最終更新日:2018/04/13
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2018 (週1コマ)春期 開講時限 火2,火3
開講学部・学科等 体育
科目コード 671312600 科目ナンバー PSC02138
授業名 教科教育法(生活)
英文授業名 Teaching Method of Living Environment Studies
担当教員 藤井 千恵子

授業形態 講義、演習
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
生活科概論
後続関連授業 教育実習Ⅰ
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード 生活科の教科の特性 具体的な教材研究 指導方法の工夫 模擬授業

授業の概要・ねらい 生活科の教科の特性及び目標や内容を踏まえ,生活科学習における効果的な指導法の基礎を教材研究や指導案作成等の具体を通して学ぶとともに模擬授業を実施し、生活科の授業づくりができるようにする。
到達目標 小学校生活科の指導法の基本及び教材研究を学ぶ。
教科書と準備するもの 学習指導要領解説 生活科編 (文部科学省)
参考書 小学校生活科教科書(教育出版)
必要な資料はその都度配布する
評価の基準 生活科の特性を生かした内容を踏まえた指導方法を理解することができたか。
低学年の特性を生かした発問や板書などの具体的な内容を理解することができたか。
生活科学習指導案を適切に作成することができたか。
低学年の特性を理解した模擬授業を実施したり、協議を深めたりすることができたか。
具体的評価方法 授業におけるワークシートの内容(50%),模擬授業における指導の状況及び協議会における発言(30%)、生活科学習指導案の内容(20%)により評価する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
講義を受ける学生の意欲が感じられた。さらに充実した内容とするよう改善と工夫を重ねていきたい。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
オリエンテーション
生活科の内容構成の考え方について、生活科概論の履修内容を確認するとともに、本授業では授業の組み立てや指導案を作成することについて理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)学習指導要領解説 生活編の「生活科の目標」を改めて読み、疑問点、質問事項をまとめてくる。(90分)
(復習)学習指導案作成に当たって興味・関心のある内容を調べておく。(90分)
授業実施特記
第2回 内容
学習指導要領解説 生活編の「年間指導計画の作成の要点及び作成上の配慮事項」について質問事項をあげ、それらについて解説し、理解を深める。併せて、障害のある児童への指導方法の工夫について学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)学習指導要領解説 生活編の「年間指導計画の作成の要点及び作成上の配慮事項」を読み、疑問点、質問事項をまとめてくる。(90分)
(復習)年間指導計画の作成の要点や配慮事項について整理し、まとめておく。(90分)
授業実施特記
第3回 内容
学習指導要領解説 生活編の「単元計画の作成」について、質問事項をあげ、それらについて解説し、理解を深める。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)学習指導要領解説 生活編「単元計画の作成」を読み、疑問点、質問事項をまとめてくる。(90分)
(復習)生活科における単元を通した計画を作成することについて整理し、まとめておく。(90分)
授業実施特記
第4回 内容
学習指導要領解説 生活編の「学習指導の進め方」について、質問事項をあげ、それらについて解説し、理解を深める。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)学習指導要領解説 生活編の「学習指導の進め方」を読み、疑問点や質問事項をまとめてくる。(90分)
(復習)生活科における学習指導の進め方の特色を整理し、まとめておく。(90分)
授業実施特記
第5回 内容
生活科における教材研究の実際について、「地域探検」の地域マップの作成を通して学ぶ。取材にあたってはタブレット等も活用し、ICT機器の習熟も行う。

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)地域マップを作成することを事前に知らせ、グループでどのようなマップを作成するか考えておく。(90分)
(復習)地域マップの作成に当たり、実際に地域を歩いたり地域の方に聞き取りを行ったりして調べたことをまとめる。(90分)
授業実施特記
第6回 内容
生活科における教材研究の実際として「地域マップ」のICT等も活用してプレゼンテーションを行い、授業にどのように生かすことができるか協議する。
※生活科における教師の役割には問題意識を醸成させることが求められていることを具体を通して学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)地域マップを完成させ、どのようにプレゼンテーションを行うか、各グループで相談し、本番に備える。(90分)
(復習)各グループの発表の良さや工夫転について整理し、まとめておく。(90分)
授業実施特記
第7回 内容
生活科における教材研究の実際として「おもちゃづくり」を行い、指導方法について具体を通して学ぶ。また、障害のある児童への具体的な指導方法も工夫する。
※生活科の授業における教師の役割には、具体的な活動や体験を重視することが求められていることを学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)おもちゃのつくり方や材料、道具などを調べて必要なものを用意しておく。(90分)
(復習)友達のおもちゃを見て、様々な作り方や工夫について整理し、まとめておく。(90分)
授業実施特記
第8回 内容
生活科における教師の支援の在り方、環境構成の工夫などについて、実際の指導案を通して学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)実際の指導案を読み取り、疑問点や質問項目を考えてくる。(90分)
(復習)自らの指導案作成において、支援の在り方や環境構成について反映させる。(90分)
授業実施特記
第9回 内容
生活科の指導案を作成するために必要な事項をあげ、それらに基づいて学習指導案を作成する。その際、評価規準や評価方法、評価の在り方について学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)生活科の指導案を作成するために必要な情報を収集してくる。(90分)
(復習)自らの指導案を作成してくる。(90分)
授業実施特記
第10回 内容
生活科の授業の在り方について、模擬授業を受け、教師の発問や低学年の子どもを引き付ける話し方、教材の工夫などを学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)学習指導案の下書きを作成してくる。(90分)
(復習)模擬授業を受けたことにより学んだことを自らの指導案に反映させ、修正してくる。(90分)
授業実施特記
第11回 内容
第1回目の模擬授業を行い、教材の提示について協議する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)模擬授業者は、学習指導案を作成して前日までに指導を受け、提出する。(90分)
(復習)教材の提示について、自らの指導案を見直し、修正しておく。(90分)
授業実施特記
第12回 内容
第2回目の模擬授業を行い、児童の興味・関心を高める工夫及びICTの活用方法について協議する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)模擬授業者は、学習指導案を作成して前日までに指導を受け、提出する。(90分)
(復習)児童の興味・関心を高める工夫について、自らの指導案を見直し、修正しておく。(90分)
授業実施特記
第13回 内容
第3回目の模擬授業を行い、児童が主体となる環境構成について協議する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)模擬授業者は、学習指導案を作成して前日までに指導を受け、提出する。(90分)
(復習)児童が主体となる環境構成について、自らの指導案を見直し、修正しておく。(90分)
授業実施特記
第14回 内容
第4回目の模擬授業を行い、学習評価や単元の評価、教師自身の評価について協議する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)模擬授業者は、学習指導案を作成して前日までに指導を受け、提出する。(90分)
(復習)学習評価の在り方や指導そのものの評価について、自らの指導案を見直し、修正しておく。(90分)
授業実施特記
第15回 内容
第5回目の模擬授業を行い、生活科の教科の特質を踏まえた指導の在り方について協議し、まとめを行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)模擬授業者は、学習指導案を作成して前日までに指導を受け、提出する。(90分)
(復習)生活科の特質を踏まえた学習指導案を作成できたか振り返り、今後の教科教育法等に学んだことを生かすようにする。(90分)
授業実施特記 各自の生活科学習指導案を提出する。