第1回 |
内容
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ガイダンス。今後の授業の進め方などを説明し、契約法の全体像を概観することで、契約法とは何かを学びます。講義中に配布された資料を基にして、復習に時間を割いてください。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
予習:契約法とはいかなる法であるか。各自、使用する教科書の該当箇所を一読し、契約法とはなにか、と問われた時に、一定の答えが述べられるようにしてください。 |
授業実施特記 |
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第2回 |
内容
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契約とは何か。民法が定める13種類の典型契約についての概略と、契約法を支配する基本原則を考察します。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
予習:契約とは何か、典型契約にはどのような契約があるか、非典型契約にはどのようなものがあるかについて、各自、使用する教科書の該当箇所を一読してください。 復習:講義の内容をまとめるように。講義中に配布された資料を基にして復習に時間を割いてください。 |
授業実施特記 |
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第3回 |
内容
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「契約は守られなければならない」という契約法の基本原則に例外はないのか。「事情変更の原則」と呼ばれる例外について考察します。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
予習:契約は守られなければならないの原則、その制度趣旨であるところの私的自治と自己責任とは何か、事情変更の原則の内容、趣旨について、各自、使用する教科書の該当箇所を一読してください。 復習:講義の内容をまとめるように。講義中に配布された資料を基にして復習に時間を割いてください。 |
授業実施特記 |
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第4回 |
内容
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契約成立時の問題1.契約の成立時に起こりうる問題について、契約の交渉を不当に破棄した場合を例に考察します。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
予習:契約成立の仕方、その際に起こりうる問題として、いわゆる契約締結上の過失法理なるものがあるが、それはどのような趣旨でどのような内容を有する準則として定められているのか、各自、使用する教科書の該当箇所を一読してください。 復習:講義の内容をまとめるように。講義中に配布された資料を基にして復習に時間を割いてください。 |
授業実施特記 |
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第5回 |
内容
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契約成立時の問題2.契約の成立時に起こりうる問題について、情報提供義務を中心に考察します。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
予習:情報提供義務とはどのような趣旨で、どのような場合に課せられる、どのような義務であるか、各自、使用する教科書の該当箇所を一読してください。 復習:講義の内容をまとめるように。講義中に配布された資料を基にして復習に時間を割いてください。 |
授業実施特記 |
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第6回 |
内容
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契約成立のプロセス。売買契約を例に、申込と承諾による契約の成立というプロセスについて検討し、それを基に、応用として遠隔地にいる当事者間の契約の成立について検討します。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
予習:契約成立のプロセスとして、申込と承諾にはどのようなルールが適用されるのか、その準則と趣旨について、各自、使用する教科書の該当箇所を一読してください。 復習:講義の内容をまとめるように。講義中に配布された資料を基にして復習に時間を割いてください。 |
授業実施特記 |
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第7回 |
内容
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売買契約とは何か。契約を締結するとどうなるのか。具体的には、売主と買主はそれぞれどのような債務を負うことになるのか、契約の効力を検討します。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
予習:売買契約の当事者が負う債務の内容について、各自、使用する教科書の該当箇所を一読してください。 復習:講義の内容をまとめるように。講義中に配布された資料を基にして復習に時間を割いてください。 |
授業実施特記 |
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第8回 |
内容
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売主と買主の債務はどのような関係にあるか。同時履行の抗弁権から、売買契約の当事者双方が負う債務の関係はいかにあるべきかを考察します(債務の牽連性)。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
予習:同時履行の抗弁権とは何か、どのような制度趣旨で設計されているかについて、各自、使用する教科書の該当箇所を一読してください。 復習:講義の内容をまとめるように。講義中に配布された資料を基にして復習に時間を割いてください。 |
授業実施特記 |
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第9回 |
内容
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危険負担1.(債務者主義)同時履行の抗弁権を支える債務の牽連性という考えの応用として、危険負担と呼ばれる現象を考察します。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
予習:危険負担の問題とされる場面が、いかなる場面を念頭に置いているか、その典型例をきちんと把握してください。危険負担の問題を解説する節の冒頭に必ず具体例があるはずです。その具体例を各自、使用する教科書の該当箇所から探してまとめてください。 復習:講義の内容をまとめるように。講義中に配布された資料を基にして復習に時間を割いてください。 |
授業実施特記 |
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第10回 |
内容
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危険負担2.(債権者主義)債権者主義というのがどういう内容を有し、どのような場面で、またどのような理由で用いられているのかについて学び、かつ、債権者主義の不当性についても学びます。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
予習:危険負担の問題の中でも、売買契約の場合の準則について、その内容、制度趣旨を把握すべく、各自、使用する教科書の該当箇所から探してまとめてください。 復習:講義の内容をまとめるように。講義中に配布された資料を基にして復習に時間を割いてください。 |
授業実施特記 |
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第11回 |
内容
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売主の債務の意味1。売主は売買契約上どのような債務を負っているのか。売買契約の目的物に欠陥があった場合の売主の責任を考察することで、売主の債務の内容はいかにあるべきかを考察します。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
予習:瑕疵担保責任とはどのような責任であるのか、各自、使用する教科書の該当箇所を一読してください。 復習:講義の内容をまとめるように。講義中に配布された資料を基にして復習に時間を割いてください。 |
授業実施特記 |
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第12回 |
内容
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売主の債務の意味2。売買契約の目的物に欠陥があった場合の売主の責任を考察することで、売主の債務の内容はいかにあるべきかを考察します。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
予習:瑕疵担保責任の法的性質として対立する法定責任説と債務不履行説と呼ばれる二つの見解を対比し、その違いをまとめるべく、各自、教科書の該当箇所を一読してください。 復習:講義の内容をまとめるように。講義中に配布された資料を基にして復習に時間を割いてください。 |
授業実施特記 |
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第13回 |
内容
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瑕疵担保責任以外の売主の担保責任一般についての理解を深めます。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
予習:瑕疵担保責任以外に、売主の担保責任としてどのような責任があるか、各自、使用する教科書の該当箇所を一読し、典型例を把握してください。 復習:講義の内容をまとめるように。講義中に配布された資料を基にして復習に時間を割いてください。 |
授業実施特記 |
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第14回 |
内容
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解除の法的性質。契約から離脱するための制度である解除という制度についての基本的な理解を深め、解除をめぐって起こりうる問題を考察します。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
予習:解除とは何か、特に、解除の効果について、各自、使用する教科書の該当箇所を一読してください。 復習:講義の内容をまとめるように。講義中に配布された資料を基にして復習に時間を割いてください。 |
授業実施特記 |
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第15回 |
内容
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当事者間の契約が解除された場合、その契約が解除されるとは知らずに一定の利害関係に入った第三者の利益と、契約当事者が解除によって有する利益とはどのように利害調整がされるのかについて考察します。 |
授業時間外における学修(予習・復習等) |
予習:契約が解除された場合に、すでに対象となっている契約に第三者が関係していた場合、どのように処理されるのか、「解除と第三者」としてまとめられていることの多い問題点です。各自、使用する教科書の該当箇所を一読してください。 復習:講義の内容をまとめるように。講義中に配布された資料を基にして復習に時間を割いてください。 |
授業実施特記 |
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