最終更新日:2017/06/12
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)通年 開講時限 木5
開講学部・学科等
科目コード 820071000 科目ナンバー
授業名 外国史概説
英文授業名 Introduction to World History
担当教員 長島 武之

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード 古代から20世紀に至る外国の歴史の概観

授業の概要・ねらい 古代から20世紀に至るそれぞれの時代に起こった重要な出来事を取り上げ、各時代の特徴が明らかになるように配慮しながら検討していく。
到達目標 ①ローマ帝国の歴史的位置について説明できる。
②中世において統一的なヨーロッパ世界が成立したというのはどのような意味においてであるのか説明できる。
③統一的ヨーロッパ世界は中世末期に解体していくが、その過程について説明できる。
④近代の始まりとされる「ルネサンス」「新航路開拓」「宗教改革」がどのような出来事であったのか説明できる。
⑤絶対主義とはどのような国家体制であったか説明できる。
⑥「アメリカ独立革命」及び「フランス革命」と対比した場合、「イギリス革命」の特異性について説明できる。
⑦アメリカ合衆国の歴史において南北戦争のもつ意味について説明できる。
⑧第一次世界大戦が帝国主義戦争であったということについて説明できる。
⑨第二次世界大戦がもっていた「反ファシズム戦争」「帝国主義戦争」「民族解放戦争」といった様々な性格について説明できる。
教科書と準備するもの 使用しないが、授業の都度プリントを配布する。
参考書 授業中に適宜指示する。
評価の基準 試験は論述形式の問題を出題する。下記に示す到達目標、あるいはそれに関連する事項についてきちんと把握しているかどうか、またそれが起こった歴史的背景やその後の歴史的意義なども理解しているかどうかを重視する。
具体的評価方法 春期と秋期の期末試験の平均点のみで成績を評価する。
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受講生へメッセージ
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
はじめに(この講義の概要) 第16回 内容
フランス革命
授業時間外における学修(予習・復習等) シラバスに目を通しておくこと。 授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習事項;サンキュロット、憲法制定国民議会、バスティーユ襲撃、人権宣言、ジャコバン独裁。
授業実施特記 授業実施特記
第2回 内容
古代ギリシア
 
第17回 内容
ナポレオンのヨーロッパ支配
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習事項;ポリス、民主政治、ペルシア戦争、ペロポネソス戦争、アレクサンドロス大王。 授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習事項;総裁政府、ブリュメール18日のクーデタ、人民投票、第一帝政、トラファルガーの海戦、大陸封鎖令、ロシア遠征、ワーテルローの戦い。
授業実施特記 授業実施特記
第3回 内容
ローマ帝国 第18回 内容
イギリス産業革命
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習事項;王政から共和政へ、ポエニ戦争、グラックス兄弟の改革、カエサルの独裁、元首政、パックス・ロマーナ、専制君主政、キリスト教の迫害と公認。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習事項;問屋制度、マニュファクチュア、機械制工場の登場、様々な社会問題。
授業実施特記 授業実施特記
第4回 内容
中世ヨーロッパ世界の成立 第19回 内容
ウィーン体制と国民主義・自由主義の展開
 
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習事項;西ローマ帝国の滅亡、ゲルマン部族国家、カロリング朝フランク王国。 授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習事項;ウィーン会議、フランスの七月革命、ギリシアの独立。
授業実施特記 授業実施特記
第5回 内容
カトリック・キリスト教の発展
 
第20回 内容
1848年革命
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習事項;皇帝権と教皇権、グレゴリウス改革(聖職叙任権闘争)、カノッサの屈辱、ヴォルムス協約。 授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習事項;フランス2月革命、ウィーンとベルリンの3月革命、ウィーン体制の崩壊。
授業実施特記 授業実施特記
第6回 内容
西洋中世世界における都市と農村
 
第21回 内容
イギリスにおける議会政治の発達
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習事項;集村化、三圃制農法、荘園制、地誌的二元構造、コミューン運動、ギルド(ツンフト)。 授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習事項;第1次~第3次選挙法改正、チャーティスト運動。
授業実施特記 授業実施特記
第7回 内容
中世ヨーロッパ世界の崩壊 第22回 内容
アメリカ合衆国の発展と南北戦争
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習事項;アナーニ事件、アヴィニョン教皇庁、教会大分裂、改革公会議。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習事項;東部・南部・西部という地域(セクション)ごとの発展、農業利害を代表する南部、工業利害を代表する東部。
授業実施特記 授業実施特記
第8回 内容
ルネサンス
第23回 内容
イタリアとドイツの国家統一
 
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習事項;東方貿易、イタリアの都市国家、人文主義(ヒューマニズム)、芸術家の登場。 授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習事項;サルデーニャ王国の発展、カヴール、ヴィットリオ=エマヌエレ2世、ガリバルディ、シュタイン・ハルデンベルクの改革、ドイツ関税同盟、フランクフルト国民議会、普墺戦争、普仏戦争。
授業実施特記 授業実施特記
第9回 内容
新航路開拓(大航海時代)
 
第24回 内容
ドイツ帝国の発展
 
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習事項;ポルトガルとスペインの絶対主義、羅針盤の改良による遠洋航海技術の発達、商業革命。 授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習事項;ビスマルク外交、三国同盟の成立、独露再保証条約、ドイツの孤立。
授業実施特記 授業実施特記
第10回 内容
宗教改革の展開
 
第25回 内容
第三共和政下のフランス
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習事項;ルターやカルヴァンの改革思想、対抗宗教改革。 授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習事項;パリ・コミューン、オポルチュニスム、ブーランジェ事件、ドレフュス事件。
授業実施特記 授業実施特記
第11回 内容
テューダー朝絶対主義
 
第26回 内容
東方問題とロシア
 
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習事項;イギリス国教会、ジェントリ、治安判事。 授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習事項;オスマン帝国の衰退、クリミア戦争。
授業実施特記 授業実施特記
第12回 内容
ブルボン朝絶対主義 第27回 内容
世界分割と列強の対立
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習事項;ユグノー戦争、法服貴族、フロンドの乱、コルベールティスム。 授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習事項;アフリカ分割、ベルリン会議、3B政策、3C政策、モロッコ問題。
授業実施特記 授業実施特記
第13回 内容
ロシアのツァーリズム
 
第28回 内容
第一次世界大戦とロシア革命
 
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習事項;モスクワ大公国、イワン4世(雷帝)、ロマノフ朝、ピョートル1世、エカチェリーナ2世。 授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習事項;三国同盟と三国協商、シュリーフェン計画、総力戦、近代兵器の登場、血の日曜日事件、ボリシェヴィキ、レーニン。
授業実施特記 授業実施特記
第14回 内容
イギリス革命(ピューリタン革命と名誉革命) 第29回 内容
戦間期の世界
 
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習事項;スチュアート朝、二院制議会、クロムウェルの軍事独裁、王政復古、権利章典。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習事項;ヴェルサイユ体制、国際連盟、ワシントン体制、世界恐慌、ファシズム、
授業実施特記 授業実施特記
第15回 内容
アメリカ独立革命 第30回 内容
第二次世界大戦と戦後の世界
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習事項;イギリス植民地の発展、メイフラワー宣言、独立宣言、合衆国憲法の制定、
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習・復習事項;独ソ不可侵条約、ドイツ軍のポーランド侵攻、大西洋憲章、国際連合、冷戦。
授業実施特記 授業実施特記