最終更新日:2017/05/03
Syllabus
クリックして表示・非表示切り替え
概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期 開講時限 火3
開講学部・学科等
科目コード 670002700 科目ナンバー
授業名 地誌学
英文授業名 Topography
担当教員 梶山 貴弘

授業形態 講義
e-learning利用 manaba その他:
担当形態 単独
関連する授業 自然地理概説,人文地理概説
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目 教科に関する科目
テーマ・キーワード 地域を総合的に理解する。

授業の概要・ねらい 人間生活の舞台である地表面付近における任意の場所を総合的に理解する科学である地誌学の基本概念について概説する。対象としては,空間スケール別に世界,州・大陸,国家および都道府県のグローバルからローカルスケールまでを広く扱う。一部,主題図・地形図読図等の実習を含む。
到達目標 地域の概念を理解できる。地域の空間スケールの違いを理解できる。地域における各事象の関連性を理解できる。主題図・地形図から,地域性を読み取ることができる。
教科書と準備するもの 高等学校地図帳。
毎回プリントを配布する。
参考書 矢ヶ崎典隆・加賀美雅弘・古田悦造(2007)『地誌学概論』朝倉書店.
高等学校地理教科書.
高等学校地理資料集.
その他の参考文献は,授業中に随時紹介する。
評価の基準 到達目標を評価の基準とする。地域の概念を理解している(30%)。地域の空間スケールの違いを理解している(30%)。地域における各事象の関連性を理解している(20%)。主題図・地形図から,地域性を読み取れている(20%)。
具体的評価方法 評価方法は期末レポート60%,授業内小レポート40%とし,評価の基準に示した項目それぞれの到達割合を合計する。授業内小レポートは,複数回の主題図・地形図読図などを示す。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
ガイダンス
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:シラバスを確認する。
復習:授業に関する疑問をまとめる。
授業実施特記
第2回 内容
地誌学の基本概念:空間,分布,地域,景観,環境,相互作用,スケール
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:地図帳・本・インターネットで、地理学と地誌学の対象分野と特徴を確認する。
復習:地誌学の基本的な専門用語をまとめる。
授業実施特記
第3回 内容
地図学の基本概念:絶対的位置、地図投影法、地図表現法、地図の種類
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:地図帳・本・インターネットで、さまざまな地図を確認する。
復習:地図の特徴と種類をまとめる。
授業実施特記
第4回 内容
世界スケールの地誌①:自然・人文現象の分布と特徴
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:地図帳・本・インターネットで、世界中の自然・人文現象の分布・特徴を確認する。
復習:世界の人口密度・標高・気温・降水量分布図を読図してまとめる。
授業実施特記 色鉛筆を用意する。
第5回 内容
世界スケールの地誌②:自然・人文現象の関連性と地域性
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:地図帳・本・インターネットで、世界中の自然・人文現象の分布・特徴を確認する。
復習:世界の人口密度,標高,気温,降水量分布図の関連性を読図してまとめる。
授業実施特記 色鉛筆を用意する。小レポートの提出。
第6回 内容
州・大陸スケールの地誌①:北アメリカ①―領土、自然環境
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:地図帳・本・インターネットで、北アメリカの自然現象の分布・特徴を確認する。
復習:北アメリカの自然環境をまとめる。
授業実施特記
第7回 内容
州・大陸スケールの地誌②:北アメリカ②―人文環境
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:地図帳・本・インターネットで、北アメリカの人文現象の分布・特徴を確認する。
復習:北アメリカの地誌をまとめる。
授業実施特記
第8回 内容
国家スケールの地誌①:オーストラリア①―自然・人文環境
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:地図帳・本・インターネットで、オセアニアおよびオーストラリアの自然・人文現象の分布・特徴を確認する。
復習:オーストラリアの自然・人文環境をまとめる。
授業実施特記
第9回 内容
国家スケールの地誌②:オーストラリア②―自然資源・災害と産業・社会
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:地図帳・本・インターネットで、オーストラリアの自然資源・自然災害の分布・特徴を確認する。
復習:オーストラリアの地誌をまとめる。
授業実施特記
第10回 内容
国家スケールの地誌③:カンボジア①―東南アジアにおけるカンボジア
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:地図帳・本・インターネットで、東南アジアの自然・人文現象の分布・特徴を確認する。
復習:東南アジアにおけるカンボジアの特徴をまとめる。
授業実施特記 小レポートの提出
第11回 内容
国家スケールの地誌④:カンボジア②―自然・人文環境
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:地図帳・本・インターネットで、カンボジアの自然・人文現象の分布・特徴を確認する。
復習:カンボジアの地誌をまとめる。
授業実施特記 小レポートの提出
第12回 内容
都道府県スケールの地誌①:千葉県①―自然・人文環境、地形図の概要
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:地図帳・本・インターネットで、日本および千葉県の自然・人文現象の分布・特徴を確認する。
復習:千葉県の土地利用と標高の特徴およびそれら関係性を地形図を読図してまとめる。
授業実施特記 色鉛筆・定規を用意する。
第13回 内容
都道府県スケールの地誌②:千葉県②―自然環境と産業
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:千葉県の任意の地形図を購入して、または地理院地図で地形図を読む。
復習:千葉県の任意の地形図を購入して、地形と土地利用の関係性を地形図を読図してまとめる。
授業実施特記 小レポートの提出
第14回 内容
地誌学の調査方法:地理情報システムとフィールドワーク
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:任意の地理情報システムソフトを使用する。
復習:任意の場所でフィールドワークを実践する。
授業実施特記
第15回 内容
まとめ
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:これまでの授業内容を再確認する。
復習:これまでの授業内容をまとめる。
授業実施特記 期末レポートの提出