最終更新日:2018/10/22
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2018 (週1コマ)秋期 開講時限 木2
開講学部・学科等 理工
科目コード 644037100 科目ナンバー SEA03802
授業名 工事管理
英文授業名 Building Construction Management
担当教員 位田 達哉

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業 建築仕様積算
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
建築施工法,建築生産論
後続関連授業 建築施工計画
教職課程科目
テーマ・キーワード 建築施工管理,QCDSE,品質,原価,工程,工期,安全,環境

授業の概要・ねらい 建築工事の大規模化・短工期化,要求品質の高度化・複雑化,コストの低減や環境の保全など,従来と比較して建築施工をめぐる条件は厳しくなっている。これらを管理するためには,QCDSEと呼ばれる5要素をこぼれ落とさず管理することが極めて重要である。本講義では,Quality(品質),Cost(原価),Delivery(工程・工期),Safety(安全),Environment(環境)のそれぞれ解説する。また,主要な工種におけるQCDSEの考え方を現業と照らし合わせながら概説する。
到達目標 (1)現場施工の管理技術に関する基礎的な手法を修得する。
(2)現場管理の特質や意義を理解し,その概略を説明できる。
(3)主要な工種におけるQCDSEの実務的な対応事例を提案できる。
教科書と準備するもの 田村恭:建築施工法 - 工事計画と管理(第2版),丸善,2009.10
参考書 (1)小山智幸ほか:建築施工,理工図書,2018.4(出版予定:購入については,授業中に改めて指示します。)
(2)日本建築学会:建築施工用教材,2009.6
(3)日本建築学会:日本建築学会工事標準仕様書(JASS)
評価の基準 下記の2点に着目し,その到達度によって成績を総合的に評価する。
(1)管理技術の基礎的な手法を習得できている。
(2)現場管理の特質や意義を理解できている。
具体的評価方法 毎回の授業終了時に出題する小レポート(40%)および期末試験(60%)により評価する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
2018年度からの新規担当のためアンケートのフィードバックはないが,受講者の学修意識を高められるよう双方向の講義を心がけたい。
単位互換
特記 卒業研究(建築材料施工研究)の配属希望者は本科目を必ず履修すること。ただし,2年生までの再履修科目と重複して本科目を受講できない場合はその限りではない。

授業計画
第1回 内容
概説
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:建築施工法の学修内容を復習しておき,充分に理解しておく。【90分】
復習:総論に関するまとめレポートを作成し,次回講義時に提出する。【90分】
授業実施特記
第2回 内容
品質管理の意義と手法
品質マネジメントシステム
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書のpp.63-67およびpp.370-377を読み,学修内容のポイントを整理しておく。【90分】
復習:品質管理に関するまとめレポートを作成し,次回講義時に提出する。【90分】
授業実施特記
第3回 内容
原価管理
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書のpp.377-383を読み,学修内容のポイントを整理しておく。【90分】
復習:原価管理に関するまとめレポートを作成し,次回講義時に提出する。【90分】
授業実施特記
第4回 内容
工程管理の意義と手法
ネットワーク手法による工程管理
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書のpp.383-391を読み,学修内容のポイントを整理しておく。【90分】
復習:工程管理に関するまとめレポートを作成し,次回講義時に提出する。【90分】
授業実施特記
第5回 内容
建設業における労働災害の現状
安全衛生管理の意義と手法 
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書のpp.71-73およびpp.391-399を読み,学修内容のポイントを整理しておく。【90分】
復習:安全衛生管理に関するまとめレポートを作成し,次回講義時に提出する。【90分】
授業実施特記
第6回 内容
環境保全
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書のpp.42-43を読み,学修内容のポイントを整理しておく。【90分】
復習:環境保全に関するまとめレポートを作成し,次回講義時に提出する。【90分】
授業実施特記
第7回 内容
土工事・基礎工事
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書のpp.○-○を読み,学修内容のポイントを整理しておく。【90分】
復習:土工事・基礎工事の管理に関するまとめレポートを作成し,次回講義時に提出する。【90分】
授業実施特記
第8回 内容
鉄筋工事
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書のpp.○-○を読み,学修内容のポイントを整理しておく。【90分】
復習:鉄筋工事の管理に関するまとめレポートを作成し,次回講義時に提出する。【90分】
授業実施特記
第9回 内容
型枠工事
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書のpp.○-○を読み,学修内容のポイントを整理しておく。【90分】
復習:土工事・基礎工事の工事管理に関するまとめレポートを作成し,次回講義時に提出する。【90分】
授業実施特記
第10回 内容
コンクリート工事
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書のpp.○-○を読み,学修内容のポイントを整理しておく。【90分】
復習:コンクリート工事の管理に関するまとめレポートを作成し,次回講義時に提出する。【90分】
授業実施特記
第11回 内容
鉄骨工事
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書のpp.○-○を読み,学修内容のポイントを整理しておく。【90分】
復習:鉄骨工事の管理に関するまとめレポートを作成し,次回講義時に提出する。【90分】
授業実施特記
第12回 内容
防水工事
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書のpp.○-○を読み,学修内容のポイントを整理しておく。【90分】
復習:防水工事の管理に関するまとめレポートを作成し,次回講義時に提出する。【90分】
授業実施特記
第13回 内容
外装工事
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書のpp.○-○を読み,学修内容のポイントを整理しておく。【90分】
復習:外装工事の管理に関するまとめレポートを作成し,次回講義時に提出する。【90分】
授業実施特記
第14回 内容
内装工事
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書のpp.○-○を読み,学修内容のポイントを整理しておく。【90分】
復習:内装工事の管理に関するまとめレポートを作成し,次回講義時に提出する。【90分】
授業実施特記
第15回 内容
試験および授業のまとめ
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:試験範囲の学修内容を理解しておく。【90分】
復習:理解の不十分だった箇所についてのレポートを作成し,1週間以内に提出する。【90分】
授業実施特記 レポートの提出場所および期限については教場にて告知する。