最終更新日:2018/03/29
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概要
対象年度 年度 2018 (週1コマ)秋期 開講時限 金4
開講学部・学科等 理工
科目コード 810024200 科目ナンバー TEA03552
授業名 理科指導法Ⅱ
英文授業名 Educational Method of Science Ⅱ
担当教員 佐藤 寛之

授業形態 講義、演習
e-learning利用 manaba その他:
担当形態 単独
関連する授業 理科指導法Ⅰ,理科教育論Ⅰ,理科教育論Ⅱ
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
理科指導法Ⅰ
後続関連授業
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード 理科の目標や内容を深く理解し,具体的な授業場面を想定した授業デザインとそれを実践する方法を身に付ける。

授業の概要・ねらい 理科授業を実践するために必要となる学習内容の基礎的な知識や理科の学習指導要領,授業づくり・授業分析の方法論と理科の教授・学習論について実例などを取り上げ解説し,教材研究に関する演習を実施する。
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①中学校・高等学校学習指導要領における理科の目標・主な内容・全体構造、個別の理科学習内容についての指導上の留意点(含:発展的な内容)、理科の学習評価に対する考え方、及び教科理科と自然科学との関係性を確認・理解したうえで、教材研究に活用できる具体的方策を検討する。
②生徒の自然認識・科学的思考・理科の学力などの実態を視野に入れた理科授業設計の重要性、教科としての理科の特性に応じたICT・教材の効果的な活用法、理科学習指導案の構成・作成により、中等理科に関わる模擬授業の実施とその振り返りを行い,理科授業改善の視点(含:授業設計の向上)を明確にする。
到達目標 授業づくり・授業分析にあたって必要とされる基礎的知識や考えを身に付ける。
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1.中学校・高等学校学習指導要領に示された理科の目標や内容を確認し、深く理解する。
2.基礎的な理科の学習指導理論を理解し、具体的な授業場面を想定した授業デザインとそれを実践する方法を身に付ける。
教科書と準備するもの 文部科学省(2017)『中学校学習指導要領』『中学校学習指導要領解説 理科編』
文部科学省(2018)『高等学校学習指導要領』『高等学校学習指導要領解説 理科編』
上記のほかに、講義用に作成したプリント教材を配布して、テキストとして使用する。
参考書 授業中に提示する。
評価の基準 ①理科の教材研究の目的や手順について理解を深め,教材(学習材)を授業に適用する方法について例を挙げて説明することができる。
②理科教育について関心をもち,これからの理科の教育実践に対して自分なりの展望を述べることができる。
具体的評価方法 授業内に行う課題(MT(マイクロティーチング)の実施:ワークシート,MTの実践とディスカッション)への取り組み(50%),作成した学習指導案(20%),課題レポート(30%)により、総合的に判断する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
受け身にならず,積極的に授業に参加してほしい。
また,学生相互のコミュニケーション活動にも前向きに取り組んでほしい。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
オリエンテーション(授業概要の紹介):MT(マイクロティーチング)について
授業時間外における学修(予習・復習等) 【準備・復習等】
復習:講義内容を確認し,必要な準備をしておくこと。
授業実施特記
第2回 内容
科学を教えることの意味と理科授業づくりの視点について
授業時間外における学修(予習・復習等) 【準備・復習等】
準備:配布資料の当該箇所を事前に読んでおくこと。
復習:授業で示す理科の授業づくりの視点について確認しておくこと。
授業実施特記
第3回 内容
子どもの自然認識の特徴と理科の学習論
授業時間外における学修(予習・復習等) 【準備・復習等】
準備:配布資料の当該箇所を事前に読んでおくこと。
復習:授業で示す子どもの自然認識の特徴について理解しておくこと。
授業実施特記
第4回 内容
理科学習の評価と授業改善/安全教育について
授業時間外における学修(予習・復習等) 【準備・復習等】
準備:配布資料の当該箇所を事前に読んでおくこと。
復習:理科学習における評価のあり方やそれを基にした授業改善と安全教育について理解しておくこと。
授業実施特記
第5回 内容
MTの準備 その1:単元全体の指導計画を考える
授業時間外における学修(予習・復習等) 【準備・復習等】
準備:指定した単元についての資料を収集しておくこと。
復習:単元全体の指導計画を基に,板書型ワークシートをまとめる。
授業実施特記 受講者数により,MTの実施方法を変更することがある。
第6回 内容
MTの準備 その2:指定されたテーマ(本時)の指導計画を考える
授業時間外における学修(予習・復習等) 【準備・復習等】
準備:単元全体の指導計画を基に,本時案に簡単に構想しておく。
復習:本時の展開を板書型ワークシートをまとめる。
授業実施特記 受講者数により,MTの実施方法を変更することがある。
第7回 内容
MTの準備 その3:グループ毎に,授業構想についての他者からの助言を得る(グループディスカッション)
授業時間外における学修(予習・復習等) 【準備・復習等】
準備:本時の展開を板書型ワークシートをまとめ,展開を予めまとめておく。
復習:本時の展開に関する学習指導案(略案)を作成する。
授業実施特記 受講者数により,MTの実施方法を変更することがある。
第8回 内容
MTの準備 その4:指定されたテーマの指導計画を修正する
授業時間外における学修(予習・復習等) 【準備・復習等】
準備:他者からの助言や意見を基に,本時の展開を修正点を板書型ワークシートにまとめておく。
復習:単元全体の指導計画を基に,板書型ワークシートをまとめる。
授業実施特記 受講者数により,MTの実施方法を変更することがある。
第9回 内容
MTの実施 その1:授業のある10~15分を実際に実施する(模擬授業)
授業時間外における学修(予習・復習等) 【準備・復習等】
準備:指定されたテーマに関する授業のある10~15分間について,授業を実施する。
復習:MTを実施した各授業者(受講者)の優れた点や気になる点をまとめておく。
授業実施特記 受講者数により,MTの実施方法を変更することがある。
第10回 内容
MTの実施 その2:授業のある10~15分を実際に実施する(模擬授業)
授業時間外における学修(予習・復習等) 【準備・復習等】
準備:指定されたテーマに関する授業のある10~15分間について,授業を実施する。
復習:MTを実施した各授業者(受講者)の優れた点や気になる点をまとめておく。
授業実施特記 受講者数により,MTの実施方法を変更することがある。
第11回 内容
MTの実施 その3:授業のある10~15分を実際に実施する(模擬授業)
授業時間外における学修(予習・復習等) 【準備・復習等】
準備:指定されたテーマに関する授業のある10~15分間について,授業を実施する。
復習:MTを実施した各授業者(受講者)の優れた点や気になる点をまとめておく。
授業実施特記 受講者数により,MTの実施方法を変更することがある。
第12回 内容
MTをふまえた授業改善 その1:ディスカッション(1)(模擬授業の振り返り)
授業時間外における学修(予習・復習等) 【準備・復習等】
準備:MTを第9回に実施した各授業者(受講者)の優れた点や気になる点をまとめておく。
復習:自分自身の授業について省察する。
授業実施特記 受講者数により,MTの実施方法を変更することがある。
第13回 内容
MTをふまえた授業改善 その2:ディスカッション(2)(模擬授業の振り返り)
授業時間外における学修(予習・復習等) 【準備・復習等】
準備:MTを第10回に実施した各授業者(受講者)の優れた点や気になる点をまとめておく。
復習:自分自身の授業について省察する。
授業実施特記 受講者数により,MTの実施方法を変更することがある。
第14回 内容
MTをふまえた授業改善 その3:ディスカッション(3)(模擬授業の振り返り)
授業時間外における学修(予習・復習等) 【準備・復習等】
準備:MTを第11回に実施した各授業者(受講者)の優れた点や気になる点をまとめておく。
復習:自分自身の授業について省察する。
授業実施特記 受講者数により,MTの実施方法を変更することがある。
第15回 内容
総括的評価・まとめ
授業時間外における学修(予習・復習等) 【準備・復習等】
準備:これまでの講義の各内容を復習し,提出課題を準備しておくこと。
授業実施特記