最終更新日:2017/03/23
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)春期 開講時限 金2
開講学部・学科等 理工
科目コード 647000900 科目ナンバー SEC02502
授業名 エコロジカル・ランドスケープ
英文授業名 Ecological Landscape
担当教員 橋本 純

授業形態 講義、演習
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード エコロジカル・ランドスケープ,空間デザイン

授業の概要・ねらい 授業のねらい:エコロジカル・ランドスケープの基礎知識を習得する。
到達目標:エコロジカル・ランドスケープは,スケール感覚,造成・排水・道路計画,スケッチシートによる正しいスケッチなどの空間の基礎知識を習得すること。
到達目標 演習課題のプロセスをまとめたスケッチブックの内容:30%
最終課題:70%
学習態度を重視する。
遅刻は欠席とみなす。4回以上の欠席者は採点の対象外とする。
教科書と準備するもの 教科書:「エコロジカル・ランドスケープデザインというデザイン手法」小川総一郎著,理工図書,4200円+税(初回から使用する)

演習課題で使うデザイン用具(初回から使用する)
1.スケッチブック サイズF4 maruman F4サイズ S84 Drawing Block
2.A3トレーシングペーパー,20枚(推奨:スターパックトレスA370 中厚口75g/㎡)
3.三角スケール(15㎝ エンジニアリングスケール *建築用ではない,1/100,1/200,1/500,1/600のあるもの)
4.水性ペン黒(0.1,0.5,0.8 SAKURA PIGMAの3本,Pentel 水性サインペン黒 1本)
5.三角定規(15cmまでメモリがあるもの 2枚組)
6.鉛筆(4B,5B,6B 1本ずつ,ホルダータイプのものでもよい)
7.Scotch はってはがせるテープ(トレーシングペーパーを仮止めするため)
8.携帯用鉛筆削り
9.蛍光ペン (黄,オレンジ,水色,緑,ピンクの5色)
10.角2封筒 1枚
11.電卓(四則演算ができればよい)
12.水彩色鉛筆(必要な色数だけ適宜判断)
13.製図用シャープペンシル(0.5mm芯B)
14.ペットボトル(初日だけ)
その他あると便利なもの:はさみ,分度器,円定規,字消板
参考書 特になし。
評価の基準 授業内試験:空間デザインへ応用する基礎知識の理解度を評価する。
具体的評価方法 エコロジカル・ランドスケープ手法の基礎を理解し,空間デザインへ応用する基礎知識を習得できたかどうかを評価する。
関連リンク エコロジカル・ランドスケープ・ドローイング
授業評価アンケート
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単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
スケール感覚/立体感覚
・三角スケールの使い方を理解する。
・教科書・スケッチブック・デザイン用具を初回から用意する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 教科書168~171ページを読んでおく。
授業実施特記 各自ペットボトルを持参すること。
第2回 内容
コンセプト/情景感覚
・コンセプトの作り方を学習する。
・風景を情景として捉え,それをスケッチで表現できることを理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 教科書102~109ページを読んでおく。
授業実施特記
第3回 内容
勾配感覚/道路勾配
・等高線の意味を理解する。
・30%勾配の斜面を見つける。
授業時間外における学修(予習・復習等) 教科書82~87ページを読んでおく。
授業実施特記
第4回 内容
道路平面図線形
・道路計画の仕組みを理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 教科書143ページを読んでおく。
授業実施特記
第5回 内容
造成・排水設計
・等高線を適正に操作すれば増勢設計や排水設計になることを理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 教科書143ページを読んでおく。
授業実施特記
第6回 内容
ものの見え方の仕組み
・条件からスケッチを描く。
授業時間外における学修(予習・復習等) 教科書118,143ページを読んでおく。
授業実施特記
第7回 内容
スケッチ定規とスケッチシート
・目の高さでとらえる正しいスケッチを描く手法を学習する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 教科書128~133ページを読んでおく。
授業実施特記
第8回 内容
全体スケッチ
・山並みや建物をスケッチに反映する手法を学習する(提出課題の採点対象になる)。
授業時間外における学修(予習・復習等) 教科書138~143ページを読んでおくこと。
授業実施特記
第9回 内容
コンセプトの展開:バブルダイアグラム/ゾーニング
・コンセプトを模式化して表現できる。
授業時間外における学修(予習・復習等) 教科書38~39ページを読んでおく。
授業実施特記
第10回 内容
オリジナルプラン(クリッツ1)
・スケッチの中でデザインし,それを平面図や断面図に反映できる。
授業時間外における学修(予習・復習等) ゾーニング図を完成させて授業にのぞむこと。
授業実施特記
第11回 内容
オリジナルスケッチ(クリッツ2)
・デザインの完成度を高めることができる。
授業時間外における学修(予習・復習等) 施設を考慮したオリジナルプランを完成させておくこと。
授業実施特記
第12回 内容
スケッチ修正・プラン修正
・材料(コンセプト・平面図・断面図・スケッチ)を揃えることができる。
授業時間外における学修(予習・復習等) スケッチシート上のスケッチを完成させておくこと。
授業実施特記
第13回 内容
プレゼン
・空間デザインを自分の言葉で表現し伝えることができる
授業時間外における学修(予習・復習等) 教科書64~65ページを読んでおくこと。
授業実施特記
第14回 内容
課題提出
・プレゼン課題を修正して提出
・デザインプロセスを記録したスケッチブックと完成した最終成果(A1図面)を提出する。
授業時間外における学修(予習・復習等) C課題説明を読み返し不足がないか確認すること。
授業実施特記
第15回 内容
事例紹介
・エコロジカル・ランドスケープの事例を通して,空間をデザインする価値を理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 各自提出した自身の作品の価値を判断すること。
授業実施特記