対象年度	年度	2018	期	(週1ｺﾏ)春期	開講時限	木5
開講学部・学科等	大学院
科目コード	041002300		科目ナンバー
授業名	機械工学特別研究Ⅰ
英文授業名	Special Studies in Mechanical Engineering Ⅰ
担当教員	三好　由記博

授業形態	講義
	e-learning利用		その他：
担当形態	単独
関連する授業	機械加工特論
	当科目履修前に履修して おくことが望ましい科目
	後続関連授業	機械工学特別研究Ⅱ
教職課程科目
テーマ・キーワード	切削過程，高速切削，振動切削

授業の概要・ねらい	機械加工等について，指導教員と相談の上で特定の研究課題および研究目的を設定し，本特別研究に着手する。機械工学特別研究Ⅰでは，特定の研究主題について，文献研究を行い，必要な知識を修得するとともに研究の基礎固めを行う。また，研究達成のために必要な作業事項等を自ら検討して研究計画を作成し，研究者としての自立性，計画作成能力を養う。
到達目標	切削過程，高速切削，振動切削の内容を理解し説明できる。 切削過程，高速切削，振動切削に関連した研究テーマを設定できる。
教科書と準備するもの	必要に応じて資料を配布する。また文献を指定する。
参考書	D.A.Stephenson,J.S.Agapiou, Metal Cutting Theory and Practice, Mercel Dekker,Inc. New York.
評価の基準	切削過程，高速切削，振動切削の内容を理解し，自ら関連する研究テーマを設定できる。 以上を中心に，授業中の発言および発表結果を総合的に評価する。
具体的評価方法	授業中の発言・積極的な授業態度を40％，考察の発表結果を30％，研究テーマ設定の発表結果を30％として評価する。

授業評価アンケート フィードバック・ 受講生へメッセージ	アンケート対称外のため，アンケートフィードバックはない。
単位互換
特記

第1回	内容	切削過程の理論解析モデル作成の概要を説明し，文献を指示する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	復習：　指定された文献を準備し，読んで概要を把握する。
	授業実施特記
第2回	内容	切削過程のモデル構築の考え方を講義する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	準備：　第１回目に指定した個所を読んでおく。 復習：　切削過程に生じる現象をモデル化する方法をまとめる。
	授業実施特記
第3回	内容	切削過程の解析方法について講義する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	準備：　第２回目に指定した個所を読んでおく。 復習：　切削モデルを解析するための手法をまとめる。
	授業実施特記
第4回	内容	切削過程の理論解析に関する考察を行い，結果を発表する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	準備：　第2，３回の内容を踏まえて，問題点，改善点，独自案などを検討しておく。 復習：　発表した内容についての質疑応答内容をまとめる。
	授業実施特記	考察結果の発表
第5回	内容	高速切削の概要について説明し，文献を指示する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	復習：　指定された文献を準備し，読んで概要を把握する。
	授業実施特記
第6回	内容	高速切削の定義と実例について講義する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	準備：　第５回目に指定した個所を読んでおく。 復習：　高速切削に使われる工作機械，工具についてまとめる。
	授業実施特記
第7回	内容	高速切削に必要な要件と問題点について講義する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	準備：　第６回目に指定した個所を読んでおく。 復習：　高速切削に必要な要件と問題点をまとめる。
	授業実施特記
第8回	内容	高速切削に関する考察を行い，結果を発表する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	準備：　第６，７回の内容を踏まえて，問題点，改善点，独自案などを検討しておく。 復習：　発表した内容についての質疑応答内容をまとめる。
	授業実施特記	考察結果の発表
第9回	内容	振動切削の概要について説明し，文献を指示する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	復習：　指定された文献を準備し，読んで概要を把握する。
	授業実施特記
第10回	内容	振動切削の意味について講義する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	準備：　第９回目に指定した個所を読んでおく。 復習：　振動切削の意味，目的をまとめる。
	授業実施特記
第11回	内容	振動切削の設備と加工条件について講義する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	準備：　第１０回目に指定した個所を読んでおく。 復習：　振動切削で使われる工作機械と使われる加工条件をまとめる。
	授業実施特記
第12回	内容	振動切削の実例と効果について講義する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	準備：　第１１回目に指定した個所を読んでおく。 復習：　振動切削がどのように行われて，どのような成果があるかまとめる。
	授業実施特記
第13回	内容	振動切削に関する考察を行い，結果を発表する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	準備：　第10～12回の内容を踏まえて，問題点，改善点，独自案などを検討しておく。 復習：　発表した内容についての質疑応答内容をまとめる。
	授業実施特記	考察結果の発表
第14回	内容	高速・振動をキーワードにした研究テーマの設定を行い，結果を発表する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	準備：　第1回～第１３回の内容を踏まえて仮想の研究テーマを準備する。 復習：　研究テーマの設定結果をまとめる。
	授業実施特記	研究テーマの発表
第15回	内容	高速・振動をキーワードにした研究テーマについて考察を行い，結果を発表する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	準備：　設定した研究テーマの具体的な内容をまとめておく。 復習：　発表した内容についての質疑応答内容をまとめる。
	授業実施特記	考察結果の発表