最終更新日:2018/01/21
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2018 集中 開講時限 集中
開講学部・学科等 体育
科目コード 810026100 科目ナンバー TEA04352
授業名 教職実践演習(養護)
英文授業名 Educational Practice Seminar (School Health Nursing)
担当教員 村木 久美江

授業形態 講義、演習
e-learning利用 その他:
担当形態 複数
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
養護実習Ⅱ(事後指導)
後続関連授業
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード 養護教諭、保健室経営、保健教育

授業の概要・ねらい 教職についての基礎的事項について講義をとおして理解するとともに、教科指導や生徒指導、保健室経営等については、模擬授業実践や学校現場における観察実習等による養護教諭としての力量形成を目指す。
学校現場の課題等についての知識を習得し、養護教諭の職務内容と職務の特質について理解を深め、実践的な指導力、管理能力、保健室経営能力を高めることができることと、演習等により確実な実践力を習得させる講義をする。
到達目標 養護教諭の職務の特質について理解し、養護教諭としての力量形成が確認できる。
学校現場の課題について理解し、確実な実践力を習得し説明することができる。
教科書と準備するもの 養護概説(ぎょうせい)、新学校保健実務必携(第一法規)、小・中・高等学校学習指導要領解説(体育)(保健体育)(保健)
参考書 養護教諭の特質を生かした保健学習・保健指導の基本と実際(財日本学校保健会)
児童生徒等の健康診断マニュアル(財日本学校保健会)
評価の基準 ・学校現場の課題等についての基礎的な知識を説明できる。(60%)
・養護教諭の職務内容と職務の特質について理解を深め、実践的な指導力、管理能力、保健室 経営能力について説明できる。(80%)
・演習等により確実な実践力が分析できる。(60%)

具体的評価方法 評価基準それぞれについて、授業での発言発表(30%)、レポート(20%)、学修成果が説得的に表現できている(50%)をもって総合的に判断し評価する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
アンケート結果から、各個人の発表時間を工夫します。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
ガイダンス
本科目の概要と進め方について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教職に関する関連文献を読み、疑問点をメモしておく。(所要時間90分)
(復習)授業で解決できなかった課題を整理してまとめておく。(所要時間90分)

授業実施特記
第2回 内容
学校の教育活動中の事故等の現状を体育科・保健体育科の授業やスポーツ活動中の事故に焦点を当てて説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)自己の学校生活で特に体育科・保健体育科の授業やスポーツ活動中の事故についてメモをしておく。(所要時間90分)
(復習)スポーツ活動中の事故及びその対処の仕方等について整理する。(所要時間90分)

授業実施特記
第3回 内容
教育実習中に経験した体育科・保健体育科の授業やスポーツ活動中の事故及びその対応についてグループ協議し、そのポイントについて説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教育実習中に起きたスポーツ事故事例をメモしておく。(所要時間90分)
(復習)スポーツ事故の現状や原因及びその対応等のポイントを整理しまとめる。(所要時間90分)
授業実施特記
第4回 内容
教育実習(養護実習)を通して学んだ養護教諭としての役割を踏まえ、どのような力量が求められるかグループ協議活動と講義をする。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教育実習(養護実習)でどのような業務を担当したかを踏まえ、必要な専門的力量とは何かまとめておく。(所要時間90分)
(復習)実習生として経験した保健室経営、教育相談、授業等から、養護教諭として必要とされる専門的力量について整理し、自己学修すべき課題についてまとめる。(所要時間90分)
授業実施特記
第5回 内容
養護教諭は、保健室経営、授業以外に学校組織の一員としての仕事もしている点について、学校経営。、学校組織論の観点からグループ協議と講義をする。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)学校組織という観点から教員に求められる役割について整理しておく。(所要時間90分)
(復習)組織の一員として求められる教員の資質や力量にについて整理しまとめる。(所要時間90分)
授業実施特記
第6回 内容
保健管理における対人管理について講義し、グループ協議をとおして再認識させる指導をする。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)対人管理の項目と内容について疑問点をメモしておく。(所要時間90分)
(復習)対人管理の項目と内容について重要な事項を整理しまとめる。(所要時間90分)

授業実施特記
第7回 内容
保健管理における対物管理について講義し、グループ協議をとおして再認識させる指導をする。

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)対物管理の項目と内容について疑問点をメモしておく。(所要時間90分)
(復習)対物管理の項目と内容について重要な事項を整理しまとめる。(所要時間90分)


授業実施特記
第8回 内容
学校保健の現状と課題について、学生相互のディスカッションをさせ、健康課題を理解させる講義をする。
 
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:実習から学んだ児童生徒の健康課題をまとめて準備する。(所要時間90分)
復習:解決すべき健康課題のポイントを整理しまとめる。(所要時間90分)
授業実施特記
第9回 内容
教職について理解を深めるためグループ協議をとおして、教師の服務や義務・責任などについて認識させる講義をする。 
 
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:実習校の指導教員から学んだことがらをまとめて協議の準備をする。(所要時間90分)
復習:協議の結果を整理しまとめておく。(所要時間90分)
授業実施特記
第10回 内容
養護教諭の職務の特質と保健室経営の重要性を理解させるとともに、必要事項や配慮事項について認識させ、効果的な保健室経営案を作成させる講義をする。 
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書120〜150ページを読み、実習から学んだことがらをまとめておく。(所要時間90分)
復習:効果的な保健室経営案作成のポイントをまとめる。(所要時間90分)
授業実施特記
第11回 内容
児童生徒の心身の観察と対応の在り方について状況を設定したロールプレイングを中心に、生徒指導や教育相談の実際について理解を深め、心の健康と対応の実際について、カウンセリングと心身医学の観点で演習を行い、指導や支援の実践力を習得させる講義をする。 
 
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書186〜248ページを読み、実習から学んだことがらをメモしておく。(所要時間90分)
復習:演習後の協議の結果をまとめ整理する。(所要時間90分)
授業実施特記
第12回 内容
保健指導の学習指導案をもとに模擬授業を行うとともに協議し、保健指導の実践力を習得させる講義をする。
 
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書205〜215ページを読み、指導上の疑問点をメモしておく。(所要時間90分)
復習:協議の結果をまとめ、指導上の留意点を整理する。(所要時間90分)
授業実施特記
第13回 内容
保健学習の学習指導案をもとに模擬授業を行うとともに協議し、保健学習指導の実践力を習得させる講義をする。
 
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書216〜224ページを読み、指導上の疑問点をメモしておく。(所要時間90分)
復習:協議の結果をまとめ、指導上の留意点を整理する。(所要時間90分)
授業実施特記
第14回 内容
組織活動の重要性について理解させ、学校内外の組織である、児童生徒保健委員会、保護者保健部、教職員保健部、学校三師、地域関係者などとの効果的な連携の進め方について、学校保健委員会や地域学校保健委員会の実際の事例を基にグループ協議させ、講義をする。
 
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書120〜150ページを読み、課題をメモし準備する。(所要時間90分)
復習:協議の結果をまとめ整理する。(所要時間90分)
授業実施特記
第15回 内容
学校教育における学校保健の果たすべき役割についてまとめ、養護教諭として資質や能力の向上の重要性を説明し、研究修養の重要性を再認識させる講義をする。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)全体の内容について振り返り、重要項目について整理する。(所要時間90分)

(復習)全体の内容の重要項目について整理しまとめる。(所要時間90分)

授業実施特記