最終更新日:2018/01/28
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2018 (週1コマ)秋期 開講時限 月1
開講学部・学科等
科目コード 671313300 科目ナンバー
授業名 保育内容(環境)
英文授業名 Nursery School Curriculum: Environment
担当教員 青木 聡子

授業形態 講義、演習、アクティブ・ラーニング
e-learning利用 manaba その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード 幼児をとりまく身近な環境の特性と保育環境デザインのポイント

授業の概要・ねらい 幼児をとりまく身近な環境の特性と保育環境デザインについて学ぶため、領域「環境」の基礎理論についての講義と演習、教材研究の演習を行う。
■授業のねらい
①子どもが環境とかかわる力を育むうえで必要な経験を保証するための保育を構想する方法を身に付けること。

到達目標 ①領域「環境」のねらいや内容の意味を学び、教材研究に応用することができる。(60%)
②幼児期に必要な体験を踏まえ、子どもが育つために必要な環境について説明することができる。(60%)
③領域「環境」のねらいや内容について説明することができる。(60%)
④情報機器及び教材の活用法を理解し、保育を構想することができる。(60%)
教科書と準備するもの 小田 豊・湯川秀樹(編)(2009)「新保育ライブラリ保育の内容・方法を知る 保育内容環境」北大路書房 ¥1700+税
参考書 文部科学省.(2017).幼稚園教育要領.東京:フレーベル館 ¥149+税
文部科学省.(2008).幼稚園教育要領解説.東京:フレーベル館. ¥190+税
岩立京子(編)「事例で学ぶ保育内容領域人間関係」萌文書林 ¥2000+税
評価の基準 ①領域「環境」のねらいや内容の意味を理解し、教材研究に応用することができる。
②幼児期に必要な体験を踏まえ、子どもが育つために必要な環境について説明することができる。
③領域「環境」のねらいや内容について説明することができる。
④情報機器及び教材の活用法を理解し、保育を構想することができる。
具体的評価方法 小テスト(25%)、ワークシート(25%)、模擬保育(指導案とその修正を含む)(20%)、模擬保育検討への参加状況(30%)
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
提出課題等へのフィードバックを通じて、どうすれば学習目標を達成できるのかを示していければと思います。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
保育内容「環境」の意義
①授業の進め方についての確認を行う。
②幼稚園教育要領の基本的な事項を押さえながら、保育内容「環境」の意義について学ぶ。
③「知識や技能の基礎」、「思考力・判断力・表現力等の基礎」、「学びに向かう力、人間性等」からみた「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」と小学校との接続について学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書第1章を読んで質問事項をまとめてくること。復習:第1章の研究課題に取り組むこととする。
授業実施特記
第2回 内容
保育内容「環境」と幼児理解
①保育内容「環境」にかかわる子どもの発達的特性について学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書第2章を読んで質問事項をまとめてくること。復習:第2章の研究課題に取り組むこととする。
授業実施特記
第3回 内容
好奇心・探求心を育てる指導
①好奇心・探究心について、保育の実践に結びつけながら学ぶ。

授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書第3章を読んで質問事項をまとめてくること。復習:第3章の研究課題に取り組むこととする。
授業実施特記
第4回 内容
自然物を用いた遊びの実践(模擬保育①3歳児)
①情報機器及び教材を活用して保育を構想し、指導案を作成する。
②幼児の発達に応じた適切なかかわりを工夫する。
③主体的・対話的で深い学びが実現するよう保育を複眼的に検討し、改善する。

授業時間外における学修(予習・復習等) 準備:指導案をmanabaからダウンロードして読んでくること。復習:指導案に加筆修正すること。
授業実施特記
第5回 内容
自然物を用いた遊びの実践(模擬保育②4歳児)
①情報機器及び教材を活用して保育を構想し、指導案を作成する。
②幼児の発達に応じた適切なかかわりを工夫する。
③主体的・対話的で深い学びが実現するよう保育を複眼的に検討し、改善する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 準備:指導案をmanabaからダウンロードして読んでくること。復習:指導案に加筆修正すること。
授業実施特記
第6回 内容
自然物を用いた遊びの実践(模擬保育③5歳児)
①情報機器及び教材を活用して保育を構想し、指導案を作成する。
②幼児の発達に応じた適切なかかわりを工夫する。
③主体的・対話的で深い学びが実現するよう保育を複眼的に検討し、改善する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 準備:指導案をmanabaからダウンロードして読んでくること。復習:指導案に加筆修正すること。
授業実施特記
第7回 内容
思考力の芽生えを育む指導
①乳幼児期の知的発達について学ぶ。
②子どもの遊びに含まれている「遊び」と思考力の芽生えについて考える。
③思考の広がりや深まりという観点から、幼児期に必要な体験について考える。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書第4章を読んで質問事項をまとめてくること。復習:第4章の研究課題に取り組むこととする。
授業実施特記
第8回 内容
人的環境としての友だち、保育者
①人的環境の保育的な特性について学ぶ。
②具体的な子どもの姿から、子どもが他者とかかわるということや、遊びのもつ意味について考える。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書第5章を読んで質問事項をまとめてくること。復習:第5章の研究課題に取り組むこととする。
授業実施特記
第9回 内容
物的環境としての園具・遊具・素材
①物的環境としての園具・遊具・素材について、環境デザインの基本や特質、配慮事項について学ぶ。
②①についてワークシートにまとめる(翌週に返却および解説を行う)。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書第6章を読んで質問事項をまとめてくること。復習:第6章の研究課題に取り組むこととする。
授業実施特記
第10回 内容
自然環境としての動植物
①DVDを視聴し、環境デザインについて考察する。
②自然環境が子どもにとってより身近になるための教師の役割について考える。


授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書第7章を読んで質問事項をまとめてくること。復習:第7章の研究課題に取り組むこととする。
授業実施特記
第11回 内容
日常生活のなかでの興味や関心
①日常生活のなかでの子どもの興味や関心をいかに育てていけばよいのかについて、実践事例をもとに考える。
②子どもの好奇心を揺さぶるような遊びの条件について考える。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書第8章を読んで質問事項をまとめてくること。復習:第8章の研究課題に取り組むこととする。
授業実施特記
第12回 内容
地域・行事とのかかわり
①日常生活のなかでの子どもの興味や関心をいかに育てていけばよいのかについて、実践事例をもとに考える。
②子どもが地域・行事にかかわることの教育的意義について検討する。
③小テスト(翌週返却し、解説を行う。)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書第9章を読んで質問事項をまとめてくること。復習:第9章の研究課題に取り組むこととする。
授業実施特記 小テスト(翌週返却し、解説を行う。)
第13回 内容
「環境」からみた道徳性の芽生えを培う指導
①保育環境がもたらす乳幼児期の道徳性の芽生えについて学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書第10章を読んで質問事項をまとめてくること。復習:第10章の研究課題に取り組むこととする。
授業実施特記
第14回 内容
乳幼児の安全環境
①安全教育の基本と望ましい安全環境構成について検討する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書第11章を読んで質問事項をまとめてくること。復習:第11章の研究課題に取り組むこととする。
授業実施特記
第15回 内容
保育 内容「環境」からみた実践的課題
①幼児教育の現代的課題を知り、保育者の役割についての理解を深める。

授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書第12章を読んで質問事項をまとめてくること。復習:第12章の研究課題に取り組むこととする。

授業実施特記