最終更新日:2018/02/18
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2018 (週1コマ)春期 開講時限 火1
開講学部・学科等 大学院
科目コード 044003000 科目ナンバー
授業名 建設工学特別研究Ⅰ
英文授業名 Special Studies of Civil and Architectural Engineering Ⅰ
担当教員 乾 睦子

授業形態 卒論・卒研・卒業制作
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業 建設工学特別研究II
教職課程科目
テーマ・キーワード 地球科学,岩石

授業の概要・ねらい 固体地球を形成し,様々に人類の役に立っている岩石や石材に関して,それらがどのような物質であるかということについて基本的な知識を身につけるために,予備調査を通じて固体地球科学の基礎をひととおり習得する.また,地球に関する研究の歴史を理解し,この分野の学問と人間社会との接点を自ら発見できるような感性を磨く.
なお,授業計画は岩石記載学的研究を行うことを想定している.研究テーマによって多少異なる.
到達目標 正しく観察し,科学的考察を行うことができる.
教科書と準備するもの とくになし.
参考書 とくになし.
評価の基準 正しく観察し,科学的考察を行うことができるか.
具体的評価方法 正しく観察する力,科学的考察を行う力,発想力,研究に対する姿勢などを総合的に評価する.
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
授業評価アンケートの指摘に応じて進め方等を修正する.
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
ガイダンス:研究テーマの紹介や,主なフィールド紹介,本講義の流れの説明など.
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:希望の研究テーマについて下調べをする.
復習:議論した内容を踏まえて研究テーマを選定する.
授業実施特記
第2回 内容
予備調査準備(1):予備調査を行うフィールドについて,地形図や文献によって下調べする.
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:フィールド地域の地形図を揃える.
復習:議論した内容を踏まえて研究を進める.
授業実施特記
第3回 内容
予備調査準備(2):予備調査を行うフィールドについて,今までにどのような研究が行われているかを調査する.
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:フィールド地域の他の研究について調べる.
復習:議論した内容を踏まえて研究を進める.
授業実施特記
第4回 内容
予備調査準備(3):予備調査を行うフィールドについて,今までに行われた研究とその成果について調べた結果を発表する.
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:フィールド地域の他の研究について調べる.
復習:議論した内容を踏まえて研究を進める.
授業実施特記
第5回 内容
予備調査準備(4):予備調査の方針,測定方法,サンプル採取の方法などについて構想を立てる.
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:フィールド地域の他の研究について調べる.
復習:議論した内容を踏まえて研究を進める.
授業実施特記
第6回 内容
予備調査(野外):野外のフィールドにて,今までの研究成果についての知識を露頭と照らし合わせて確認する.同時に,各自で測定およびサンプル採取を行う.
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:野外調査に必要な装備や用具を揃える.
復習:議論した内容を踏まえて研究を進める.
授業実施特記
第7回 内容
予備調査の報告(1):予備調査の経過と,過去の研究成果について野外にて確認できたことを,プレゼンテーションソフトウェアを用いて発表する.
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:試料採集地点をマップにする.
復習:議論した内容を踏まえて研究を進める.
授業実施特記
第8回 内容
予備調査の報告(2):予備調査で採取してきた試料を薄片にして観察し,鉱物組み合わせを記載して報告する.
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:試料を薄片にして観察する.
復習:議論した内容を踏まえて研究を進める.
授業実施特記
第9回 内容
予備調査の報告(3):予備調査で採取してきた試料を薄片にして観察し,岩石組織を分析して報告する.
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:試料を薄片にして観察する.
復習:議論した内容を踏まえて研究を進める.
授業実施特記
第10回 内容
予備調査の報告(4):予備調査で採取してきた試料を薄片にして観察し,岩石組織から変形機構と変形量を推測して報告する.
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:試料を薄片にして観察する.
復習:議論した内容を踏まえて研究を進める.
授業実施特記
第11回 内容
予備調査の報告(5):予備調査結果をすべてまとめて,プレゼンテーションソフトウェアを用いて効果的に発表する.
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:プレゼンテーションソフトウェアの使い方を覚える.
復習:議論した内容を踏まえて研究を進める.
授業実施特記
第12回 内容
予備調査の位置づけ(1):実施した予備調査から,今後どのような展開が期待できるかを推測する.
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:試料の薄片を観察し必要なデータを取得する.
復習:議論した内容を踏まえて研究を進める.
授業実施特記
第13回 内容
予備調査の位置づけ(2):実施した予備調査が,地球科学関連分野の研究の中でどのような位置づけになり得るかを考察する.
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:試料の薄片を観察し必要なデータを取得する.
復習:議論した内容を踏まえて研究を進める.
授業実施特記
第14回 内容
予備調査の位置づけ(3):地球科学関連分野の研究の中で,どのような位置づけの研究を今後行っていくべきかを提案する.
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:試料の薄片を観察し必要なデータを取得する.
復習:議論した内容を踏まえて研究を進める.
授業実施特記
第15回 内容
予備調査まとめ:地球科学関連分野の全体像の中に今回の調査結果を位置づけ,今後の研究の方針を明確にプレゼンテーションする.
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:プレゼンテーション資料を準備する.
復習:これまで議論してきた内容を振り返り,方針を見直して研究を進める.
授業実施特記