最終更新日:2018/04/20
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2018 (週1コマ)春期 開講時限 月1
開講学部・学科等
科目コード 671313200 科目ナンバー
授業名 保育内容(人間関係)
英文授業名 Nursery School Curriculum: Interpersonal Relations
担当教員 青木 聡子

授業形態 講義、演習、アクティブ・ラーニング
e-learning利用 manaba その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
幼児教育学A、幼児教育学B
後続関連授業 保育内容(環境)
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード 現代社会の人間関係の特徴と人とかかわる力を育む保育の在り方

授業の概要・ねらい 現代社会の人間関係の特徴と人とかかわる力を育む保育の在り方について学ぶため、領域「人間関係」の基礎理論についての講義と模擬保育を行う。
■授業のねらい
①子どもが人とかかわる力を育むうえで必要な経験を保証するための保育を構想する方法を身に付けること。
到達目標 ①領域「人間関係」のねらいや内容の意味を理解し、子どもの発達に応じた適切なかかわりを工夫することができる。(60%)
②情報機器及び教材の活用法を理解し、保育を構想することができる。(60%)
③主体的・対話的で深い学びが実現するよう保育を複眼的に検討することができる。(60%)
④領域「人間関係」のねらいや内容について説明することができる。(60%)
教科書と準備するもの 民秋 言・小田 豊・栃尾 勲・無藤 隆(編)(2009)「新保育ライブラリ保育の内容・方法を知る 保育内容人間関係」北大路書房 ¥1700+税
参考書 文部科学省.(2017).幼稚園教育要領.東京:フレーベル館 ¥149
文部科学省.(2017).幼稚園教育要領解説.東京:フレーベル館. ¥190+税
岩立京子(編)「事例で学ぶ保育内容領域人間関係」萌文書林 ¥2000+税
評価の基準 ①領域「人間関係」のねらいや内容の意味を学び、子どもの発達に応じた適切なかかわりを工夫することができる。
②情報機器及び教材の活用法を理解し、保育を構想することができる。
③主体的・対話的で深い学びが実現するよう保育を複眼的に検討することができる。
④領域「人間関係」のねらいや内容について説明することができる。
具体的評価方法 小テスト(25%)、小レポート(25%)、模擬保育(指導案とその修正を含む)(20%)、模擬保育の検討への参加状況(30%)
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
具体的な子どもの姿と結び付けて人間関係の指導を学べるよう、DVDなども活用します。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
現代社会と子どもの「人間関係」
①授業の進め方についての確認を行う。
②現代社会と子どもの「人間関係」について考える。
③幼稚園が人間関係のネットワークを再構築する意味について学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書第1章を読んで質問事項をまとめてくること。復習は、第1章の研究課題に取り組むこととする。
授業実施特記
第2回 内容
領域「人間関係」の考え方
①領域「人間関係」の変遷を知り、「人間関係」のねらい及び内容、評価の考え方について学ぶ。
②「知識や技能の基礎」、「思考力・判断力・表現力等の基礎」、「学びに向かう力、人間性等」からみた小学校との接続について学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書第2章を読んで質問事項をまとめてくること。復習は、第2章の研究課題に取り組むこととする。
授業実施特記
第3回 内容
「人間関係」の新しい展開
①生きる力、道徳性の芽ばえ、園内の協力体制、ティーム保育、幼児教育のセンターとしての幼稚園、ジェンダー等のキーワードから、新時代の保育について考える。
②小テスト(翌週、返却及び解説を行う)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書第3章を読んで質問事項をまとめてくること。復習は、第3章の研究課題に取り組むこととする。
授業実施特記 小テスト(翌週、返却及び解説を行う)
第4回 内容
「人間関係」の発達とその問題
①発達心理学の知見から、子どもの社会性の発達について学ぶ。
②①を踏まえ、乳幼児の発達における養育者・保育者の役割の重要性について考える。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書第4章を読んで質問事項をまとめてくること。復習は、第4章の研究課題に取り組むこととする。
授業実施特記
第5回 内容
子どもの人間関係を育てる園内の協力体制
①教育実習中、子どもの人間関係を育てる園内(・校内)の協力体制について気付いたことを、実習日誌とは別に記録に残す。
②園内の協力体制に自分はどのような役割を果たしていきたいかについてまとめる。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書を読み、園内にはどのような協力体制があるのか調べておくこと。復習小レポート:①②についてA4 1枚にまとめる。(提出した翌週に返却および解説を行う)
授業実施特記 小レポート(提出した翌週に返却および解説を行う)
第6回 内容
幼児理解
①教育実習中、気になる子どもがいたら、その子どものどのような行動や言葉、姿が気になったのか、実習日誌とは別に記録に残す。
②①について、教員としてどのようなかかわり方があるのかを考える。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:CiNii等で論文を検索し、保育における「気になる子」の定義について調べておくこと。復習小レポート:①②についてA4 1枚にまとめる。(提出した翌週に返却および解説を行う)
授業実施特記 小レポート(提出した翌週に返却および解説を行う)
第7回 内容
「人間関係」でちょっと気になる子ども①
①事例をもとに、子ども理解の姿勢を学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) 準備等:教科書第7章を読んで質問事項をまとめてくること。復習は、第7章の研究課題に取り組むこととする。
授業実施特記
第8回 内容
「人間関係」でちょっと気になる子ども②
①事例をもとに、子どもへの対応の基本的な考え方を学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書第7章を読んで質問事項をまとめてくること。復習は、教科書のコラムについて自分の意見をまとめることとする。
授業実施特記
第9回 内容
模擬保育①3歳児前半の保育
①情報機器及び教材の活用法を理解し、保育を構想する。
②幼児の発達に応じた適切なかかわりを工夫する。
③主体的・対話的で深い学びが実現するよう保育を複眼的に検討し、改善する。

授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書の事例を読み返し、記録の取り方を確認してくること。指導案をmanabaからダウンロードし、読んでくること。復習は、指導案に加筆修正することとする。
授業実施特記
第10回 内容
模擬保育②3歳児後半の保育
①情報機器及び教材の活用法を理解し、保育を構想する。
②幼児の発達に応じた適切なかかわりを工夫する。
③主体的・対話的で深い学びが実現するよう保育を複眼的に検討し、改善する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:指導案をmanabaからダウンロードし、読んでくること。復習は、指導案に加筆修正することとする。
授業実施特記
第11回 内容
あそびのなかで育つ「人間関係」
①遊びのなかでどのように「人間関係」を援助していくかについて学ぶ。
②遊びのなかで育つ人間関係を考えるとき、実践の場で保育者が特に配慮すべきこととは何かを考える。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書第5章を読んで質問事項をまとめてくること。復習は、第5章の研究課題に取り組むこととする。
授業実施特記
第12回 内容
4歳児の保育
①情報機器及び教材の活用法を理解し、保育を構想する。
②幼児の発達に応じた適切なかかわりを工夫する。
③主体的・対話的で深い学びが実現するよう保育を複眼的に検討し、改善する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:指導案をmanabaからダウンロードし、読んでくること。復習は、指導案に加筆修正することとする。
授業実施特記
第13回 内容
5歳児の保育
①情報機器及び教材の活用法を理解し、保育を構想する。
②幼児の発達に応じた適切なかかわりを工夫する。
③主体的・対話的で深い学びが実現するよう保育を複眼的に検討し、改善する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:指導案をmanabaからダウンロードし、読んでくること。復習は、指導案に加筆修正することとする。
授業実施特記
第14回 内容
保育者と子どもの「人間関係」
①子どもの「人間関係」に保育者がどのような役割を果たしているのかを考える。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書第6章を読んで質問事項をまとめてくること。復習は、第6章の研究課題に取り組むこととする。
授業実施特記
第15回 内容
地域子育て支援にかかわる人間関係
①保育者として地域子育て支援について考える視点を学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教科書第8章を読んで質問事項をまとめてくること。復習は、第8章の研究課題に取り組むこととする。
授業実施特記