最終更新日:2017/03/06
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)通年 開講時限 火4
開講学部・学科等
科目コード 820061800 科目ナンバー
授業名 社会学原論
英文授業名 Principles of Sociology
担当教員 鈴木 江理子

授業形態 講義、アクティブ・ラーニング
e-learning利用 manaba その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
社会学A・社会学B
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード グローバル化・国民国家の変容・雇用環境の変化・格差と貧困・公共性

授業の概要・ねらい 社会学の研究対象は「社会」であり、それは、個々人の関係性によって成立しています。社会学理論を参照しつつ、今日的な「社会現象」を多角的に考察することを通じて、社会学的な思考方法を習得することが本講義の目標です。受動的に講義を聴くのではなく、グループワーク形式で、主体的に考え、発言することを重視します。前期は「グローバル化」、「非正規雇用」、「外国人労働者」、後期は「格差」、「貧困」、「公共性」に対する「問い」をテーマとして取り上げます。
到達目標 現代社会の諸問題を社会学的に問うことができる。
教科書と準備するもの 学内講義支援システムmanabaを活用してレジュメを配布しますので、受講生は必ず、講義前にレジュメをダウンロードして参加してください。
参考書 参考文献については、適宜紹介します。
評価の基準 グローバル化の進行による社会の変化を社会学的に考察することができる。
労働市場の変化と非正規雇用の拡大を科学的に分析することができる。
グローバル化の進行と労働市場の変化のなかで、なぜ外国人労働者が拡大しているのかを社会学的に考察することができる。
教育と格差の関係を社会学的に考察することができる。
貧困に対する国家の役割を社会学的に考察することができる。
グローバル化が進行し、格差や貧困が拡大するなかでの「公共性」の意味を考察することができる。
具体的評価方法 学生としてふさわしい講義参加態度であることを前提として、講義内に課す小テストとグループワークでの発表(30%)、及び期末筆記試験(70%)で評価を行います。
講義の内容を正しく理解するとともに、問題意識をもって積極的に考えているかという点を重視します。
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特記

授業計画
第1回 内容
オリエンテーション:「社会現象」を考えるための基礎理論(その1) 第16回 内容
オリエンテーション:「社会現象」を考えるための基礎理論(その2)
授業時間外における学修(予習・復習等) シラバスを読んで、本講義を受講する問題意識を明確にする(予習)。
講義で扱う3つのテーマについて考える(復習)。
授業時間外における学修(予習・復習等) 前期に配布したレジュメ等に再度目を通す(予習)。
後期の講義で扱う3つのテーマについて考える(復習)。
授業実施特記 授業実施特記
第2回 内容
グローバル化:グローバル化は何をもたらしたか/何をもたらすか?
 ① グローバル化とは何か?
第17回 内容
教育:教育は格差を是正できるか?
 ① 戦後日本における格差と不平等の歴史
授業時間外における学修(予習・復習等) 第2回以降、毎回の講義の内容を統計等の科学的手法で検証するとともに(復習)、それをふまえて、次回の講義内容に関連する新聞記事等を収集することを課題とする(予習)。 授業時間外における学修(予習・復習等) 第2回以降、毎回の講義の内容を統計等の科学的手法で検証するとともに(復習)、それをふまえて、次回の講義内容に関連する新聞記事等を収集することを課題とする(予習)。
授業実施特記 授業実施特記
第3回 内容
グローバル化:グローバル化は何をもたらしたか/何をもたらすか?
 ② グローバル化と国民国家
第18回 内容
教育:教育は格差を是正できるか?
 ② 教育制度の起源とその役割
授業時間外における学修(予習・復習等) 第2回以降、毎回の講義の内容を統計等の科学的手法で検証するとともに(復習)、それをふまえて、次回の講義内容に関連する新聞記事等を収集することを課題とする(予習)。 授業時間外における学修(予習・復習等) 第2回以降、毎回の講義の内容を統計等の科学的手法で検証するとともに(復習)、それをふまえて、次回の講義内容に関連する新聞記事等を収集することを課題とする(予習)。
授業実施特記 授業実施特記
第4回 内容
グローバル化:グローバル化は何をもたらしたか/何をもたらすか?
 ③ グローバル化による社会構造の変化
第19回 内容
教育:教育は格差を是正できるか?
 ③ 社会階層と教育
授業時間外における学修(予習・復習等) 第2回以降、毎回の講義の内容を統計等の科学的手法で検証するとともに(復習)、それをふまえて、次回の講義内容に関連する新聞記事等を収集することを課題とする(予習)。 授業時間外における学修(予習・復習等) 第2回以降、毎回の講義の内容を統計等の科学的手法で検証するとともに(復習)、それをふまえて、次回の講義内容に関連する新聞記事等を収集することを課題とする(予習)。
授業実施特記 授業実施特記
第5回 内容
グローバル化:グローバル化は何をもたらしたか/何をもたらすか?
 ④ グローバル化と私たちの生活
第20回 内容
教育:教育は格差を是正できるか?
 ④ 教育から就労へ:格差是正の可能性
授業時間外における学修(予習・復習等) 第2回以降、毎回の講義の内容を統計等の科学的手法で検証するとともに(復習)、それをふまえて、次回の講義内容に関連する新聞記事等を収集することを課題とする(予習)。 授業時間外における学修(予習・復習等) 第2回以降、毎回の講義の内容を統計等の科学的手法で検証するとともに(復習)、それをふまえて、次回の講義内容に関連する新聞記事等を収集することを課題とする(予習)。
授業実施特記 授業実施特記
第6回 内容
グローバル化:グローバル化は何をもたらしたか/何をもたらすか?
 ⑤ グループワーク:オルタグローバル化を考える
第21回 内容
教育:教育は格差を是正できるか?
 ⑤ グループワーク:格差社会における教育
授業時間外における学修(予習・復習等) 第2回以降、毎回の講義の内容を統計等の科学的手法で検証するとともに(復習)、それをふまえて、次回の講義内容に関連する新聞記事等を収集することを課題とする(予習)。 授業時間外における学修(予習・復習等) 第2回以降、毎回の講義の内容を統計等の科学的手法で検証するとともに(復習)、それをふまえて、次回の講義内容に関連する新聞記事等を収集することを課題とする(予習)。
授業実施特記 授業実施特記
第7回 内容
非正規雇用:なぜ非正規雇用が拡大しているのか?
 ① 近代化以降の産業構造の変化
第22回 内容
国家:国家は「貧困」を救えるか?
 ① 現代社会における貧困
授業時間外における学修(予習・復習等) 第2回以降、毎回の講義の内容を統計等の科学的手法で検証するとともに(復習)、それをふまえて、次回の講義内容に関連する新聞記事等を収集することを課題とする(予習)。 授業時間外における学修(予習・復習等) 第2回以降、毎回の講義の内容を統計等の科学的手法で検証するとともに(復習)、それをふまえて、次回の講義内容に関連する新聞記事等を収集することを課題とする(予習)。
授業実施特記 授業実施特記
第8回 内容
非正規雇用:なぜ非正規雇用が拡大しているのか?
 ② 雇用環境の変化と労働市場の変化
第23回 内容
国家:国家は「貧困」を救えるか?
 ② 近代化と福祉国家の成立・発展
授業時間外における学修(予習・復習等) 第2回以降、毎回の講義の内容を統計等の科学的手法で検証するとともに(復習)、それをふまえて、次回の講義内容に関連する新聞記事等を収集することを課題とする(予習)。 授業時間外における学修(予習・復習等) 第2回以降、毎回の講義の内容を統計等の科学的手法で検証するとともに(復習)、それをふまえて、次回の講義内容に関連する新聞記事等を収集することを課題とする(予習)。
授業実施特記 授業実施特記
第9回 内容
非正規雇用:なぜ非正規雇用が拡大しているのか?
 ③ 非正規雇用の誕生とその拡大
第24回 内容
国家:国家は「貧困」を救えるか?
 ③ グローバル化と福祉国家の変容
授業時間外における学修(予習・復習等) 第2回以降、毎回の講義の内容を統計等の科学的手法で検証するとともに(復習)、それをふまえて、次回の講義内容に関連する新聞記事等を収集することを課題とする(予習)。 授業時間外における学修(予習・復習等) 第2回以降、毎回の講義の内容を統計等の科学的手法で検証するとともに(復習)、それをふまえて、次回の講義内容に関連する新聞記事等を収集することを課題とする(予習)。
授業実施特記 授業実施特記
第10回 内容
非正規雇用:なぜ非正規雇用が拡大しているのか?
 ④ 「非正規雇用問題」への対応
第25回 内容
国家:国家は「貧困」を救えるか?
 ④ 日本の社会保障政策の変遷
授業時間外における学修(予習・復習等) 第2回以降、毎回の講義の内容を統計等の科学的手法で検証するとともに(復習)、それをふまえて、次回の講義内容に関連する新聞記事等を収集することを課題とする(予習)。 授業時間外における学修(予習・復習等) 第2回以降、毎回の講義の内容を統計等の科学的手法で検証するとともに(復習)、それをふまえて、次回の講義内容に関連する新聞記事等を収集することを課題とする(予習)。
授業実施特記 授業実施特記
第11回 内容
非正規雇用:なぜ非正規雇用が拡大しているのか?
 ⑤ グループワーク:非正規雇用の拡大と労働政策
第26回 内容
国家:国家は「貧困」を救えるか?
 ⑤ グループワーク:グローバル化時代の「貧困」対策
授業時間外における学修(予習・復習等) 第2回以降、毎回の講義の内容を統計等の科学的手法で検証するとともに(復習)、それをふまえて、次回の講義内容に関連する新聞記事等を収集することを課題とする(予習)。 授業時間外における学修(予習・復習等) 第2回以降、毎回の講義の内容を統計等の科学的手法で検証するとともに(復習)、それをふまえて、次回の講義内容に関連する新聞記事等を収集することを課題とする(予習)。
授業実施特記 授業実施特記
第12回 内容
外国人労働者:外国人労働者の受入れを拡大すべきか?
 ① 国際人口移動の進展
第27回 内容
公共性:新たな公共性は可能か?
 ① 公共性とは何か?
授業時間外における学修(予習・復習等) 第2回以降、毎回の講義の内容を統計等の科学的手法で検証するとともに(復習)、それをふまえて、次回の講義内容に関連する新聞記事等を収集することを課題とする(予習)。 授業時間外における学修(予習・復習等) 第2回以降、毎回の講義の内容を統計等の科学的手法で検証するとともに(復習)、それをふまえて、次回の講義内容に関連する新聞記事等を収集することを課題とする(予習)。
授業実施特記 授業実施特記
第13回 内容
外国人労働者:外国人労働者の受入れを拡大すべきか?
 ② 労働力の越境的活用の拡大
第28回 内容
公共性:新たな公共性は可能か?
 ② 社会的排除との闘い
授業時間外における学修(予習・復習等) 第2回以降、毎回の講義の内容を統計等の科学的手法で検証するとともに(復習)、それをふまえて、次回の講義内容に関連する新聞記事等を収集することを課題とする(予習)。 授業時間外における学修(予習・復習等)
授業実施特記 授業実施特記
第14回 内容
外国人労働者:外国人労働者の受入れを拡大すべきか?
 ③ 労働市場における外国人労働者
第29回 内容
公共性:新たな公共性は可能か?
 ③ ベーシック・インカムについて考える
授業時間外における学修(予習・復習等) 第2回以降、毎回の講義の内容を統計等の科学的手法で検証するとともに(復習)、それをふまえて、次回の講義内容に関連する新聞記事等を収集することを課題とする(予習)。 授業時間外における学修(予習・復習等) 第2回以降、毎回の講義の内容を統計等の科学的手法で検証するとともに(復習)、それをふまえて、次回の講義内容に関連する新聞記事等を収集することを課題とする(予習)。
授業実施特記 授業実施特記
第15回 内容
外国人労働者:外国人労働者の受入れを拡大すべきか?
 ④ グループワーク:グローバル化時代の外国人労働者
第30回 内容
公共性:新たな公共性は可能か?
 ④ グループワーク:グローバル化時代の新たな公共性
授業時間外における学修(予習・復習等) 第2回以降、毎回の講義の内容を統計等の科学的手法で検証するとともに(復習)、それをふまえて、次回の講義内容に関連する新聞記事等を収集することを課題とする(予習)。 授業時間外における学修(予習・復習等) 第2回以降、毎回の講義の内容を統計等の科学的手法で検証するとともに(復習)、それをふまえて、次回の講義内容に関連する新聞記事等を収集することを課題とする(予習)。
授業実施特記 授業実施特記