内容
液状化
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書をよむこと。
(復習)与えられた問題を解くこと。
授業実施特記
第6回 内容
第4章津波(pp.40~51)
4.1 東日本大震災での津波40
4.2 明治,昭和の東北での津波40
4.3 津波の性質を知る41
4.4津波からの避難47
4.5 防潮堤の高さとリスクの選択49
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書をよむこと。
(復習)与えられた問題を解くこと。
授業実施特記
第7回 内容
第5章台風と豪雨(pp.52~73)
5.1 気象の基本を学ぶ52
5.2 台風56
5.3 豪雨59
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書をよむこと。
(復習)与えられた問題を解くこと。
授業実施特記
第8回 内容
第6章火災(pp.74~91)
6.1 火災とは74
6.2 火災と消防74
6.3 過去の大火一火事とケンカは江戸の華75
6.4 火災(燃焼)の原理76
6.5 火災の種類77
6.6 危険物と可燃物の種類77
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書をよむこと。
(復習)与えられた問題を解くこと。
授業実施特記
第9回 内容
第7章災害と住宅(pp.92~104)
7.1 被災者の住まいの確保92
7.2 地震に強い住宅とは99
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書をよむこと。
(復習)与えられた問題を解くこと。
授業実施特記
第10回 内容
第8章ライフライン(pp.105~117)
8.1 ライフラインとは105
8.2 大震災でのライフラインの被害105
8.3 災害に強いライフラインを構築する113
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書をよむこと。
(復習)与えられた問題を解くこと。
授業実施特記
第11回 内容
第9章災害情報(pp.118~141)
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書をよむこと。
(復習)与えられた問題を解くこと。
授業実施特記
第12回 内容
第10章復興計画および復興まちづくり(pp.142~161)
10.1 災害からの復興とは142
10.2 日本における災害からの復興の歴史143
10.3 大災害からの復興の構造を考える144
10.4 復興計画149
10.5 復興まちづくり152
10.6 東北沿岸の復興まちづくり158
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書をよむこと。
(復習)与えられた問題を解くこと。
授業実施特記
第13回 内容
第11章南海トラフ巨大地震への備え(pp.162~169)
11.1 南海トラフで発生する巨大地震とは162
11.2 南海トラフ巨大地震の想定モデル163
11.3 南海トラフ巨大地震での被害想定164
11.4 南海トラフ巨大地震の予測をどのようにとらえたらよいか169
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書をよむこと。
(復習)与えられた問題を解くこと。
授業実施特記
第14回 内容
第14章災害リスクマネジメント(pp.196~208)
14.1 災害リスクの増加196
14.2 災害リスクの影響評価197
14.3 災害リスクマネジメントの必須要件197
14.4 減災思想と災害リスクマネジメント198
14.5 リスクコントロール手法200
14.6 安全性評価手法204
14.7 SWOT分析207
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書をよむこと。
(復習)与えられた問題を解くこと。
授業実施特記
第15回 内容
第15章事業継続計画(pp.209~218)
15.1 BCPとは,BCMとは209
15.2 BCPはなぜ必要か209
15.3 会社とは,事業とは210
15.4 日本におけるBCP策定の現状211
15.5 企業被災事例212
15.6 BCM/BCPの策定214
15.7 BCPの策定手順216
15.8 BCP導入有無による災害後の企業活動の差異218
授業時間外における学修(予習・復習等) 総括すること。
授業実施特記