最終更新日:2017/03/22
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期 開講時限 金3
開講学部・学科等 アジア
科目コード 610020000 科目ナンバー ASB02541
授業名 中国の経済
英文授業名 Economy in China
担当教員 許 海珠

授業形態 講義
e-learning利用 その他 その他:
担当形態 単独
関連する授業 アジアの国際関係、現代中国の社会と文化、東南アジアの経済、日本の経済、アジアの文明史
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
 現代中国の社会と文化
後続関連授業  東南アジアの経済
教職課程科目 教科に関する科目
テーマ・キーワード 計画経済、社会主義市場経済、対外開放政策、経済特区、外資導入、対外貿易、輸出

授業の概要・ねらい  中国の経済発展が世界に強いインパクトを与え始めたのはおそらく2010年以降であろう。2010年、中国のGDP(国内総生産)は日本を抜き、アメリカに次ぐ世界第2位となった。長らく「世界第2位の経済大国」であることを誇ってきた日本は、ついにその座を中国に譲ることとなった。今後、日本はもとより、2030年にはアメリカをも追い抜いて世界第1位の経済大国になると予測されている。
 中国はかつては社会主義経済体制をとっており、市場経済への移行を始めたのは1980年代の始めころからである。つまり、中国の経済体制は欧米に代表される典型的な資本主義と市場経済とは異なる特徴を有しているのである。中国的市場経済体制は、なぜ短期間で飛躍的な経済発展を成し遂げることができたのか、本講義では、中国独自の歴史や体制の特徴を踏まえながら中国経済の諸問題について考えたい。
到達目標 ・中国の経済発展メカニズムと独自性について理解できる。
・世界経済と中国経済の関係性について理解できる。
教科書と準備するもの  特に指定しない(詳細は第1回目の授業時に説明する)。
参考書 ・伊藤亜聖 『現代中国の産業集積』名古屋大学出版会 2015年。
・コーリンS.C.ホズ著 『中国における企業文化の変容』 中央大学出版部 2015年。
評価の基準 ・授業内容を理解し、簡潔にまとめることができる。(60%) 
・中国の経済発展メカニズムと独自性について理解できる。(70%)
・世界経済と中国経済の関係性について理解できる。(80%)
具体的評価方法  成績評価は(小テスト、期末試験)またはレポート・課題を数回実施し、平常点40%、期末試験(定期試験)60%で評価する。

 平常点には、試験(小テスト)やレポート(課題)の評価と受講態度(私語厳禁)等を総合的に考慮して評価する。
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
学生からの意見や要望に対し、適切に対応する。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
 全体のスケジュール、講義内容、講義の進め方、成績評価等について説明する。
授業時間外における学修(予習・復習等)  予習、復習を通して知識の定着をはかること。
授業実施特記
第2回 内容
 中国経済発展の歩みについて、歴史の流れに沿って解説する。
授業時間外における学修(予習・復習等)  予習、復習を通して知識の定着をはかること。
授業実施特記
第3回 内容
 中国の計画経済体制について解説する。
授業時間外における学修(予習・復習等)  予習、復習を通して知識の定着をはかること。
授業実施特記
第4回 内容
 中国的市場経済体制について解説する。
授業時間外における学修(予習・復習等)  予習、復習を通して知識の定着をはかること。
授業実施特記
第5回 内容
 第5回目から第6回目までの授業では、中国の労働市場について解説する。
 第5回目の授業では、国有企業によるリストラと大学生の就職難について解説する。
授業時間外における学修(予習・復習等)  予習、復習を通して知識の定着をはかること。
授業実施特記
第6回 内容
 人口変化と農村労働力移動について解説する。
授業時間外における学修(予習・復習等)  予習、復習を通して知識の定着をはかること。
授業実施特記
第7回 内容
 技術導入によるキャッチアップについて解説する。
授業時間外における学修(予習・復習等)  予習、復習を通して知識の定着をはかること。
授業実施特記
第8回 内容
 外資導入によるキャッチアップについて解説する。
授業時間外における学修(予習・復習等)  予習、復習を通して知識の定着をはかること。
授業実施特記
第9回 内容
 中国企業によるキャッチアップについて解説する。
授業時間外における学修(予習・復習等)  予習、復習を通して知識の定着をはかること。
授業実施特記
第10回 内容
 国有企業の役割と問題点について解説する
授業時間外における学修(予習・復習等)  予習、復習を通して知識の定着をはかること。
授業実施特記
第11回 内容
 外資系企業の役割と対外開放政策について解説する。
授業時間外における学修(予習・復習等)  予習、復習を通して知識の定着をはかること。
授業実施特記
第12回 内容
 民間企業の現状と役割について解説する。
授業時間外における学修(予習・復習等)  予習、復習を通して知識の定着をはかること。
授業実施特記
第13回 内容
 所得格差と中所得国の罠について解説する。
授業時間外における学修(予習・復習等)  予習、復習を通して知識の定着をはかること。
授業実施特記
第14回 内容
 環境問題と対外貿易不均衡問題について解説する。
授業時間外における学修(予習・復習等)  予習、復習を通して知識の定着をはかること。
授業実施特記
第15回 内容
 全体総括を行う。必要に応じてテイストを実施する。
授業時間外における学修(予習・復習等)  予習、復習を通して知識の定着をはかること。
授業実施特記