対象年度	年度	2018	期	(週1ｺﾏ)春期	開講時限	火5
開講学部・学科等	大学院
科目コード	041002100		科目ナンバー
授業名	機械工学特別演習Ⅲ
英文授業名	Special Exercises in Mechanical Engineering Ⅲ
担当教員	三好　由記博

授業形態	講義、演習
	e-learning利用		その他：
担当形態	単独
関連する授業	機械加工特論
	当科目履修前に履修して おくことが望ましい科目	機械工学特別演習Ⅱ
	後続関連授業	機械工学特別演習Ⅳ
教職課程科目
テーマ・キーワード	切削工具，工具摩耗，工具寿命，切削振動

授業の概要・ねらい	修士の研究に必要な基礎知識および理解力を修得することを目的とする。機械工学特別演習Ⅱで取り上げなかった切削加工の重要な基礎理論について学習し，内容を理解する能力を養いつつ，同時に研究に必要な基礎知識を広く修得する。特に、各項目の原理および特徴と，それに起因する各種の現象を理解することが重要である。
到達目標	切削工具とその寿命，切削振動の意味について理解し説明できる。
教科書と準備するもの	必要に応じてプリントを配布する。また文献を指定する。
参考書	D.A.Stephenson, J.S.Agapiou, Metal Cutting Theory and Practice, Mercel Dekker, Inc.
評価の基準	切削工具とその寿命，切削振動の意味について理解し説明できる。 以上について，授業中の発言および演習結果より総合的に評価する。
具体的評価方法	授業中の発言・積極的な授業態度を70％，演習結果を30％として評価する。

授業評価アンケート フィードバック・ 受講生へメッセージ	アンケート対象外のため、アンケートフィードバックはない。
単位互換
特記

第1回	内容	工具形態，工具材料に関する文献，資料を指示し，その概要を講義する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	復習：　指定された文献を準備し，読んで概要を把握する。
	授業実施特記
第2回	内容	切削工具の形態について講義する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	予習：　第１回目に指定した個所を読んでおく。 復習：　ろう付，スローアウェイからモジュラー工具に至る工具形態について特徴を含めてまとめる。
	授業実施特記
第3回	内容	切削工具材料について講義する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	予習：　第２回目に指定した個所を読んでおく。 復習：　高速度工具鋼からＣＢＮ，ダイヤモンドに至る工具材料について，特徴，適応範囲を含めてまとめる。
	授業実施特記
第4回	内容	工具形態，工具材料に関する演習を行う。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	予習：　第２回目から第３回目までの内容を復習しておく。 復習：　演習により理解が不十分であった点を復習する。
	授業実施特記
第5回	内容	工具摩耗，工具寿命に関する文献，資料を指示し，その概要を講義する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	復習：　指定された文献を準備し，読んで概要を把握する。
	授業実施特記
第6回	内容	切削工具の摩耗とその影響について講義する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	予習：　第５回目に指定した個所を読んでおく。 復習：　切削工具が摩耗する仕組み，および切削工具の摩耗が切削加工に及ぼす影響についてまとめる。
	授業実施特記
第7回	内容	工具摩耗，工具寿命のモデルと予測理論について講義する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	予習：　第６回目に指定した個所を読んでおく。 復習：　工具摩耗，工具寿命の予測方法についてまとめる。
	授業実施特記
第8回	内容	工具摩耗の測定方法，検査方法について講義する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	予習：　第７回目に指定した個所を読んでおく。 復習：　工具摩耗を測定するための種々の方法を列挙し，まとめる。
	授業実施特記
第9回	内容	工具摩耗，工具寿命に関する演習を行う。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	予習：　第６回目から第８回目までの内容を復習しておく。 復習：　演習により理解が不十分であった点を復習する。
	授業実施特記
第10回	内容	切削振動に関する文献，資料を指示し，その概要を講義する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	復習：　指定された文献を準備し，読んで概要を把握する。
	授業実施特記
第11回	内容	切削振動の種類と内容について講義する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	予習：　第１０回目に指定した個所を読んでおく。 復習：　びびり振動を含めた切削振動の種類を，発生の仕組みを含めてまとめる。
	授業実施特記
第12回	内容	切削振動の測定方法について講義する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	予習：　第１１回目に指定した個所を読んでおく。 復習：　切削振動の測定に使われる信号・センサーおよび測定機についてまとめる。
	授業実施特記
第13回	内容	切削振動が加工に及ぼす影響について講義する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	予習：　第１２回目に指定した個所を読んでおく。 復習：　切削振動，特にびびり振動が加工に及ぼす影響についてまとめる。
	授業実施特記
第14回	内容	切削振動の理論について講義する。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	予習：　第１３回目に指定した個所を読んでおく。 復習：　切削振動の仕組みを扱った従来の理論についてまとめる。
	授業実施特記
第15回	内容	切削振動に関する演習を行う。
	授業時間外における学修（予習・復習等）	予習：　第１１回目から第１４回目までの内容を復習しておく。 復習：　演習により理解が不十分であった点を復習する。
	授業実施特記