最終更新日:2017/03/13
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)春期 開講時限 木4
開講学部・学科等 経営
科目コード 634004000 科目ナンバー
授業名 イノベーション論A
英文授業名 Innovation Management A
担当教員 水野 由香里

授業形態 講義
e-learning利用 manaba その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
優良中堅・中小企業研究A
優良中堅・中小企業研究B
後続関連授業 イノベーション論B
教職課程科目 教科に関する科目
テーマ・キーワード イノベーションの基本的知識を身につける

授業の概要・ねらい この授業では、イノベーションの基礎的な知識を修得します。イノベーションとは何か、イノベーションはどのようにして発生するのか、なぜイノベーションが必要なのか、イノベーションをどのようにマネジメントするのか、イノベーションに関する社会的制度にはどのようなものがあるのかなど、イノベーションを総合的に理解します。
到達目標 イノベーションの基本的な知識を理解して、イノベーションの現象を読み解くことができる。
教科書と準備するもの 一橋大学イノベーション研究センター編(2001)『イノベーション・マネジメント入門』日本経済新聞社.
参考書 (1)J. Tidd and J. Bessant(2013)“Managing Innovation -Integrating Technological, Market and Organizational Change- Fifth Edition”Wiley.
(2)水野由香里(2015)『小規模組織の特性を活かすイノベーションのマネジメント』碩学舎.

その他、適宜、授業で提示します。
評価の基準 任意提出のレポートと期末試験の点数で評価します。
具体的評価方法 期末試験の素点に、任意提出のレポート(2回、各10点満点)の点数を足した点数をそのまま成績に反映させます。
授業評価アンケート
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受講生へメッセージ
イノベーションを理解するために、受講生になじみがあり、身近に感じる事例をたくさん紹介していきたいと思っています。
授業では、たくさんの「なるほど」「そういうことだったのか」という気づきを得ていただければ幸いです。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
まず、ガイダンスとして、授業の進め方やシラバスについて説明します。
次にイノベーション研究の系譜を説明します。
その際、イノベーション研究において、読んでもらいたい文献等を紹介します。
授業時間外における学修(予習・復習等) シラバスを事前に読み、授業内容を確認しておいてください。
授業実施特記
第2回 内容
イノベーション・マネジメント(イノベーションの定義、なぜイノベーションが重要なのか、イノベーションを成功に導くためのマネジメント方法)について理解します。
授業時間外における学修(予習・復習等) 教科書第1章を読むこと
授業実施特記
第3回 内容
イノベーションの歴史を振り返ります。
授業時間外における学修(予習・復習等) 教科書第1章で学んだことを振り返ること、および、教科書第2章を読むこと
授業実施特記
第4回 内容
イノベーションが発生し、普及し、進化していくそのパターンを理解します。
授業時間外における学修(予習・復習等) 教科書第2章で学んだことを振り返ること、および、教科書第3章を読むこと
授業実施特記
第5回 内容
イノベーションの成否と企業の盛衰について理解します。
授業時間外における学修(予習・復習等) 教科書第3章で学んだことを振り返ること、および、教科書第4章を読むこと
授業実施特記
第6回 内容
イノベーションを推進する企業の戦略について理解します。
授業時間外における学修(予習・復習等) 教科書第4章で学んだことを振り返ること、および、教科書第5章を読むこと
授業実施特記
第7回 内容
新製品・新サービスの開発をどのようにマネジメントするのかを理解します。
授業時間外における学修(予習・復習等) 教科書第5章で学んだことを振り返ること、および、教科書第6章を読むこと
授業実施特記
第8回 内容
イノベーションと企業間システム(複数企業間でどのような関係を構築し、イノベーションの分業を達成するのか)、また、オープン・イノベーションについて理解します。
授業時間外における学修(予習・復習等) 教科書第6章で学んだことを振り返ること、および、教科書第7章を読むこと
授業実施特記
第9回 内容
イノベーションを実現する「創造的技術者」たる条件とは何か、創造的技術者がイノベーションを実現するためにどのような行動を心がけるべきか、そして、創造的技術者はどのようなパーソナリティーの持ち主なのかを理解します。
授業時間外における学修(予習・復習等) 教科書第7章で学んだことを振り返ること、および、教科書第8章を読むこと
授業実施特記
第10回 内容
2つのタイプの熟練について理解し、プロダクト・イノベーション、および、プロセス・イノベーションについて理解を深めます。
授業時間外における学修(予習・復習等) 教科書第8章で学んだことを振り返ること、および、教科書第9章を読むこと
授業実施特記
第11回 内容
イノベーションと経済発展の関係、および、イノベーションに影響を与える経済的要因には何があるのかを理解します。
授業時間外における学修(予習・復習等) 教科書第9章で学んだことを振り返ること、および、教科書第10章を読むこと
授業実施特記
第12回 内容
これまでの日本の技術政策を振り返るとともに、企業のイノベーション活動を活発にして国の競争力を強化するためには、どのような技術政策が有効なのかを理解します。
授業時間外における学修(予習・復習等) 教科書第10章で学んだことを振り返ること、および、教科書第11章を読むこと
授業実施特記
第13回 内容
経済活動における知的財産権の重要性を理解した上で、知的財産をイノベーションの実現に結びつけるためには、どのような企業行動が求められるのかを理解します。
授業時間外における学修(予習・復習等) 教科書第11章で学んだことを振り返ること、および、教科書第12章を読むこと
授業実施特記
第14回 内容
ベンチャー・ビジネスとそれを支える制度(および企業の内部組織)のありかた、また、ベンチャー・ビジネスの資金調達を支援するベンチャー・キャピタルとの関係を理解した上で、ベンチャー・ビジネスを成功させる方法を探ります。
授業時間外における学修(予習・復習等) 教科書第12章で学んだことを振り返ること、および、教科書第13章を読むこと
授業実施特記
第15回 内容
イノベーションの実現を支える企業や大学、政府とのかかわりや、イノベーションにおける大学の役割を理解します。
授業時間外における学修(予習・復習等) 教科書第13章で学んだことを振り返ること、および、教科書第14章を読むこと
授業実施特記