最終更新日:2017/03/04
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)春期,(週1コマ)秋期 開講時限 水3,水4,水5
開講学部・学科等 体育
科目コード 810010400 科目ナンバー
授業名 生徒指導論
英文授業名 Theory of School Guidance
担当教員 山崎 源太

授業形態 講義
e-learning利用 manaba その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目 教職に関する科目
テーマ・キーワード 学校現場の現状理解

授業の概要・ねらい <ねらい>
 本講義は、一人ひとりの児童・生徒の個性の伸長を図りながら、同時に社会的な資質や能力・態度を育成し、さらに将来において社会的に自己表現ができるような資質・態度を形成していくための指導・援助であり個々の自己指導能力の育成を目指すことを狙いとする。現在の学校現場で起こっている事例や対処方法などから、実践の場でよりよい生徒指導をできるように方法や考え方を身につけさせる。

<到達目標>
 生徒指導は、学校教育の課題としての児童・生徒指導について、その理念や基本的原理および具体的な方法について理解し、生徒の問題行動とその把握、生徒一人ひとりに目を向けたカウンセリングの基本的な理解、クラスや学年、学校全体としての生徒指導の考え方を理解し、学生が進んで考え、行動を起こせるようにすること。また、児童・生徒指導の意義と具体的な方法を習得することを到達目標とする。
到達目標 学校現場の実践ですぐに活躍できる知識と行動力を身につけること。
教科書と準備するもの 生徒指導提要
参考書 授業時に説明し、必要があれば資料を配布する。
評価の基準 定期試験と各単元ごとのまとめとして小論文の課題を出題。
講義・グループセッション・全体への発表などを含めた授業への関心・意欲・態度を基本とした評価とする。
具体的評価方法 定期試験 50%
manabaを利用した小論文(内容のまとめとして出題)30%
関心・意欲・態度、授業への参加 10%
出席・課題の提出 10%
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
ガイダンス
今後の講義の進め方や参考書などの紹介をする。
授業時間外における学修(予習・復習等) シラバスを精読し、これからの学修内容について把握しておく。
授業実施特記 授業やテストでわからない場合は、質問をすること
第2回 内容
児童・生徒の理解1
1.生徒指導の意義
2.生徒指導の内容(今まで学生が体験してきた生徒指導の経験など)
3.生徒指導の実践(学校現場で行われている生徒指導とは何か)
授業時間外における学修(予習・復習等) 次週までに今回の内容の整理をしておく
授業実施特記 積極的な授業参加を求める。
第3回 内容
児童・生徒の理解2
1.現在と過去の教育状況(幼稚園~中学校)
2.保護者と生徒指導
3.グループセッション
今回の課題についてグループでまとめる。
授業時間外における学修(予習・復習等) 次週までに今回の内容の整理をしておく
授業実施特記 積極的な授業参加を求める。
第4回 内容
児童・生徒の理解3
1.児童・生徒の発達課題と心理
2.児童・生徒のアセスメント(観察方法・検査法・調査法など)
3.集団指導と個別指導方法(体育の授業を例に話を進める)
4.学校運営(学校組織について)
5.グループセッション
授業時間外における学修(予習・復習等) 単元終了の課題を出題し、提出を次回までに求める。
授業実施特記 積極的な授業参加を求める。
第5回 内容
児童生徒の生徒指導の課題1
1.体罰
2.注意喚起
3.実際に受け持ったときの対応の仕方
4.グループセッション
授業時間外における学修(予習・復習等) 次週までに今回の内容の整理をしておく
授業実施特記 積極的な授業参加を求める。
第6回 内容
児童生徒の生徒指導の課題2
1.いじめとその対応
2.SNSの課題(生徒・保護者)
3.不登校
4.グループセッション
授業時間外における学修(予習・復習等) 次週までに今回の内容の整理をしておく
授業実施特記 積極的な授業参加を求める。
第7回 内容
児童生徒の生徒指導の課題3
1.暴力行為
2.非行少年
3.心身の健康問題(自殺・精神的病)
4.グループセッション
授業時間外における学修(予習・復習等) 次週までに今回の内容の整理をしておく
授業実施特記 積極的な授業参加を求める。
第8回 内容
児童生徒の生徒指導の課題4
1.家出
2.薬物乱用
3.性犯罪被害
4.児童虐待
5.グループセッション
授業時間外における学修(予習・復習等) 単元終了の課題を出題し、提出を次回までに求める。
授業実施特記 積極的な授業参加を求める。
第9回 内容
進路指導・キャリア教育・安全管理
1.進路指導とキャリア教育
2.安全管理・危機管理
3.課外授業への対応(校外学習・修学旅行・職場体験など)
4.部活指導
5.グループセッション
授業時間外における学修(予習・復習等) 次週までに今回の内容の整理をしておく
授業実施特記 積極的な授業参加を求める。
第10回 内容
学校現場での生徒指導
実際の小学校現場で起こっている生徒指導を学ぶ。
1.児童個人への対応
2.クラスへの対応
3.学年への対応
4.学校全体での対応
授業時間外における学修(予習・復習等) 中学校現場との違いについて学ぶ。
中学校での対応に小学校過程の理解が重要。
授業実施特記 講義形式からグループへ
第11回 内容
学校現場での児童指導
実際の中学校現場で起こっている生徒指導を学ぶ。
1.生徒個人への対応
2.クラスへの対応
3.学年への対応
4.学校全体での対応
授業時間外における学修(予習・復習等) 小学校現場の状況を理解した上で、中学校現場の対応を考える。
授業実施特記 講義形式からグループへ
第12回 内容
教育委員会としての対応
教育委員会と学校がどのように連携してつながっているか理解をする。
1.状況把握
2.現場視察
3.指導内容など調査・指導
4.今後の方針
5.グループセッション
授業時間外における学修(予習・復習等) 次週までに今回の内容の整理をしておく
授業実施特記 積極的な授業参加を求める。
第13回 内容
発表
課題を与え、グループで課題解決に取り掛かる。
学んだことを踏まえて、グループで発表を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) 今までのまとめとなるので、これまでを振り返って学生達なりの答えを導き出す。
授業実施特記 仲間が発表を行うため、授業に参加し質問を行うこと
第14回 内容
発表
課題を与え、グループで課題解決に取り掛かる。
学んだことを踏まえて、グループで発表を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) 今までのまとめとなるので、これまでを振り返って学生達なりの答えを導き出す。
授業実施特記 仲間が発表を行うため、授業に参加し質問を行うこと
第15回 内容
まとめ及び定期試験
授業時間外における学修(予習・復習等) 試験内容の確認のためのポイントを示す。
授業実施特記