最終更新日:2018/03/19
Syllabus
クリックして表示・非表示切り替え
概要
対象年度 年度 2018 (週1コマ)春期 開講時限 木2,木3
開講学部・学科等 体育
科目コード 671307500 科目ナンバー PSC01133
授業名 家庭科概論
英文授業名 Introduction to Home Economics
担当教員 野田 知子

授業形態 講義
e-learning利用 その他 その他:インターネット上の栄養計算サイトを利用
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
生活科概論
後続関連授業 教科教育法(家庭)
教職課程科目 教科に関する科目
テーマ・キーワード 生活に関する知識や技能/理論的・体験的学び/日常生活における実践

授業の概要・ねらい ○到達目標
①小学校家庭科の授業を担当するために、家庭科の特徴や意義を理解し、必要な基礎的知識と技能を習得する。
 ②生活を主体的に創る実践的な態度とはどのようなものかを理解し、自分の生活の中で実践できる。

○授業の概要
本授業では、小学校の「家庭科」の授業をおこなう上で必要となる、家族・家庭生活、衣生活、食生活、住生活に関する基本事項について解説する。小学校の「家庭科」において、家庭生活を大切にし、生活を主体的に創り出す力を育成する視点から、日常生活に関心を持ち、生活を主体的にかかわる態度について理解を深める。衣、食については簡単な演習・実習を行う。
到達目標 生活に関する知識や技能について、理論的・体験的学びをおこない、実践出来るようになる。

教科書と準備するもの 『小学校学習指導要領 解説 家庭編』東洋館出版社 (98円)
  小学校家庭科教科書『わたしたちの家庭科』開隆堂出版 (265円)
参考書  授業中に 適宜、参考文献を紹介する
評価の基準 家庭科教育の特徴や意義を理解し、自分の言葉で述べる事ができる。
小学校家庭科の授業で必要な基礎的知識と技能を習得できている。
具体的評価方法 平常点 50%、試験 50%。
平常点は、毎時間の授業への取り組み状況、ワークシート・レポート、実習作品等を総合的に判断する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
1時間の授業内容を、ゆとりを持ってやれるように精選して授業に取り組みたい。


単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
授業の概要説明  子どもの生活実態と家庭科
 
 

  
 
授業時間外における学修(予習・復習等) (復習)子どもの生活に関心を持って生活する。
授業実施特記
第2回 内容
「食べる」事の意味を考える。
身体と食物、栄養・栄養素とその働きについて学ぶ。
食事記録のしかたについて説明
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)課題 自分の食生活について記録する。
授業実施特記
第3回 内容
食生活を見直す①
食事記録をもとに、栄養計算ソフトを使用して、栄養計算をおこない、自分の食生活を自己評価する。

授業時間外における学修(予習・復習等) (復習)学んだことを自分の食生活に活かすにはどのようにしたら良いか考える。
授業実施特記
第4回 内容
食生活を見直す②
自分の食生活点検結果をもとに、食生活の課題を見つける。
食生活のあり方と健康について、DVDの視聴などを通して学び、望ましい食生活を実践出来るようにする。

授業時間外における学修(予習・復習等) (復習)学んだことを自分の生活に活かす具体的な方法を考える。
授業実施特記
第5回 内容
課題解決のための食生活 各論 
野菜摂取の重要性/ミネラル摂取の必要性と摂取方法/食事バランスガイド 
授業時間外における学修(予習・復習等) (復習)野菜を自分の食生活に取り入れる方法を具体的に考え、実践する。
授業実施特記
第6回 内容

調理の基礎① 小学校における調理実習指導のポイントと基本実習
 
授業時間外における学修(予習・復習等) (復習)学んだことを生活の中で実践する。
授業実施特記
第7回 内容
調理の基礎② ゆでる、いためる調理の科学と技能
 


授業時間外における学修(予習・復習等) (復習)学んだことを生活の中で実践する。
授業実施特記
第8回 内容
調理の基礎③米飯とみそ汁の調理の科学と技能
いろんな出汁をとり味わい、体験的・理論的に旨み成分について学ぶ。


 

授業時間外における学修(予習・復習等) (復習)学んだことを生活の中で実践する。
授業実施特記
第9回 内容
食と環境・世界と日本の食糧




授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)日々の生活で食と関わる環境などについて関心を持って授業に望む。

(復習)ニュースなどで、世界の食糧問題などに関することに関心を持って視野を広める。

授業実施特記
第10回 内容
衣服の役割と衣服の成り立ち① 被服材料・繊維の性質
 実験①「衣服の役割」 ②繭から絹糸を紡ぐ ③その他の繊維について実物を手にして学ぶ



授業時間外における学修(予習・復習等) (復習)自分の持っている衣服の繊維名を確認する。

授業実施特記
第11回 内容
衣服の役割と衣服の成り立ち② 布…布を織る


授業時間外における学修(予習・復習等)
(課題)布を織る技術が世界の歴史の中でどのような変革をもたらしたかを資料を読んで学び、考える。

授業実施特記
第12回 内容
布の歴史と生活  

生活に役立つものの製作① 手縫いの基礎的技能・ミシンの構造と使い方

*小学生の立場にたって製作する。
授業時間外における学修(予習・復習等) (復習)学んだことを自分の生活に活かす。
授業実施特記
第13回 内容
生活に役立つものの製作② 手縫いの基礎的技能・ミシンの構造と使い方

*教師として、小学生にどのように教えたらよいか、考えながら製作する。
*物作りの教育的意義を考える。
授業時間外における学修(予習・復習等)
(復習)学んだことを自分の生活に活かす。

授業実施特記
第14回 内容
家族・家庭生活と地域 情報社会と消費生活

家庭科の授業でどんな力をつけるか 家庭科の授業内容を小学校の教科書を見ながら振り返り、学習指導要領の概要を知る。
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)自分の消費生活の実態と課題を考えてくる。

(復習)家庭科の教育内容に関心を持って生活する。
授業実施特記
第15回 内容
現代社会の特徴・課題と家庭科学習の意義
学習のまとめ
授業時間外における学修(予習・復習等) (復習)視野を広く持って自分の生活を送る。 家庭科の内容領域に関心を持って生活する。
授業実施特記