最終更新日:2018/03/13
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2018 (週1コマ)春期 開講時限 金2
開講学部・学科等
科目コード 670003500 科目ナンバー
授業名 歴史時代の考古学A
英文授業名 Historical Archaeology A
担当教員 有吉 重蔵

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目 教科に関する科目
テーマ・キーワード 古代律令国家の地方支配の実態を考古学する。

授業の概要・ねらい 本科目では、歴史考古学の主要な研究対象である官道・寺院について、授業の進行に合わせてレジュメ資料を配布し、発掘調査で明らかになった遺跡・遺物等を中心に解説を加え、古代律令国家における地方支配の実態について理解を深める。
到達目標 発掘調査によって明らかになった遺跡・遺物等を通して、古代律令国家の地方支配の実態を説明することができる。
教科書と準備するもの 教科書はなし。
授業の進行に合わせて、私製のレジュメ資料(本文、図表で構成)を配布する。
参考書 配布のレジュメ資料に記載。
評価の基準 歴史考古学の主要な研究対象である官道・寺院の実態について説明することができる。
具体的評価方法 学生の達成度を評価するため、レポート試験は課題を2問出題し、①論文内容(課題の把握、論述内容)、②文章評価(起承転結、文章表現力)について採点基準を設け、その結果により評価。また、受講態度も含め授業への参加状況等も平常点として評価に加える。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
丁寧な板書を心掛けたいと思います。
単位互換
特記 特になし。

授業計画
第1回 内容
1.ガイダンス
 授業計画の説明
授業時間外における学修(予習・復習等) ・予習は、当科目のシラバスを読んでおくこと。また、疑問点があればメモをしておくこと
授業実施特記 特になし。
第2回 内容
2.歴史考古学とは
  歴史考古学の分野・内容
授業時間外における学修(予習・復習等) ・予習は、考古学とはどのような学問か調べる
授業実施特記 特になし。
第3回 内容
3.古代官道
 (1)研究史・駅伝制の成立と内容
授業時間外における学修(予習・復習等) ・予習は、奈良時代律令国家の地方行政制度について調べる
授業実施特記 特になし。
第4回 内容
 (2)古代官道(七道駅路)の発掘
    ①古代官道の景観
授業時間外における学修(予習・復習等) ・予習は、現在の道路の等級・規模などについて調べる(道路構造令)
授業実施特記 特になし。
第5回 内容
    ②整備された駅家の存在

授業時間外における学修(予習・復習等) ・予習は、延喜式の七道駅路の駅家の設置数について調べる
授業実施特記 特になし。
第6回 内容
    ③駅家跡の発掘

授業時間外における学修(予習・復習等) ・復習とし、山崎駅の復元研究成果と駅家跡の発掘成果を比較し、その違いを確認する
授業実施特記 特になし。
第7回 内容
    ④古代官道の構造
授業時間外における学修(予習・復習等) ・予習は、現在の道路の構造(部分名称と内容)について調べる
授業実施特記 特になし。
第8回 内容
    ⑤古代官道の特徴
授業時間外における学修(予習・復習等) ・復習として、古代官道の特徴項目と内容(具体例など)をまとめる
授業実施特記 特になし。
第9回 内容
    ⑥物資の流通と車の利用
授業時間外における学修(予習・復習等) ・予習は、古代にどのような運搬具があったか調べる
授業実施特記 特になし。
第10回 内容
 (3)古代官道研究の課題
授業時間外における学修(予習・復習等) ・予習は、中世の鎌倉街道(上道)と東山道武蔵路のルートの重なりについて調べる
授業実施特記 特になし。
第11回 内容
4.古代寺院
 (1)仏教の受容と展開
授業時間外における学修(予習・復習等) ・予習は、日本最古の寺院(飛鳥寺)について調べる
授業実施特記 特になし。
第12回 内容
 (2)寺院の建立
    ①飛鳥・白鳳・奈良時代の概観
授業時間外における学修(予習・復習等) ・予習は、日本の木造塔のルーツを調べる
授業実施特記 特になし。
第13回 内容
    ②伽藍配置の変遷
授業時間外における学修(予習・復習等) ・予習は、法隆寺境内にある三つの伽藍(若草・西院・東院)について調べる
授業実施特記 特になし。
第14回 内容
    ③国分二寺・村落内寺院
授業時間外における学修(予習・復習等) ・予習は、全国の国分二寺所在地と国府所在地の位置関係を調べる
授業実施特記 特になし。
第15回 内容
 (3)奈良・平安時代の仏教
授業時間外における学修(予習・復習等) ・復習として、宗教儀礼の変化と伽藍配置の変遷についてまとめる
授業実施特記 レポート提出。