最終更新日:2017/03/11
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)春期 開講時限 火3
開講学部・学科等
科目コード 672005700 科目ナンバー
授業名 人文地理概説A
英文授業名 Introduction to Human Geography A
担当教員 高木 正

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目 教科に関する科目
テーマ・キーワード 現代世界の地理的認識

授業の概要・ねらい  世界情勢を地理的視点から大きく把握することを目的とする。方法はグローバル世界が形成され始めた13世紀頃からヨーロッパ世界経済の成立を経て現在にいたるまでの流れを、世界各地域の横の繋がりを意識しながら、なるべく具体的な事例を挙げてみていくことにする。
到達目標  教職科目として最低限の世界観・地域観を持つこと。
教科書と準備するもの 特に使わない。
参考書  水島司『グローバル・ヒストリー入門』世界史リブレット127(山川出版社)、室井義雄『南北・南南問題』世界史リブレット56(山川出版社)、I.ウォーラーステイン『ポスト・アメリカ』(藤原書店)
評価の基準  現代世界の形成過程を、具体的な諸地域間の繋がりを正しく認識した上で説明できる。
具体的評価方法  試験によって評価する。試験の方法は最初の授業で説明する。
授業評価アンケート
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受講生へメッセージ
 特になし。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
地理学の学問的性格。人文地理学と自然地理学の関係。地理学の方法など。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:教職科目であることをしっかり認識し、シラバスを事前に読んでおくこと。
授業実施特記
第2回 内容
地理的知識の拡大と地図の発達。
授業時間外における学修(予習・復習等) 過去にどのような地図が使われていたか事前に予習しておく。
授業実施特記
第3回 内容
グローバリゼーションのはじまり。13世紀の世界の繋がり。
授業時間外における学修(予習・復習等) 高等学校で学習した,13世紀頃までの世界史の内容を復習しておくこと。
授業実施特記
第4回 内容
ヨーロッパ世界経済の形成
授業時間外における学修(予習・復習等) 大航海時代の様子を予習しておくこと。
授業実施特記
第5回 内容
産業資本主義段階と植民地支配(1)。
授業時間外における学修(予習・復習等) 産業革命について、可能な限りの予備知識を蓄積しておくこと。
授業実施特記
第6回 内容
産業資本主義段階と植民地支配。
授業時間外における学修(予習・復習等) 植民地。モノカルチャー経済について調べておくこと。
授業実施特記
第7回 内容
社会主義諸国の形成。
授業時間外における学修(予習・復習等) 社会主義、共産主義という用語を調べておくこと。
授業実施特記
第8回 内容
第二次世界大戦後の先進国世界(1)。
授業時間外における学修(予習・復習等) Pax Americana、東西冷戦について調べておくこと。
授業実施特記
第9回 内容
第二次世界大戦後の先進国世界(2)。
授業時間外における学修(予習・復習等) ヨーロッパの統合過程について、特にEU、ユーロについて調べておくこと。
授業実施特記
第10回 内容
発展途上国の発展戦略(1)。
授業時間外における学修(予習・復習等) 発展途上国、南北問題、輸入代替工業などについて、調べておくこと。
授業実施特記
第11回 内容
発展途上国の発展戦略(2)。
授業時間外における学修(予習・復習等) 累積債務問題、南南問題、NIEs、LDCなどについて調べておくこと。
授業実施特記
第12回 内容
冷戦の終結。
授業時間外における学修(予習・復習等) アメリカ合衆国と日本の工業の内容の違いについて予習しておくこと。
授業実施特記
第13回 内容
社会主語諸国の変容。
授業時間外における学修(予習・復習等) ソビエトの崩壊、中国の改革解放、ベトナムのドイモイなどについて予習しておくこと。
授業実施特記
第14回 内容
新しい世界情勢。
授業時間外における学修(予習・復習等) ギリシャの通貨危機、BRICSなどについて予習しておくこと。
授業実施特記
第15回 内容
春期のまとめ。復習の要点を確認する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 配布したプリントを揃え、記入漏れのないようにチェックしておくこと。
授業実施特記