対象年度	年度	2017	期	(週1ｺﾏ)春期	開講時限	金1,金2
開講学部・学科等	政経
科目コード	632031300		科目ナンバー
授業名	貿易論（基礎理論）
英文授業名	International Trade (Basic Theory)
担当教員	里見　泰啓

授業形態	講義
	e-learning利用	manaba	その他：
担当形態
関連する授業
	当科目履修前に履修して おくことが望ましい科目
	後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード	日本の経済発展と貿易の変遷　貿易と経済厚生

授業の概要・ねらい	貿易は、経済の成長発展に影響を与える。この授業では、日本経済の発展と貿易の変遷をみたうえで、基礎的な貿易理論を解説する。貿易構造を左右する多国籍企業の行動や国際分業についても事例をまじえて解説する。 なお、授業はシラバスに則って進めるが、受講生の関心や理解度なども考慮して、若干変更する場合もある。
到達目標	基礎的貿易理論を理解すること。
教科書と準備するもの	講義のなかで指示する。
参考書	中西訓嗣『国際経済学－国際貿易編―』ミネルヴァ書房　2013年 パトリック・ラヴ/ラルフ・ラティモア『よくわかる国際貿易－自由化・公正・市場開放-』明石書店　2010年
評価の基準	平常点評価
具体的評価方法	中間と期末に小テストを実施。 中間小テスト40％、期末テスト60％

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単位互換
特記

第1回	内容	貿易とはなにか
	授業時間外における学修（予習・復習等）	貿易よって得られる利益と貿易がはらむ問題について復習する。
	授業実施特記
第2回	内容	日本経済と貿易の変遷①
	授業時間外における学修（予習・復習等）	明治期から第2次世界大戦前までの日本経済の発展と貿易構造の変遷を理解する。
	授業実施特記
第3回	内容	日本経済と貿易の変遷②
	授業時間外における学修（予習・復習等）	戦後の国際経済の枠組みを理解する。
	授業実施特記
第4回	内容	日本経済と貿易の変遷③
	授業時間外における学修（予習・復習等）	日本の経済復興と貿易構造の変化を理解する。
	授業実施特記
第5回	内容	日本経済と貿易の変遷④
	授業時間外における学修（予習・復習等）	高度経済成長期の日本経済と貿易の拡大を理解する。
	授業実施特記
第6回	内容	日本経済と貿易の変遷⑤
	授業時間外における学修（予習・復習等）	安定成長期の産業構造の変化と貿易構造の変化を理解する。
	授業実施特記
第7回	内容	日本経済と貿易の変遷⑥
	授業時間外における学修（予習・復習等）	日本経済の成熟化、新興工業国の台頭と国際分業の進展にともなう貿易構造の変化を理解する。
	授業実施特記
第8回	内容	貿易の利益と交易条件
	授業時間外における学修（予習・復習等）	貿易による経済厚生の変化を理解する。
	授業実施特記
第9回	内容	重商主義の貿易観、アダム・スミスの貿易観
	授業時間外における学修（予習・復習等）	重金主義と貿易差額、スミスの絶対生産費説を理解する。
	授業実施特記
第10回	内容	比較優位とは何か
	授業時間外における学修（予習・復習等）	絶対優位と比較優位の違いを理解すること。
	授業実施特記
第11回	内容	比較優位と貿易の基礎理論①
	授業時間外における学修（予習・復習等）	リカードモデルを理解すること。
	授業実施特記
第12回	内容	比較優位と貿易の基礎理論②
	授業時間外における学修（予習・復習等）	ヘクシャー＝オリーンモデルを理解すること。
	授業実施特記
第13回	内容	雁行形態の経済発展とプロダクトサイクル
	授業時間外における学修（予習・復習等）	プロダクトサイクルと貿易の変化について理解する。
	授業実施特記
第14回	内容	国際分業と貿易の変化
	授業時間外における学修（予習・復習等）	経済のグローバル化、新興工業国の発展などによる東アジア地域の分業と貿易パターンの変化を理解する。
	授業実施特記
第15回	内容	まとめ
	授業時間外における学修（予習・復習等）	講義の重要事項を整理し、これからの貿易について検討する。
	授業実施特記