最終更新日:2018/04/03
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2018 (週1コマ)春期 開講時限 金4
開講学部・学科等
科目コード 634001000 科目ナンバー BAM02315
授業名 会社法A
英文授業名 Company Law A
担当教員 阿部 信一郎

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業 法学・民法・税と企業・企業組織法・商法など。
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
民法・税法・労働用・労働保護法・商法・倒産処理法などの基礎知識。
後続関連授業 民法・税法・労働用・労働保護法・商法・倒産処理法など。
教職課程科目 教科に関する科目
テーマ・キーワード 会社法基礎知識の習得と応用力の養成

授業の概要・ねらい 授業のねらい
企業紛争など会社法の基本概念を判例や最近の事件を通して見ながら、「会社法の基本知識」の習得と企業諸問題への応用展開能力を養成する。また事前に課題を与えて、受講生の発表等のプレゼンテーションも可能な限り行い、社会人としての基礎的な素養を醸成する。

商法・会社法判例だけでなく関連する民法・消費者法・倒産法なども併せて検討する。

到達目標
会社法の基本的基礎知識の習得と商事問題解決への応用能力を養成する。
また、判例を見ることによって、現実の事件への法の展開の状況理解を得る。
法律のプレゼンテーション能力を高める。
到達目標 会社法(中小企業に関しても)を中心に、
生活の中心でもある企業に関する基礎知識の習得と、会社法知識の応用能力を養成することを目的とする。
就職後の会社活動での、基本的知識の習得と、応用力の養成をも目的としたい。
教科書と準備するもの

八千代出版
「最新改正会社法」永田編集
会社法判例百選(第3版)

参考書 伊藤他 会社法 有斐閣
江頭 株式会社法 有斐閣
  

評価の基準 到達目標である、「企業法に関する基礎知識の習得・応用能力の養成」を確認すべく、試験を実施し、さらに授業での課題レポート、各自のプレゼンテーション、授業態度により総合的に評価する。
具体的評価方法 1、授業への積極的参加(プレゼンテーション含)、レポート(課題)  30点
2、確認問題(レポート等)            20点
3、期末テスト                 50点
1,2を実施しない場合には、3にて総合的に評価する
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
授業方針として、受講生との対話を重視します。講師からの一方的な知識の提示と学生による習得ではなく、本授業では、学生側での積極的な予習、割当て方式で受講生にプレゼンテーションをしてもらい、それに対する質疑応答も重視します。それが上記の評価にも直結します。受講生の積極的な授業参加を期待します。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容



第1回 会社法概要 

第23回 内容
授業時間外における学修(予習・復習等) 1、授業全体のガイダンス

2、会社とは何か、社会における役割などを考えておく
授業時間外における学修(予習・復習等)
授業実施特記 授業実施特記
第2回 内容
第2回 会社の意義と機能      

第24回 内容
授業時間外における学修(予習・復習等) 個人と法人の差異 責任の差異を考える 授業時間外における学修(予習・復習等)
授業実施特記 授業実施特記
第3回 内容
     
第3回 会社の種類
なぜ会社の種類はあるのか
どの会社を選ぶか
第26回 内容
授業時間外における学修(予習・復習等) なぜ会社の種類はあるのか
どの会社を選ぶかを、自分なりにテキストを参考に考察のこと
授業時間外における学修(予習・復習等)
授業実施特記 授業実施特記
第4回 内容
第4回 会社の能力  
会社の政治献金・八幡製鉄事件・税理士会事件 
犯罪能力、名誉棄損、侮辱罪
授業時間外における学修(予習・復習等) 会社設立の目的とは、を考え調べておく
授業実施特記
第5回 内容
第5回法人格の否認の法理
法人格否認の法理の展開
授業時間外における学修(予習・復習等) 会社の活動能力、範囲について調べておく
授業実施特記
第6回 内容
第6回 株式会社の設立の種類  
募集設立会社・発起設立会社
創立総会 事実上の会社など
授業時間外における学修(予習・復習等) 設立にはどのような手続き・書類が必要だろうか、予習のこと
授業実施特記
第7回 内容
第7回 株式会社の設立と資本の充実   

開業準備行為 現物出資 事後設立
会社設立と現物出資、現物出資と詐害行為取消権
授業時間外における学修(予習・復習等) 設立と資本の充実について、予習のこと
授業実施特記
第8回 内容
第8回 株式会社の設立と設立無効の訴えの制度    

設立についての訴えの制度
会社不成立の処理
授業時間外における学修(予習・復習等) 訴えの制度と不成立の処理について、予習のこと
授業実施特記
第9回 内容
第9回 株式の意義
株式と資本、株主平等の原則、種類株式
種類株式と会社支配
授業時間外における学修(予習・復習等) 会社の支配とはどのような意味か、予習のこと
授業実施特記
第10回 内容
第10回 株式-小規模企業と株式
事業承継・・・相続による株式 
株式と会社支配        

授業時間外における学修(予習・復習等) 会社での相続とは・・・個人とどのように違うか、予習のこと
授業実施特記
第11回 内容
第11回 株主の権利義務・少数株主権          
株主の権利は、
株主代表訴訟
授業時間外における学修(予習・復習等) 株主の権利にはどのようなものがあるか、予習のこと
授業実施特記
第12回 内容
第12回  会社機関と運営とは
基本機関としての株主総会と取締役 
多様な機関設計の意義
授業時間外における学修(予習・復習等) 会社の機関システムを、予習のこと
授業実施特記
第13回 内容
第13回 株主総会の運営と訴訟
株主総会はどのように運営されるか
株主総会運営上の瑕疵と訴訟
種類株主総会運営・決議
授業時間外における学修(予習・復習等) 会社機関の意思決定はどのようにするのか、またどのような法的効果をもつのかなど、
予習のこと
授業実施特記
第14回 内容
第14回 会社の業務運営と監督

コーポレイトガバナンスとしてのチェック体制 
授業時間外における学修(予習・復習等) コーポレイトガバナンスとは何か、予習のこと
授業実施特記
第15回 内容
第15回 コーポレイトガバナンス・コードとは。
まとめ・あるいは春期試験
授業時間外における学修(予習・復習等) 会社が、透明・公正かつ迅速・果断な意思決定を行うための仕組みとは、
どのようなものがあるかを再確認のこと。
授業実施特記