最終更新日:2017/01/30
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期 開講時限 月3
開講学部・学科等
科目コード 661057600 科目ナンバー LWL02501
授業名 物権法・担保物権法B
英文授業名 Civil Law (Property & Security) B
担当教員 山口 康夫

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード 担保物権法の基礎

授業の概要・ねらい  民法第二編「物権」について学ぶ。民法の物権編は、所有権を中心とした物の帰属関係の法的ルールを定めている。いいかえれば「人と物」に関するルールである。家を所有する、土地を借りる、建物を担保に入れる等は、すべて人と物との関係であるので、社会生活における重要性がわかると思う。したがって、人と物との関係を通して社会のルールを理解していくことが本授業のねらいとなる。
 本授業では、法学検定2級程度の能力が得られるように講義を行っていく。
 
到達目標 民法第二編物権の内容を理解し、現代社会における「人と物」の法的内容を学ぶ。
教科書と準備するもの 物権法(有斐閣 Sシリーズ)を使用する。
参考書 講義のなかで、必要なときに紹介する。
評価の基準 授業時指示した重要裁判例と毎回の講義時に配布するプリント内容(法学検定2級程度)を十分に理解しているかどうかの点を中心に評価する。
具体的評価方法 上記の評価基準にもとづき、定期試験の点数を合算して評価する。
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特記

授業計画
第1回 内容
民法体系のなかでの「物権法」の位置づけを学び、その後、物権法を学ぶ。とくに担保物権の意義、種類、特色等について講義する。
一回目は、担保物権法の基礎を学ぶ(Ⅰ)。担保物権制度の基礎を学ぶとともに、担保の種類等について検討する。

授業時間外における学修(予習・復習等)  講義時にポイントを整理したプリントを配布するので、それに基づき第1回目授業の復習を行うことを指示する(1時間程度の復習内容)。最後に次回講義の予習内容(教科書の該当ページ)を指示する(1時間程度の予習内容)。
授業実施特記
第2回 内容
担保物権法の基礎を学ぶ(Ⅱ)。担保物権の一般的性質や効力について検討する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 講義時にポイントを整理したプリントを配布するので、それに基づき第2回目授業の復習を行うことを指示する(1時間程度の復習内容)。最後に次回講義の予習内容(教科書の該当ページ)を指示する(1時間程度の予習内容)。
授業実施特記
第3回 内容
留置権について学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) 講義時にポイントを整理したプリントを配布するので、それに基づき第3回目授業の復習を行うことを指示する(1時間程度の復習内容)。最後に次回講義の予習内容(教科書の該当ページ)を指示する(1時間程度の予習内容)。
授業実施特記
第4回 内容
先取特権について学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) 講義時にポイントを整理したプリントを配布するので、それに基づき第4回目授業の復習を行うことを指示する(1時間程度の復習内容)。最後に次回講義の予習内容(教科書の該当ページ)を指示する(1時間程度の予習内容)。

授業実施特記
第5回 内容
質権について学ぶ(Ⅰ)。質権の意義、性質、設定等について検討する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 講義時にポイントを整理したプリントを配布するので、それに基づき第5回目授業の復習を行うことを指示する(1時間程度の復習内容)。最後に次回講義の予習内容(教科書の該当ページ)を指示する(1時間程度の予習内容)。

授業実施特記
第6回 内容
質権について学ぶ(Ⅱ)。質権の効力、特則について検討する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 講義時にポイントを整理したプリントを配布するので、それに基づき第6回目授業の復習を行うことを指示する(1時間程度の復習内容)。最後に次回講義の予習内容(教科書の該当ページ)を指示する(1時間程度の予習内容)。


授業実施特記
第7回 内容
抵当権について学ぶ(Ⅰ)。抵当権の性質、抵当制度の歴史等について検討する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 講義時にポイントを整理したプリントを配布するので、それに基づき第7回目授業の復習を行うことを指示する(1時間程度の復習内容)。最後に次回講義の予習内容(教科書の該当ページ)を指示する(1時間程度の予習内容)。
授業実施特記
第8回 内容
抵当権について学ぶ(Ⅱ)。抵当権の設定、効力について検討する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 講義時にポイントを整理したプリントを配布するので、それに基づき第8回目授業の復習を行うことを指示する(1時間程度の復習内容)。最後に次回講義の予習内容(教科書の該当ページ)を指示する(1時間程度の予習内容)。
 
授業実施特記
第9回 内容
抵当権について学ぶ(Ⅲ)。抵当権の効力、とくに利用権との関係について検討する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 講義時にポイントを整理したプリントを配布するので、それに基づき第9回目授業の復習を行うことを指示する(1時間程度の復習内容)。最後に次回講義の予習内容(教科書の該当ページ)を指示する(1時間程度の予習内容)。
授業実施特記
第10回 内容
抵当権について学ぶ(Ⅳ)。抵当権の処分、消滅について検討する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 講義時にポイントを整理したプリントを配布するので、それに基づき第10回目授業の復習を行うことを指示する(1時間程度の復習内容)。最後に次回講義の予習内容(教科書の該当ページ)を指示する(1時間程度の予習内容)。
授業実施特記
第11回 内容
根抵当について学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) 講義時にポイントを整理したプリントを配布するので、それに基づき第11回目授業の復習を行うことを指示する(1時間程度の復習内容)。最後に次回講義の予習内容(教科書の該当ページ)を指示する(1時間程度の予習内容)。
授業実施特記
第12回 内容
その他の特殊の抵当権について学ぶ。立木抵当や証券抵当について検討する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 講義時にポイントを整理したプリントを配布するので、それに基づき第12回目授業の復習を行うことを指示する(1時間程度の復習内容)。最後に次回講義の予習内容(教科書の該当ページ)を指示する(1時間程度の予習内容)。
授業実施特記
第13回 内容
譲渡担保について学ぶ。非典型担保の代表的な形態である譲渡担保について検討する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 講義時にポイントを整理したプリントを配布するので、それに基づき第13回目授業の復習を行うことを指示する(1時間程度の復習内容)。最後に次回講義の予習内容(教科書の該当ページ)を指示する(1時間程度の予習内容)。

授業実施特記
第14回 内容
その他の非典型担保について学ぶ。特に譲渡担保、所有権留保付き売買、仮登記担保等について学ぶ。
授業時間外における学修(予習・復習等) 講義時にポイントを整理したプリントを配布するので、それに基づき第14回目授業の復習を行うことを指示する(1時間程度の復習内容)。最後に次回講義の予習内容(教科書の該当ページ)を指示する(1時間程度の予習内容)。
授業実施特記
第15回 内容
秋学期のまとめ。1年間の最重要ポイントについて学び、民法第2編の理解を深める。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習として、春学期を全体的に復習し、疑問点・質問等をチェックする(2時間程度)。
復習として、ノート、プリントを整理・復習を行う(3時間)。
授業実施特記