最終更新日:2018/03/31
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2018 (週1コマ)春期 開講時限 木3
開講学部・学科等 理工
科目コード 644031500 科目ナンバー SEA02800
授業名 建築施工法
英文授業名 Building Construction Method
担当教員 位田 達哉

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業 建築生産論,工事管理,建築施工計画,建築仕様積算
教職課程科目
テーマ・キーワード 建設プロセス,各種建築工事

授業の概要・ねらい 建築工事現場で建物を構築する順序に従って個々の施工技術について概説する。施工する上で重要なポイントとなる地盤に関する事項や構造体工事についての具体的技術,手法を重点的に学ぶ。また,ゼネコン・サブコンなど施工者の役割のほか現場監督の仕事についても解説する。
到達目標 (1)契約段階から竣工・引渡しまでに行われる各工事の作業順序,管理事項の概略を習得する。
(2)総合建設業の現場管理技術者が日常行っている施工管理業務(施工計画の作成および実施)の概要を説明できる。
教科書と準備するもの 小山智幸ほか:建築施工,理工図書,2018.4(出版予定:購入については,授業中に改めて指示します。)
参考書 (1)田村恭:建築施工法 - 工事計画と管理(第2版),丸善,2009.10
(2)日本建築学会:建築施工用教材,2009.6
(3)日本建築学会:日本建築学会工事標準仕様書(JASS)
評価の基準 下記の2点に着目し,その到達度によって成績を総合的に評価する。
(1)建築物の製造プロセスの概略を習得できている。
(2)建築工事における主要な部分工事について基礎的な知識を習得できている。
具体的評価方法 毎回の授業終了時に出題する小レポート(40%)および期末試験(60%)により評価する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
2018年度からの新規担当のためアンケートのフィードバックはないが,受講者の学修意識を高められるよう双方向の講義を心がけたい。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
概説
 1.1 建築生産組織
 1.2 請負契約
 1.3 管理と監理
 1.4 建築生産構造
 1.5 建築生産の流れ
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書pp.1-10を読み,学修内容のポイントを整理しておく。【90分】
復習:概説に関するレポートを作成し,次回講義時に提出する。【90分】
授業実施特記
第2回 内容
施工業者の選定・契約
 2.1 はじめに
 2.2 建築積算・見積
 2.3 入札
 2.4 請負契約(民法と業法)・契約書類
 2.5 工事発注方式
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書pp.11-26を読み,学修内容のポイントを整理しておく。【90分】
復習:施工業者の選定・契約に関するレポートを作成し,次回講義時に提出する。【90分】
授業実施特記
第3回 内容
施工計画
 3.1 概要,五大管理
 3.2 施工計画の立案
 3.3 現場管理の基礎 PDCAサイクル
 3.4 品質管理(Q:Quality)
 3.5 原価管理(C:Cost)
 3.6 工程管理(D:Delivery)
 3.7 安全管理(S:Safety)
 3.8 環境管理(E:Environment)
 3.9 材料管理
 3.10 施工管理に関連する国際マネジメント規格
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書pp.27-54を読み,学修内容のポイントを整理しておく。【90分】
復習:施工計画に関するレポートを作成し,次回講義時に提出する。【90分】
授業実施特記
第4回 内容
仮設工事
 4.1 概要
 4.2 仮設計画
 4.3 仮設物
 4.4 共通仮設工事
 4.5 直接仮設工事
 4.6 揚重設備(荷揚設備)
 4.7 工事用電気、給排水衛生設備1)
 4.8 その他の仮設物
 4.9 三先行工法
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書pp.55-78を読み,学修内容のポイントを整理しておく。【90分】
復習:仮設工事に関するレポートを作成し,次回講義時に提出する。【90分】
授業実施特記
第5回 内容
土工事,基礎工事
 5.1 土工事
 5.2 地業(基礎)工事
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書pp.79-138を読み,学修内容のポイントを整理しておく。【90分】
復習:土工事,基礎工事に関するレポートを作成し,次回講義時に提出する。【90分】
授業実施特記
第6回 内容
鉄筋コンクリート工事(1)
 6.1 鉄筋工事
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書pp.139-194を読み,学修内容のポイントを整理しておく。【90分】
復習:鉄筋工事に関するレポートを作成し,次回講義時に提出する。【90分】
授業実施特記
第7回 内容
鉄筋コンクリート工事(2)
 6.2 型枠工事
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書pp.139-194を読み,学修内容のポイントを整理しておく。【90分】
復習:型枠工事に関するレポートを作成し,次回講義時に提出する。【90分】
授業実施特記
第8回 内容
鉄筋コンクリート工事(3)
 6.3 コンクリート工事
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書pp.139-194を読み,学修内容のポイントを整理しておく。【90分】
復習:コンクリート工事に関するレポートを作成し,次回講義時に提出する。【90分】
授業実施特記
第9回 内容
鉄筋工事
 7.1 鉄骨工事の流れ
 7.2 工作一般
 7.3 鋼材の接合
 7.4 工事現場施工
 7.5 スタッド溶接
 7.6 錆止め塗装
 7.7 耐火被覆
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書pp.195-212を読み,学修内容のポイントを整理しておく。【90分】
復習:鉄筋工事に関するレポートを作成し,次回講義時に提出する。【90分】
授業実施特記
第10回 内容
防水工事
 8.1 防水工事
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書pp.213-264を読み,学修内容のポイントを整理しておく。【90分】
復習:防水工事に関するレポートを作成し,次回講義時に提出する。【90分】
授業実施特記
第11回 内容
タイル工事
 8.2 タイル工事
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書pp.213-264を読み,学修内容のポイントを整理しておく。【90分】
復習:タイル工事に関するレポートを作成し,次回講義時に提出する。【90分】
授業実施特記
第12回 内容
木工事・内装工事
 8.3 木工事
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書pp.213-264を読み,学修内容のポイントを整理しておく。【90分】
復習:木工事に関するレポートを作成し,次回講義時に提出する。【90分】
授業実施特記
第13回 内容
ガラス・建具工事
 8.5 建具・ガラス工事
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書pp.213-264を読み,学修内容のポイントを整理しておく。【90分】
復習:ガラス・建具工事に関するレポートを作成し,次回講義時に提出する。【90分】
授業実施特記
第14回 内容
維持管理・補修工事
 09. 維持管理・補修
 10. 解体工事
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書pp.265-281を読み,学修内容のポイントを整理しておく。【90分】
復習:維持管理・補修工事に関するレポートを作成し,次回講義時に提出する。【90分】
授業実施特記
第15回 内容
試験および授業のまとめ
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:試験範囲の学修内容を復習して理解しておく。【90分】
復習:理解の不十分だった箇所についてのレポートを作成し,1週間以内に提出する。【90分】
授業実施特記 レポートの提出場所および期限については教場にて告知する。