最終更新日:2018/01/26
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2018 (週1コマ)秋期 開講時限 月2,月3
開講学部・学科等 体育
科目コード 671317700 科目ナンバー PSC01128
授業名 理科概論B
英文授業名 Introduction to Science B
担当教員 藤井 千恵子

授業形態 講義、実験・実習・実技
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
理科概論A
後続関連授業 教科教育法 理科
教職課程科目 教職に関する科目、教科に関する科目
テーマ・キーワード 小学校理科 A区分(物理、化学分野) 問題解決能力 科学的な見方や考え方

授業の概要・ねらい ・小学校学習指導要領の理科の目標、内容及び内容の取扱いの理解を図る中で理科教育についての理解を深める。
・主に物理分野、化学分野を中心に、自然科学の基礎的な内容について実際の指導に当たって必要とされる専門的な知識・技能等を身に付けさせる。
・問題解決能力及び科学的な見方や考え方を身に付けさせる。
到達目標 小学校学習指導要領の理科の特性や内容等を理解するため、物理分野及び化学分野における自然の見方や考え方について、実験や観察等を実際に行いながら学ぶことに重点をおく。また、理科教育を通して問題解決能力や科学的な見方・考え方を育成する方法を身に付けるよう授業を進めていく。 
教科書と準備するもの 学習指導要領解説理科編(文部科学省)
参考書 小学校理科指導資料(文部省)
適宜、必要な資料を配布する。
評価の基準 ・小学校学習指導要領の理科の目標、内容及び内容の取扱いについて理解したか。
・物理分野、化学分野を中心に、自然科学の基礎的な内容について実際の指導に当たって必要とされる専門的な知識・技能等を身に付けることができたか。
・問題解決能力及び科学的な見方や考え方を身に付けることができたか。
具体的評価方法 授業の展開に即したワークシートの記述内容(50%)、学習の状況及びレポートの内容(20%)、筆記試験(30%)により評価する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
実験等の技能も高まり、充実した学習を進めている学生が多くみられます。皆さんの意欲に応える講義の内容や方法について改善・工夫していきます。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
小学校理科のねらい、小学校理科の内容(物理領域・化学領域)について
A区分(物理領域、化学領域)の特性 物質の見方 

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)学習指導要領理科編 P21を読んでくる分。(90分)
(復習)A区分の内容について調べておく。(90分)
授業実施特記
第2回 内容
温度の変化と物質の変化1
空気と水の性質について学ぶ。
 閉じ込めた空気や水の性質について、実験を通して学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)学習指導要領理科編 第4学年「空気と水の性質」を読んでくる。(90分)

(復習)物質の三態について整理しまとめておく。(90分)
授業実施特記
第3回 内容
温度の変化と物質の変化2
 気体、液体、固体の物質と熱による変化について、実験を通して学ぶ。

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)学習指導要領理科編 第4学年「金属、水、空気と温度」のアを読んでくる。
(90分)
(復習)身近な生活の中で体積の変化を利用した道具を探してくる。(90分)
授業実施特記
第4回 内容
温度の変化と物質の変化3
 気体、液体を加熱したときの変化について,実験を通して学ぶ。
 
 
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)学習指導要領理科編 第4学年「金属、水、空気と温度」のイを読んでくる。
(90分)
(復習)気体、液体、固体の温度による体積の変化について整理しまとめておく。(90分)
授業実施特記
第5回 内容
水の三態
 水を加熱したり、冷却したりする実験を通して、水の三態を学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)学習指導要領理科編 第4学年「金属、水、空気と温度」のウを読んでくる。
(90分)
(復習)物質の三態(気体、液体、固体)について第2回から第5回の授業で学んだことを整理し、まとめる。(90分)
授業実施特記
第6回 内容
電気・電磁石1
 電気の通り道、電気の働きについて、実験を通して学ぶ。


授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)学習指導要領理科編 第3学年「電気の通り道」第4学年「電気の働き」を読んでくる。(90分)
(復習)身近な生活の中で直列つなぎや並列つなぎの事例を調べてくる。(90分)
授業実施特記
第7回 内容
電気・電磁石2
 電磁石や電気を作ること、ためることについて、実験を通して学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)学習指導要領理科編 第5学年「電流の働き」 第6学年「電気の利用」を読んでくる。(90分)
(復習)身近な生活の中でどのように電気を利用しているか調べ、まとめる。(90分)
授業実施特記
第8回 内容
物質の性質(光、物と重さ)
 光の通り道 物質の重さの保存、磁石の性質について、実験を通して学ぶ。

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)学習指導要領理科編 第3学年「物と重さ」 第3学年「光の性質」 第3学年「磁石の性質」を読んでくる。(90分)
(復習)物質の性質について、第3学年の「比較する」という視点から整理しまとめる。(90分)
授業実施特記
第9回 内容
振り子の運動
 振り子の1往復にかかる時間とその条件について、条件制御の考え方を用いて実験を通して学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)学習指導要領理科編 第5学年「振り子の運動」を読んでくる。(90分)

(復習)身近な生活の中で振り子の規則性を利用している道具等を探してくる。(90分)
授業実施特記
第10回 内容
てこの規則性
 実用てこと実験用てこでの実験を通して、てこの規則性を学ぶ。

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)学習指導要領理科編 第6学年「てこの規則性」を読んでくる。(90分)

(復習)身近な生活の中で、てこの規則性を利用した道具などを調べる。(90分)
授業実施特記
第11回 内容
物の溶け方
 物質による物の溶け方の違いについて実験を通して学ぶ。

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)学習指導要領理科編 第5学年「物の溶け方」を読んでくる。(90分)

(復習)これまで使用してきた加熱器具などの安全な取り扱い方について整理しまとめる。(90分)
授業実施特記
第12回 内容
水溶液の性質
 いくつかの水溶液について、その性質を調べる方法を考え、実験を通して追究する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)学習指導要領理科編 第6学年「水溶液の性質」を読んでくる。(90分)

(復習)身近な水溶液の性質を調べ、まとめる。(90分)
授業実施特記
第13回 内容
燃焼の仕組み
 燃焼による酸素、二酸化炭素の変化について、実験を通して学ぶ。

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)学習指導要領理科編 第6学年「燃焼の仕組み」を読んでくる。(90分)

(復習)空気の成分と燃焼についてまとめる。(90分)
授業実施特記
第14回 内容
風やゴムの働き
 風やゴムを動力として車を動かし、エネルギーについての見方や考え方を学ぶ。

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)学習指導要領理科編 第3学年「風やゴムの働き」を読んでくる。(90分)

(復習)エネルギーについての見方や考え方を秋期の授業をとおして整理し、まとめる。(90分)
授業実施特記
第15回 内容
まとめ 
 秋期に学んだことを思考力・判断力・表現力という視点から見直し、定着を図る
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)「思考力・判断力・表現力」について学習指導要領当から調べ、まとめておく。(90分)
(復習)A区分で学んだことと「思考力・判断力・表現力」とのかかわりを整理し、まとめる。(90分)
授業実施特記