最終更新日:2017/02/03
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2018 (週1コマ)秋期 開講時限 月2
開講学部・学科等 理工
科目コード 643003000 科目ナンバー SEA03205
授業名 都市計画
英文授業名 City Planning
担当教員 寺内 義典

授業形態 講義
e-learning利用 manaba その他:
担当形態 単独
関連する授業 建築学系:住居論、都市デザイン、未来の都市・建築論、建築の法規、福祉のまちづくり
まちづくり学系:まちづくり概論、まちづくりの実際、まちづくりの調査解析、まちづくりの交通計画、福祉のまちづくり
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
建築の法規、都市デザイン
まちづくり概論、まちづくりの実際
後続関連授業 福祉のまちづくり、まちづくりの調査解析、まちづくりの交通計画
教職課程科目
テーマ・キーワード 都市、都市計画

授業の概要・ねらい 都市及び都市計画史、および、現行の都市計画制度の基礎知識を習得することを目的とする。特に、都市史と都市計画の理論の理解をもとに、その発展である土地利用計画と都市施設計画のそれぞれについて理解し、最後に、土地区画整理事業、市街地再開発事業などの都市整備事業手法や地区計画などの都市計画制度の概要について理解することをめざす。
到達目標 1)都市史・都市計画理論についての歴史知識の修得
2)都市構造と土地利用計画の関連をもとに土地利用規制の知識を習得
3)防災についての具体の事例を通じた土地区画整理事業・市街地再開発事業などの面的整備事業および地区計画の知識の習得
教科書と準備するもの 「都市計画」
著:川上光彦
出版社:森北出版 (株)
ISBN:9784627496125
価格 ¥3,024(本体¥2,800)
参考書 必要に応じてプリントを配布する。
評価の基準 都市及び都市計画史、および、現行の都市計画制度の基礎知識の習得状況が評価の対象となる。
毎回の講義における予復習や提出物、最終の試験により成績を判定する。

具体的評価方法 ・単位認定には、成績点数60点以上が必要です。(出席点はありません。)
・2/3以上の出席があった者のみ単位認定・成績判定の対象となります。出席管理システムで出席をとります。不正が発覚した者は不可とします。
・欠席時の授業の予復習課題は自由に取り組むことができ、成績評価の対象となります。
・成績配点:試験25点×3回 manabaおよびレスポン20点 授業中ワーク5点
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
教科書を使用することとし、それにあわせて授業内容をブラッシュアップする。
さらに、パワーポイントとプリントを連携し、manabaではレスポンを導入する。
単位互換 世田谷6大学コンソーシアム
首都圏西部単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
ガイダンス
 ・講義の目的 評価法
都市論
 ・都市の定義 ・都市の成り立ち ・集積のメリットと都市問題
 (→「集積のメリット」グループワーク)
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にmanabaの利用方法を修得し、アンケートに回答すること。
授業実施特記
第2回 内容
都市計画論(1)
 ・都市学と都市計画     ・日本における都市計画の発祥
   災害と都市計画(震災復興都市計画と後藤新平)
   (戦災復興都市計画と石川栄耀)
   高度経済成長期の都市拡大と市街地整備
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にmanabaのドリル(都市計画論1)に取り組むこと。
授業実施特記
第3回 内容
都市計画論(2)
 ・オスマン「パリ改造」  ・ハワード「田園都市論」
 ・コルビジェ「輝く都市」 ・ペリー「近隣住区論」
 ・ゲデスとマンフォード
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にmanabaのドリル(都市計画論2)に取り組むこと。
授業実施特記
第4回 内容
都市基本計画
 ・都市基本計画の概要(位置づけ・内容・方法等)
 ・日本の都市基本計画の具体について
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にmanabaのドリル(都市基本計画)に取り組むこと。
授業実施特記
第5回 内容
第1回まとめテスト
授業時間外における学修(予習・復習等) テストに向けて、これまでの復習をしておくこと。
授業実施特記
第6回 内容
土地利用計画(1)<成長とコントロール>
 ・土地利用計画の概要(目的・基礎理論)
 ・クロンビー「大ロンドン計画」と「衛星都市」
 ・都市計画区域と線引き(区域区分)
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にmanabaのドリル(土地利用計画1)に取り組むこと。
授業実施特記
第7回 内容
土地利用計画(2)
 ・郊外開発の経済性と都市への影響を考える
   課題「大型店出店による影響」ワーク
 ・土地利用と都市交通、都市環境の相互環境について考察する
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にmanabaのドリル(土地利用計画2)に取り組むこと。
授業実施特記
第8回 内容
土地利用計画(3)<用途と建築形態>
 ・土地利用の計画技術(建ぺい率・容積率)
 ・地域地区制度、建築基準法との関連(建ぺい率、容積率、斜線制限等)
 ・用途地域
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にmanabaのドリル(土地利用計画3)に取り組むこと。
授業実施特記
第9回 内容
土地利用計画 演習
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にこれまでの土地利用計画について復習しておくこと。
授業実施特記
第10回 内容
第2回まとめテスト
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にこれまでの土地利用計画について復習しておくこと。
授業実施特記
第11回 内容
都市交通計画
 ・都市交通の問題・課題  ・街路空間機能  ・街路網計画
 ・都市交通計画の方法
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にmanabaのドリル(都市交通計画)に取り組むこと。
授業実施特記
第12回 内容
住宅・住環境の計画
 ・住宅・住環境計画の概要(住宅問題・計画・居住水準・需給計画)
 ・一体的計画事例(オランダ・ハウテン)
 ・初期の住宅開発(田園調布やときわ台)
 ・多摩・港北などのニュータウン
住宅地設計演習
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にmanabaのドリル(都市住宅計画)に取り組むこと。
授業実施特記
第13回 内容
日本の都市計画制度(1)
 ・市街地開発事業
   ・土地区画整理事業、市街地再開発事業、権利変換
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にmanabaのドリル(日本の都市計画制度1)に取り組むこと。
授業実施特記
第14回 内容
日本の都市計画制度(2)
 ・地区計画制度の概要
   ・木造密集市街地と修復型まちづくり
授業時間外における学修(予習・復習等) 事前にmanabaのドリル(日本の都市計画制度2)に取り組むこと。
授業実施特記
第15回 内容
第3回まとめテスト
授業時間外における学修(予習・復習等) テストに向けて、これまでの復習をしておくこと。
授業実施特記