第1回 |
内容
|
オリエンテーション 授業の趣旨、内容、進め方、成績評価の基準等について説明します。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(事前予習)シラバスを読み、授業の主旨内容について理解する。 (復習)授業で説明する期末試験における評点ポイント(⾼評価に必要な要素)について再確認する。 |
授業実施特記 |
|
第2回 |
内容
|
「人種」「民族」の基本理解 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(事前予習)塩川伸明,2008,『民族とネイション-ナショナリズムという難問』岩波新書の第一章を事前に読んでおく。 (復習)授業で提⽰する参考⽂献の指定箇所を読んで授業内容に対する理解を深める。参考文献の例:小坂井敏晶,2002,『民族という虚構』東京大学出版会の第一章。 |
授業実施特記 |
|
第3回 |
内容
|
「ハーフ」から見る「人種」「民族」の本質
|
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(事前予習)「ハーフ」に関する最近の記事をチェックし、どのような点が問題化しているのかあらかじめ確認しておく。 (復習)授業で提⽰する参考⽂献の指定箇所を読んで授業内容に対する理解を深める。参考文献の例:竹沢泰子,2016,「混血神話の解体と自分らしく生きる権利」川島浩平・竹沢泰子編『人種神話を解体する3-「血」の政治学を超えて』東京大学出版会の序章。 |
授業実施特記 |
|
第4回 |
内容
|
ネーション・ステーツ(民族・国民国家)の排除・序列化メカニズム
|
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(事前予習)「ネーション・ステーツ」や「国民国家」の⽤語の意味を事前に調べて理解しておく。 (復習)授業で提⽰する参考⽂献を読んで授業内容に対する理解を深める。参考文献の例:植村和秀,2014,『ナショナリズム入門』講談社現代新書。 |
授業実施特記 |
|
第5回 |
内容
|
近代国民意識の実相-現代ヨルダンのベドゥイン女性を事例に
|
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(事前予習)「ヨルダン」や「ベドゥイン」について事前に調べて理解しておく (復習)授業で提⽰する参考⽂献の指定箇所を読んで授業内容に対する理解を深める。参考文献の例:牧原憲夫,1998.『客分と国民のあいだ―近代民衆の政治意識』吉川弘文館の第一章。 |
授業実施特記 |
|
第6回 |
内容
|
「日系南米人」にみる「〈日本人〉の境界」
|
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(事前予習)日本在住の「日系人」ないし「日系ブラジル人」について事前に調べて理解しておく。 (復習)授業で提⽰する参考⽂献の指定箇所を読んで授業内容に対する理解を深める。参考文献の例:梶田孝道,2005,「国民国家の境界と日系人カテゴリーの形成」梶田孝道・丹野清人・樋口直人編著『顔の見えない定住化―日系ブラジル人と国家・市場・移民ネットワーク』名古屋大学出版会の第四章。 |
授業実施特記 |
|
第7回 |
内容
|
ルワンダに見る紛争要因としての「人種」「民族」
|
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(事前予習)事前に「ルワンダ・ジェノサイド」に関する本を読んだり、映画を見ておく。例えば、イマキュレー・イリバギザ スティーブ・アーウィン,2009,『生かされて』PHP文庫 (復習)「民族紛争」などと呼ばれる事象について「人種」「民族」がどのような役割を果たすのか、⾃分なりに考察を深める。 |
授業実施特記 |
|
第8回 |
内容
|
小論文 ここまでの講義で取り上げたテーマについて小論文を書いてもらい、理解度を確認します。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(事前予習)事前に出す設問について書く内容を構想する。 (復習)書いた内容について再確認する。 |
授業実施特記 |
|
第9回 |
内容
|
移民・難民をめぐるネーション・ステーツの排除・序列化のメカニズム
|
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(事前予習)「移民」や「難民」の⽤語の意味を事前に調べて理解しておく。 (復習)授業で提⽰する参考⽂献の指定箇所を読んで授業内容に対する理解を深める。参考文献の例:小井土彰宏編『移民受入の国際社会学ーー選別メカニズムの比較分析』(編著), 名古屋大学出版会の序章。 |
授業実施特記 |
|
第10回 |
内容
|
米国のナショナリズムと非正規移民のシティズンシップ-オバマ・トランプ政権時代を中心に
|
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(事前予習)「米国の移民政策」に関する最近の記事をチェックし、どのような課題があるのかあらかじめ確認しておく。 (復習)授業で提⽰する参考⽂献の指定箇所を読んで授業内容に対する理解を深める。参考文献の例:参考文献の例:小井土彰宏編『移民受入の国際社会学ーー選別メカニズムの比較分析』(編著), 名古屋大学出版会の一章と二章。 |
授業実施特記 |
|
第11回 |
内容
|
運命の分かれ道としての難民認定-アフガニスタン難民少女を事例に
|
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(事前予習)「欧州における難民受け入れ」をめぐる最近の記事をチェックし、どのような課題があるのかあらかじめ確認しておく。 (復習)授業で提⽰する参考⽂献の指定箇所を読んで授業内容に対する理解を深める。参考文献の例:滝澤三郎,2017,「グローバル化時代の難民・国内避難民-「難民」とはだれかを問いなおす」石井香世子編著『国際社会学入門』ナカニシヤ出版の第三章。 |
授業実施特記 |
|
第12回 |
内容
|
社会的排除/統合の基礎的理解-英仏を事例に
|
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(事前予習)「社会的排除」「社会統合」の⽤語の意味を事前に調べて理解しておく。 (復習)授業で提⽰する参考⽂献の指定箇所を読んで授業内容に対する理解を深める。参考文献の例:パナイー・パナコス,2016,『近現代イギリス移民の歴史: 寛容と排除に揺れた200年の歩み』人文書院の第一章。 |
授業実施特記 |
|
第13回 |
内容
|
社会的排除/統合と「イスラム問題」-英仏を事例に |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(事前予習)「イスラム教」について事前に調べてある程度理解を深めておく。 (復習)授業で提⽰する参考⽂献の指定箇所を読んで授業内容に対する理解を深める。参考文献の例:安達智史,2017,「グローバル化時代の宗教とアイデンティティ-イギリスのムスリム女性を事例として」石井香世子編著『国際社会学入門』ナカニシヤ出版の第十章。 |
授業実施特記 |
|
第14回 |
内容
|
「ホームグロウンテロ」時代の西欧における排外主義と多文化主義の行方 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(事前予習)「排外主義」「多文化主義」の⽤語の意味を事前に調べて理解しておく。 (復習)欧米や日本における排外主義や多文化主義について考察を深めておく。 |
授業実施特記 |
|
第15回 |
内容
|
授業のまとめと試験 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(事前予習)これまでの授業を復習し、試験に備える。 (復習)試験終了後、レジュメ等を⾒て⾃分の答案内容の当否について再確認する。 |
授業実施特記 |
|