最終更新日:2018/01/07
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2018 (週1コマ)春期 開講時限 土2
開講学部・学科等 理工
科目コード 647001300 科目ナンバー SEC02501
授業名 まちづくりの実際
英文授業名 Practical side of Urban Design
担当教員 松村 浩之

授業形態 講義、演習
e-learning利用 その他:現地視察
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目 教科に関する科目
テーマ・キーワード 世田谷区の街づくりの事例視察 地方自治体の街づくり

授業の概要・ねらい 世田谷区が取り組んできた街づくりの事例を対象に、街づくりの発意・計画・実施段階の考え方や実施手法について講義した後、実際に現地を視察して、成果の確認や課題の考察を行い、地方自治体における街づくりについて学ぶ。
到達目標 街づくりの現場を自分の目で確かめ、街の課題、街づくりの目標を読み取ることができる。課題に応じた街づくりの手法について比較、評価することができる。
教科書と準備するもの なし
参考書 必要に応じてプリント等資料を配布する。

評価の基準 平常点(25%)。
課題レポート(3回)を提出し、評価する。(75%)
平常点は発言内容、受講態度を含め、出席状況等を総合的に判断する。
具体的評価方法 ・課題レポートは、現地視察後に事例の成果の確認や課題の考察をレポートにまとめて提出する。事例の成果や課題を的確に捉えているかなどを評価する。 
・平常点は各課題ごとに行うグループ討議における発言内容や積極性、その他授業への参加態度などを総合的に判断する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
街づくりの実際の現場を見てもらうことは学生の皆さんに大変刺激になると思います。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
ガイダンス
 講義の進め方の説明
世田谷区の街の課題について
 世田谷区の街の現状と課題について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 世田谷区の街にはどのような課題があるかを復習し、どのような取り組みをすべきか各自考えておくこと。例えば、防災上の課題のある街で具体的に何に取り組むべきか。緑が減少している街では具体的に何に取り組んだらよいかなど。(所要時間約90分)
授業実施特記
第2回 内容
世田谷区の街づくりの取組みの概要について
 第1回で示した街の課題について、世田谷区ではどのような取組みを進めているかを講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 第1回、第2回の街の課題と街づくりの取組みの関係について再確認し、次回の防災街づくりの事例に向けて予習しておくこと。(所要時間約90分)
授業実施特記
第3回 内容
防災街づくり
 防災まちづくりの取組みについて
[事例1]密集市街地の修復型防災街づくり(事例地区:太子堂・三宿地区)
 修復型防災街づくりについて、事例を紹介しながら講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布資料をもとに現地視察のポイントの確認と準備をしておくこと。(所要時間約90分)
授業実施特記
第4回 内容
[事例1]密集市街地の修復型防災街づくりの現地視察(事例地区:太子堂・三宿地区)
 
授業時間外における学修(予習・復習等) 現地視察を踏まえ、[事例1]についてレポートを作成し、第6回に提出すること。(所要時間約180分)
授業実施特記 第5回と合わせて現地視察するため、現地9:00集合予定。詳細は講義にて説明。
第5回 内容
第4回と合わせて行うため5月19日の講義は無し
授業時間外における学修(予習・復習等) [事例1]についてレポートを作成し、第6回に提出すること。
授業実施特記 第4回と合わせて行うため5月19日の講義は無し
第6回 内容
[事例1]密集市街地の修復型防災街づくりのレポート発表
     各自のレポートをもとにグループ討議を行い、グルーブごとに発表する。

 
授業時間外における学修(予習・復習等) 復習として、他の学生のレポート内容を踏まえて、自分の考察と比較検証すること。第1回、第2回の街の課題と街づくりの取組みの関係について再確認し、次の都市デザイン、風景づくり事例に向けて予習しておくこと。(所要時間約90分)
授業実施特記
第7回 内容
都市デザイン、風景づくり
 都市デザイン、風景づくりの取組みについて
[事例2]用賀いらかみち、清掃工場煙突
 世田谷区における都市デザインの事例を紹介するとともに、風景づくりの仕組を講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 第1回、第2回の街の課題と街づくりの取組みの関係について再確認し、次の面的市街地再開発の事例に向けて予習しておくこと。(所要時間約90分)
授業実施特記
第8回 内容
面的な市街地再開発
 面的な市街地再開発の取組みについて
[事例3]二子玉川東地区再開発
 面的な市街地再開発事業について、事例を紹介しながら講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 第7回、第8回の配布資料をもとに現地視察のポイントの確認と準備をしておくこと。(所要時間約90分)
授業実施特記
第9回 内容
[事例2]用賀いらかみち、清掃工場煙突、[事例3]二子玉川東地区再開発の現地視察
          
授業時間外における学修(予習・復習等) 現地視察を踏まえ、[事例2,3]についてレポートを作成し、第11回に提出すること。(所要時間約180分)
授業実施特記 第10回と合わせて現地視察するため、現地9:00集合予定。詳細は講義にて説明。
第10回 内容
第9回と合わせて行うため6月23日の講義は無し
授業時間外における学修(予習・復習等) [事例2,3]についてレポートを作成し、第11回に提出すること。
授業実施特記 第9回と合わせて行うため6月23日の講義は無し
第11回 内容
[事例3]二子玉川東地区再開発について課題レポート発表
各自のレポートをもとにグループ討議を行い、グルーブごとに発表する。
 
授業時間外における学修(予習・復習等) 復習として、他の学生のレポート内容を踏まえて、自分の考察と比較検証すること。第1回、第2回の街の課題と街づくりの取組みの関係について再確認し、次の広域的な都市計画事業と周辺街づくりの事例に向けて予習しておくこと。(所要時間約90分)
授業実施特記
第12回 内容
広域的な都市計画事業と周辺街づくり
 広域的な都市計画事業と周辺街づくりの取組みについて
[事例4]小田急線沿線駅周辺街づくり
 鉄道の連続立体交差化事業を事例にし、広域的な都市計画事業と周辺街づくりの取組みについて講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布資料をもとに現地視察のポイントの確認と準備をしておくこと。(所要時間約90分)
授業実施特記
第13回 内容
[事例4]小田急線沿線駅周辺街づくりの現地視察
 
授業時間外における学修(予習・復習等) 現地視察を踏まえて、[事例4]についてレポートを作成し、第15回に提出すること。(所要時間約180分)
授業実施特記 第14回と合わせて現地視察するため、現地9:00集合予定。詳細は講義にて説明。
第14回 内容
第13回と合わせて行うため7月21日の講義は無し
授業時間外における学修(予習・復習等) [事例4]についてレポートを作成し、第15回に提出すること。
授業実施特記 第13回と合わせて行うため7月21日の講義は無し
第15回 内容
[事例4]小田急線沿線駅周辺街づくりについてレポート発表
各自のレポートをもとにグループ討議を行い、グルーブごとに発表する。

授業時間外における学修(予習・復習等) 他の学生の発表内容を踏まえて、自分の考察と比較検証すること。全講義を振り返って、自分の住んでいる自治体の街の課題や取り組みを調べてみること。。(所要時間約90分)
授業実施特記