最終更新日:2018/03/29
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2018 (週1コマ)秋期 開講時限 月1,月4
開講学部・学科等 体育
科目コード 671317500 科目ナンバー PSC01126
授業名 数学概論B
英文授業名 Introduction to Mathematics B
担当教員 新木 伸次

授業形態 講義、演習、アクティブ・ラーニング
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業 数学概論A
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業 教科教育法(算数)
教職課程科目 教科に関する科目
テーマ・キーワード 数学の問題解決,数学的な考え方,数学的な表現,数学的活動

授業の概要・ねらい 授業の概要:学校数学では,数学的な思考力・表現力を育て,学ぶ意欲を高めるために,数学的活動に取り組む学習が重視されている。本授業では,算数・数学の問題をつくったり解決したりすることに取り組み,その思考過程を振り返ったり,探求したりする。その際,解決の着想や考え方などを説明し伝えあうことにも取り組む。
授業のねらい:数学的活動に取り組み,問題を解決したり,探求したりすることの意味や価値を考えられるようにする。また,数学的に伝えあう中で,考えをよりよく表現することができるようにする。
到達目標 算数・数学の問題を解決することに取り組み,その意味や価値を具体的に考えることができる。また,問題解決の過程を振り返ったり,数学的な表現を用いて説明し伝え合ったりすることができる。
教科書と準備するもの 授業専用ノートを準備すること(「数学概論A」の続きでもよい)
資料は適宜プリントにて配布する。
参考書 G.ポリア(柿内賢信訳)『いかにして問題をとくか』丸善,1954年
細水保宏『算数のプロが教える教材づくりのコツ』東洋館出版社,2011年
その他,授業で適宜紹介する。
評価の基準 算数・数学の問題を解決することに取り組んだり,探求したりすることの意味や価値を具体的に考えることができる。
算数・数学の問題解決に取り組み,思考過程を振り返ったり,探求したりすることができる。
問題解決における着想や考え方などを,数学的な表現を用いて説明し伝えあうことができる。
具体的評価方法 授業中の課題へ取り組みなどの平常点を30%程度,発表・レポートを30%程度,試験を40%程度とする。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
アンケートの結果や実態を踏まえ,授業の進め方を相談の上,適宜修正する。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
オリエンテーション
多角形の内角の和にみる数学的な考え方
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:各自で具体的な数学の問題を設定し,それを解決し,その過程を明らかにしてみること。
復習:問題づくりの基となるような素材をみつけること。
授業実施特記
第2回 内容
問題解決の事例の検討:3桁+3桁=3桁の計算パズル
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:計算についての問題をつくり,解決してみること。
復習:授業での自らの問題解決の活動を振り返り,そこで用いている数学的な考え方を見いだすこと。授業で見いだした推測について,その理由を考えておくこと。
授業実施特記
第3回 内容
問題の作成1:問題の価値の明確化
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:問題づくりの基となるような素材を用意しておくこと。
復習:授業で議論し,考察したことをまとめること。
授業実施特記
第4回 内容
問題の作成2:問題のねらいの明確化と設定の工夫
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:前回の議論を基にした改善案を用意しておくこと。
復習:授業で議論し,考察したことをまとめること。
授業実施特記
第5回 内容
問題の作成3:解決の多様性の検討とねらいの焦点化
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:前回の議論を基にした改善案を用意しておくこと。
復習:授業で議論し,考察したことをまとめ,発表できるよう整理すること。
授業実施特記
第6回 内容
作成した問題への取り組みと議論(1)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:発表する問題を準備しておくこと。
復習:発表や問題解決の過程を振り返り,まとめること。数学的な考え方に目を向けてさらに考察すること。
授業実施特記
第7回 内容
作成した問題への取り組みと議論(2)(3)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:発表する問題を準備しておくこと。
復習:発表や問題解決の過程を振り返り,まとめること。数学的な考え方に目を向けてさらに考察すること。
授業実施特記
第8回 内容
作成した問題への取り組みと議論(4)(5)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:発表する問題を準備しておくこと。
復習:発表や問題解決の過程を振り返り,まとめること。数学的な考え方に目を向けてさらに考察すること。
授業実施特記
第9回 内容
作成した問題への取り組みと議論(6)(7)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:発表する問題を準備しておくこと。
復習:発表や問題解決の過程を振り返り,まとめること。数学的な考え方に目を向けてさらに考察すること。
授業実施特記
第10回 内容
作成した問題への取り組みと議論(8)(9)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:発表する問題を準備しておくこと。
復習:自らの問題解決の過程を振り返り,まとめること。数学的な考え方に目を向けてさらに考察すること。
授業実施特記
第11回 内容
作成した問題への取り組みと議論(10)(11)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:発表する問題を準備しておくこと。
復習:発表や問題解決の過程を振り返り,まとめること。数学的な考え方に目を向けてさらに考察すること。
授業実施特記
第12回 内容
作成した問題への取り組みと議論(12)(13)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:発表する問題を準備しておくこと。
復習:発表や問題解決の過程を振り返り,まとめること。数学的な考え方に目を向けてさらに考察すること。
授業実施特記
第13回 内容
作成した問題への取り組みと議論(14)(15)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:発表する問題を準備しておくこと。
復習:発表や問題解決の過程を振り返り,まとめること。数学的な考え方に目を向けてさらに考察すること。
授業実施特記
第14回 内容
作成した問題への取り組みと議論(16)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:発表する問題を準備しておくこと。
復習:発表や問題解決の過程を振り返り,まとめること。数学的な考え方に目を向けてさらに考察すること。
授業実施特記
第15回 内容
植木算の問題とその発展からみる数学的な問題の解決
授業のまとめ
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:各班の発表した問題やそこでの議論を整理しておくこと。
復習:授業のまとめと扱った問題について整理し,さらに探究してみること。
授業実施特記