最終更新日:2016/02/01
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期 開講時限 水3
開講学部・学科等 大学院
科目コード 011011500 科目ナンバー
授業名 メソポタミア史特論A
英文授業名 History of Mesopotamia A (Specific lecture)
担当教員 小口 和美

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目 教科に関する科目
テーマ・キーワード メソポタミア、考古学、歴史、文化遺産

授業の概要・ねらい 古代から前2千年紀までのメソポタミアを対象とする考古学・歴史を取り扱う。履修者の状況に合わせて、その時期の中から話題を選択し、考古学調査の多彩な成果を踏まえ、解説を行う。
メソポタミアの環境を概観し、どうしてここに文明が興ったのか、またどのように発展していったのかを各時代毎に歴史的な変遷を説明し、その考古学的トピックを挙げ、理解を深めるように講義する。
※履修者によって、その内容の一部が異なります。
到達目標 ①メソポタミアの歴史に関する流れを説明することができる。
②自分の研究テーマの問題点を説明できる。
③知的技法に則った課題のレポートが提出できる。
教科書と準備するもの 講義中に指示する。
参考書 マイケル・ローフ著『古代のメソポタミア』(図説世界文化地理大百科)
西アジア考古学会編『西アジア考古学講義ノート』
評価の基準 ①メソポタミアの歴史に関する基礎的知識を習得できている。
②考古学的な考え方の基礎知識が習得できている。
③知的技法を守り、自分自身の意見を含めながら、課題に対するレポートを作成できる。
具体的評価方法 評価の基準にそって、それぞれの達成度を以下の割合で合計して評価する。
課題提出、発表2回(70%)、授業への取り組み(30%)
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
アンケートに基づき、授業を改善していく。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
ガイダンス
知的技法の確認
履修者の興味、研究テーマの聴取
第1回課題を説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習はシラバスを読んでおくこと。
さまざまな論文や本が、どのような知的技法の形式を使っているのかを確認する。
第1回課題を進める。
授業実施特記 第1回課題を提示
第2回 内容
メソポタミアの環境1:メソポタミアの全般的な環境および、各地による環境の差を考える。
パワーポイント等で、図や写真を示しながら進めていく。
授業時間外における学修(予習・復習等) 今日の授業の内容をまとめておく。
第1回課題を進める
授業実施特記
第3回 内容
メソポタミアの環境2:環境の差で、どのように生活が変わっているのかを考える。
パワーポイント等で、図や写真を示しながら進めていく。
授業時間外における学修(予習・復習等) 今日の授業の内容をまとめておく。
第1回課題を進める
授業実施特記
第4回 内容
新石器時代1:新石器時代の流れを説明する
北メソポタミアと南メソポタミアに分けて、その発展をパワーポイント等で説明していく。
授業時間外における学修(予習・復習等) 今日の授業の内容をまとめておく。
第1回課題を進める
授業実施特記
第5回 内容
新石器時代2:いくつかの主要な遺跡を挙げ、その流れを概観する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 今日の授業の内容をまとめておく。
第1回課題を進める
授業実施特記
第6回 内容
履修者による課題の発表、課題の提出。
知的技法の確認および、内容の討論を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) 第1回課題を完成させ、発表準備をする。
指摘された事、わからなかった事を調べて解決しておく。
授業実施特記
第7回 内容
ウルク期から初期王朝期の歴史及び遺跡、遺物の説明1:全般的な流れの説明
パワーポイントを用いながら、ウルク期ワールドシステムやジャムデッドナスル期の状況、初期王朝期について説明していく。
第2回課題の説明をする。
授業時間外における学修(予習・復習等) 今日の授業の内容をまとめておく。
第2回課題を進める
授業実施特記 第2回課題を提示
第8回 内容
ウルク期から初期王朝期の歴史及び遺跡、遺物の説明2:主要な遺跡の変遷及び概観を説明し、時代の流れを理解する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 今日の授業の内容をまとめておく
第2回課題を進める
授業実施特記
第9回 内容
アッカド時代の歴史及び遺跡、遺物の説明;アッカド時代を中心とした西アジア全体の歴史を概観し、主要な遺跡を紹介する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 今日の授業の内容をまとめておく
第2回課題を進める。
授業実施特記
第10回 内容
ラガシュの繁栄、ウル第3王朝時代とその崩壊、アムル人の侵入:歴史の変遷を説明するのと同時に主な遺跡の紹介をする。
授業時間外における学修(予習・復習等) 今日の授業の内容をまとめておく
第2回課題を進める
授業実施特記
第11回 内容
イシン、ラルサ時代の都市国家の勢力争い:紀元前2千年紀前半の西アジアの歴史を概観し、主な遺跡を紹介する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 今日の授業をまとめておく。
第2回課題を進める
授業実施特記
第12回 内容
バビロンの領域国家建設とその崩壊:紀元前2千年紀の前半からバビロン崩壊までの歴史を概観し、主要な遺跡を紹介する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 今日の授業をまとめておく。
第2回課題を進める
授業実施特記
第13回 内容
マリ王国の創建、その繁栄と崩壊:シリアの遺跡マリに焦点をあて、その栄華および衰退の詳細を紹介する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 今日の授業をまとめておく。
第2回課題を進める
授業実施特記
第14回 内容
紀元前2千年紀後半の歴史:暗黒時代後の状況を概観する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 今日の授業をまとめておく。
第2回課題を進める
授業実施特記
第15回 内容
履修者による課題の発表、討論
授業時間外における学修(予習・復習等) 第2回課題を完成させ提出する。
討論で指摘されたことを修正、加筆しておく。
授業実施特記