第1回 |
内容
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ガイダンス 1)政治における事実命題と価値命題 2)憲法と政治体制 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)本シラバスに目を通しておく。 (復習)規範的研究と経験的研究との相違を確認する。憲法と政治体制との関連を、また特に憲法と政治的現実との「ギャップ」を確認する。 |
授業実施特記 |
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第2回 |
内容
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分析問題の基盤: 国家と政治動態 1)制度的母体としての「国家」(国家の3要素を中心に) 2)政治動態モデル(支配者-行政幹部-被支配者の三つどもえの権力闘争として) |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)日本国憲法における「国民主権主義」の意味を考えてくる。 (復習)配布したプリントの設問に対する「解答」をまとめておく。
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授業実施特記 |
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第3回 |
内容
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社会集団の動態(a) 社会成層と政治動員の概観 社会的亀裂への社会階級的視点 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)政治動態モデル(前回配布プリント)について疑問点をまとめておく。 (復習)社会成層と政治動員の関係を整理する。 |
授業実施特記 |
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第4回 |
内容
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社会集団の動態(b) M・ウェーバー3次元アプローチ[階級、身分、党派] |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)前回の授業内容を踏まえて政治動態モデルを再度確認しておく。 (復習)ウェーバーの提示する階級、身分、党派の関係を確認する。 |
授業実施特記 |
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第5回 |
内容
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社会集団の動態(c) 政治闘争の組織体としての圧力団体その他 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)ウェーバーの3次元アプローチの概要を掴んで授業に臨むこと。 (復習)配布したプリントの設問に対する「解答」をまとめておく。 |
授業実施特記 |
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第6回 |
内容
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社会集団の動態(d) 政党、政党制、選挙と投票行動 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)前回の授業内容を踏まえて政治動態モデルを再度確認しておく。 (復習)このモデルに政党や選挙・投票を組み入れて、政治過程のダイナミクスを考える。 |
授業実施特記 |
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第7回 |
内容
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社会集団の動態(e) 世論と政治: 参加デモクラシー |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)前回の授業内容を踏まえて政治動態モデルを再度確認しておく。 (復習)デモクラシーの古典理論と現代理論を対比して整理する。 |
授業実施特記 |
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第8回 |
内容
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社会集団の動態(f) マスメディアと世論形成 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)前回の授業内容を踏まえて政治動態モデルを再度確認しておく。 (復習)民主政治過程のなかに「第四権力としてのマスメディア」を位置づける。 |
授業実施特記 |
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第9回 |
内容
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統治機構の動態(a) 立憲政体と統治機構-立憲主義、議院内閣制と大統領制、国家元首と政府首長、等々 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)日本国憲法の「統治」に関わる条項を通覧しておく。 (復習)立憲政体の意味と権力抑制の作動様式をまとめる。 |
授業実施特記 |
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第10回 |
内容
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統治機構の動態(b) 議会政治のなかの行政官僚制
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授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)前回の授業内容を踏まえて政治動態モデルを再度確認しておく。 (復習)政治家と行政官僚との関係をまとめる。 |
授業実施特記 |
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第11回 |
内容
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統治機構の動態(c) 統治組織の問題-政治家 対 行政官僚 対 社会集団
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授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)前回の授業内容を踏まえて政治動態モデルを再度確認しておく。 (復習)議会政治の三原則を念頭に置き、現代政治における支配者-行政幹部-被支配者3者間関係の問題点を確認する。 |
授業実施特記 |
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第12回 |
内容
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正統性の動態(a) M・ウェーバーの支配の三類型 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)前回の授業内容を踏まえて政治動態モデルを再度確認しておく。 (復習)理念型としての三類型の意味をまとめる。 |
授業実施特記 |
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第13回 |
内容
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正統性の動態(b) 正統性と民主政治 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)前回の授業内容を踏まえて政治動態モデルを再度確認しておく。 (復習)体制類型としてのポリクラシーとモノクラシーを整理する。 |
授業実施特記 |
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第14回 |
内容
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補論 戦後日本政治における「右」と「左」(国際関係における冷戦状況と国内構図) 国際政治的要因と国内政治的要因との交錯を、具体的な戦後史ならびに「戦後民主主義」の理念に即して考える。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)GHQの占領政策とはどういうものであったか調べておく。 (復習)内外情勢に照らして保革対立の起源とその後の戦後政治の思潮を大まかに掴む。 |
授業実施特記 |
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第15回 |
内容
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総括と確認 今学期講義内容の概括と理解度の確認 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
(予習)前回の授業内容を踏まえて政治動態モデルを再度確認しておく。 (復習)授業時に実施した確認問題を中心にして期末試験対策を練る。 |
授業実施特記 |
今学期配布したプリントをすべて持参すること。 |