最終更新日:2017/01/16
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期 開講時限 金4
開講学部・学科等 大学院
科目コード 031101600 科目ナンバー GPO05214
授業名 総合安全保障特殊研究B講義
英文授業名 Comprehensive Security B
担当教員 下平 拓哉

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード 海洋安全保障、日米同盟、非伝統的安全保障、危機管理、戦略論

授業の概要・ねらい 「安全保障とは何か」「危機管理とは何か」「戦略論とは何か」とのテーマで、安全保障論、日米安全保障体制、世界国家理論、武力紛争、戦略論、戦略思想、軍活動の抑制、日本の安全保障再考等について論じる。
 また、海洋国家日本の安全保障の特質を、総合安全保障論、危機管理論、戦略論の3つの視点によって分析する。
 さらに、院生の研究テーマについて、資料や文献の研究方法と分析方法について指導する。
到達目標 1 各自の研究テーマに関する専門知識を習得することができる。
2 安全保障を研究する際に必要となる専門的スキルの向上を目指す。
3 授業における議論等を通じて、コミュニケーション能力が向上する。
教科書と準備するもの 必要に応じてプリントを配布する。
参考書 花井等編『名著に学ぶ国際関係論』(有斐閣、2009年)
花井等編『論文の書き方マニュアル』(有斐閣、1997年)
栗栖弘臣『安全保障概論』(BBA社、1997年)
J.C. Wylie, Military Strategy: A General Theory of Power Control, Rutgers University Press, 1967.
評価の基準 試験、レポート、出席回数及び出席態度
1 講義の内容と論理の展開を理解していること。
2 日本の安全保障を考える上で必要な知見を理解することができること。
3 各自の研究テーマに必要な知識と能力を得ることができていること。
以上の3点に着目し、試験とレポートを用いてその到達度による成績評価をする。
具体的評価方法 出席回数(20%)、授業における議論(20%)、ペーパー及びレポート(60%)によって、講義の理解度により評価する。
関連リンク 講師主要業績,講師HP(米海大ナウ!),防衛白書(防衛省),東アジア戦略概観(防衛研究所),中国安全保障レポート(防衛研究所)
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特記

授業計画
第1回 内容
導入
現在の日本を取り巻く安全保障上の問題を踏まえ、「安全保障」「危機管理」「戦略論」の観点から具体的な安全保障アプローチについて講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記
第2回 内容
第1回の講義を踏まえて、インド・アジア・太平洋地域における主要安全保障アクターについて講義した後、全員で議論する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記
第3回 内容
インド・アジア・太平洋地域における米国の安全保障戦略について、歴史的経緯、現状と問題点、方向性等を踏まえて講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記
第4回 内容
第3回の講義を踏まえて、米軍の安全保障戦略について講義した後、全員で議論する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記
第5回 内容
インド・アジア・太平洋地域における中国の安全保障戦略について、歴史的経緯、現状と問題点、方向性等を踏まえて講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記
第6回 内容
第5回の講義を踏まえて、中国軍の軍事改革について講義した後、全員で議論する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記
第7回 内容
インド・アジア・太平洋地域における安全保障枠組みについて、歴史的経緯、現状と問題点、方向性等を踏まえて講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記
第8回 内容
第7回の講義を踏まえて、EASやARF等の安全保障努力について講義した後、全員で議論する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記
第9回 内容
日本の安全保障戦略について、歴史的経緯、現状と問題点、方向性等を踏まえて講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記
第10回 内容
第9回の講義を踏まえて、防衛省・自衛隊の安全保障取り組みについて講義した後、全員で議論する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記
第11回 内容
伝統的安全保障の新展開について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記
第12回 内容
第11回の講義を踏まえて、ハイブリット戦、サイバー戦、三戦について講義した後、全員で議論する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記
第13回 内容
非伝統的安全保障の新展開について講義する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記
第14回 内容
第13回の講義を踏まえて、災害救援/人道支援活動、テロ、海賊について講義した後、全員で議論する。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記
第15回 内容
まとめ
日本の安全保障における具体策について、総括的に論じる。その後、全員による議論を行う。
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習は、シラバスを読んでおくこと。授業時間外は、研究テーマに関連した資料及び文献を読み、概要をレジュメにまとめ報告の準備をすること。復習は、講義の資料を熟読し再度確認すること。
授業実施特記 講義終了後にレポートの提出を求めます。