最終更新日:2017/12/31
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2018 (週1コマ)秋期 開講時限 水1
開講学部・学科等
科目コード 810025000 科目ナンバー TEA01002
授業名 道徳教育の理論と実践
英文授業名 Theory and Practice of Moral Education
担当教員 菱刈 晃夫

授業形態 講義、アクティブ・ラーニング
e-learning利用 manaba その他:
担当形態 単独
関連する授業 教育基礎論
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
特別活動の理論と実践
後続関連授業
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード 道徳科、道徳の授業、特別活動

授業の概要・ねらい [概要]道徳の意義や原理等を踏まえ、学校の教育活動全体を通じて行う道徳教育及びその要となる道徳科の目標や内容、指導計画等について概説し、教材研究や学習指導案の作成、模擬授業等を通して、実践的な指導力を身につける。
[ねらい]道徳の意義や原理等を踏まえ、学校における道徳教育の目標や内容を理解する。学校の教育活動全体を通じて行う道徳教育及びその要となる道徳科における指導計画や指導方法を理解する。
到達目標 ①道徳教育の理論を修得することにより、教職志望者にとって必要不可欠な道徳教育の基礎知識について説明・記述できる。
②道徳教育の理論を修得することにより、理論(学習指導要領)に基づいた授業計画および指導案を立案・説明・記述したうえで、(模擬授業)実践できる。
③道徳教育の理論を修得することにより、特別活動との関連について説明・記述できる。
教科書と準備するもの 『小学校学習指導要領解説 特別の教科 道徳編』(平成29年6月、文部科学省)。菱刈晃夫『教育にできないこと、できること―基礎・実践・探究―[第4版]』(成文堂、2018年)。
参考書 横山利弘監修『楽しく豊かな道徳科の授業をつくる』(ミネルヴァ書房、2017年)。その他の資料等は、授業中に適宜指示する。
評価の基準 ①教職志望者にとって必要不可欠な道徳教育の基礎知識について説明・記述できる。
②道徳教育の理論(学習指導要領)に基づいた授業計画および指導案を立案・説明・記述したうえで、(模擬授業)実践できる。
③特別活動との関連について説明・記述し実践できる。
具体的評価方法 評価の基準で示した3つの項目の到達度を合計する。成績評価は、模擬授業および指導案作成の内容(40%)、レポート試験(30%)、平常点(30%)で行う。なお平常点は、WEB(manaba)を用いたリフレクションシートの提出状況、毎時間ごとのワークシートの記入状況を総合して判断する。
関連リンク Graduation Research : Moral Education and Special Activities
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
みなさんの興味・好奇心を刺激するように工夫を重ねていきたいと思います。
単位互換
特記 講義のみならずアクティブ・ラーニングを取り入れ、学生自身による話す、聞く、書くといった能動的作業を取り入れる。記録はワークシートに残し、連番でファイルし保管する。毎回のワークシートは予習・復習にも用いる。これは成績評価の対象ともなる。また視聴覚教材も取り入れる。授業開始前日までにワークシートは必ず各自でプリントアウトして持っておくこと。

授業計画
第1回 内容
導入。
「道徳」への問い。道徳とは、道徳教育とは。道徳教育の課題(いじめ・情報モラル)について。

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)シラバスを読んでおく。
(復習)道徳と道徳教育について、自分なりにまとめる。疑問な点や質問したい点について、整理する。
授業実施特記
第2回 内容
道徳の本質(1)「道徳」の語義について。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)前回の授業で指定されたテキスト箇所を読んで要点をつかみ、疑問点や確認したい点についてノートにメモしておく。
(復習)授業内容について整理し、まとめる。
授業実施特記
第3回 内容
道徳の本質(2)近代の「道徳について」。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)前回の授業で指定されたテキスト箇所を読んで要点をつかみ、疑問点や確認したい点についてノートにメモしておく。
(復習)授業内容について整理し、まとめる。
授業実施特記
第4回 内容
道徳の本質(3)現代の「道徳」について。いじめ・情報モラル等について。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)前回の授業で指定されたテキスト箇所を読んで要点をつかみ、疑問点や確認したい点についてノートにメモしておく。
(復習)授業内容について整理し、まとめる。
授業実施特記 第1回 レポート試験
第5回 内容
道徳教育の歴史について。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)前回の授業で指定されたテキスト箇所を読んで要点をつかみ、疑問点や確認したい点についてノートにメモしておく。
(復習)授業内容について整理し、まとめる。
授業実施特記
第6回 内容
学校教育のなかの道徳教育(1)学習指導要領など。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)前回の授業で指定されたテキスト箇所を読んで要点をつかみ、疑問点や確認したい点についてノートにメモしておく。
(復習)授業内容について整理し、まとめる。
授業実施特記
第7回 内容
学校教育のなかの道徳教育(2)道徳教育の指導計画など。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)前回の授業で指定されたテキスト箇所を読んで要点をつかみ、疑問点や確認したい点についてノートにメモしておく。
(復習)授業内容について整理し、まとめる。
授業実施特記
第8回 内容
小学生における道徳性の発達段階とその特徴。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)前回の授業で指定されたテキスト箇所を読んで要点をつかみ、疑問点や確認したい点についてノートにメモしておく。
(復習)授業内容について整理し、まとめる。
授業実施特記
第9回 内容
道徳の授業の基本型について。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)前回の授業で指定されたテキスト箇所を読んで要点をつかみ、疑問点や確認したい点についてノートにメモしておく。
(復習)授業内容について整理し、まとめる。
授業実施特記 第2回 レポート試験
第10回 内容
道徳授業の構想に基づく指導案の作り方について―教科書、読み物資料を用いた授業―。

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)前回の授業で指定されたテキスト箇所を読んで要点をつかみ、疑問点や確認したい点についてノートにメモしておく。
(復習)授業内容について整理し、まとめる。
授業実施特記
第11回 内容
学生による「道徳の内容」別模擬授業(1)。小学校低学年を中心に。予備学習として指導案作成・提出。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)前回の授業で指定されたテキスト箇所を読んで要点をつかみ、疑問点や確認したい点についてノートにメモしておく。
(復習)授業内容について整理し、まとめる。
授業実施特記
第12回 内容
学生による「道徳の内容」別模擬授業(2)。小学校中学年を中心に。予備学習として指導案作成・提出。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)前回の授業で指定されたテキスト箇所を読んで要点をつかみ、疑問点や確認したい点についてノートにメモしておく。
(復習)授業内容について整理し、まとめる。
授業実施特記
第13回 内容
学生による「道徳の内容」別模擬授業(3)。小学校高学年を中心に。予備学習として指導案作成・提出。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)前回の授業で指定されたテキスト箇所を読んで要点をつかみ、疑問点や確認したい点についてノートにメモしておく。
(復習)授業内容について整理し、まとめる。
授業実施特記
第14回 内容
学生による「道徳の内容」別模擬授業(4)。小学校全学年より補足。予備学習として指導案作成・提出。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)前回の授業で指定されたテキスト箇所を読んで要点をつかみ、疑問点や確認したい点についてノートにメモしておく。
(復習)授業内容について整理し、まとめる。
授業実施特記
第15回 内容
道徳授業の創意工夫と総括。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)前回の授業で指定されたテキスト箇所を読んで要点をつかみ、疑問点や確認したい点についてノートにメモしておく。
(復習)授業内容について整理し、まとめる。
授業実施特記 最終レポート試験