最終更新日:2017/03/30
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期 開講時限 火1,火2
開講学部・学科等 体育
科目コード 621132900 科目ナンバー
授業名 救急処置法実習Ⅱ
英文授業名 Theory and Practice of First Aid Ⅱ
担当教員 月ヶ瀬 恭子

授業形態 講義、実験・実習・実技
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
後続関連授業
教職課程科目
テーマ・キーワード 応急手当、止血、三角巾、人体の仕組み、防災、災害、アナフィラキシーショック、エピペン

授業の概要・ねらい 救急車到着前にバイスタンダーが応急処置を実施することは傷病者の救命率、及び機能予後の改善のためには重要である。
とかく初等科教育の指導者は、医療行為に踏み込んだ行為(エピペンの投与等)が認められており、その使用方法だけでなく、適応や判断が求められるため、その責任は大きいものとなる。
本授業では、これらの背景のもと、各傷病に対して単に処置を実施できるようになるだけでなく、その処置が必要かどうかの判断、および傷病の理解を深められることを目的とする。
到達目標 応急処置
教科書と準備するもの 特になし
参考書 特になし
評価の基準 人体の機能と役割が理解できること。
各種傷病に対する応急手当の方法が理解できること。
応急手当・徒手搬送法が正しく実施できること。

具体的評価方法 筆記試験:70%
レポート:20%
授業態度:10%
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
子供たちが安全に過ごすために必要な救急処置に関する知識と技術をわかりやすく伝えます。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
オリエンテーション
授業の進め方に関する説明
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:誰もが実施可能な応急手当の種類について
復習:応急手当の必要性を考える
授業実施特記
第2回 内容
人体について(解剖・生理)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:骨・臓器を列挙する。
復習:各臓器の役割を理解する。
授業実施特記
第3回 内容
生命兆候・バイタルサインについて
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:バイタルサインの種類を調べる。
復習:バイタルサインの正常値を知り、異常時の体の状態を理解する。
授業実施特記
第4回 内容
止血の原理・三角巾の使用法
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:出血の量と病態変化を理解する。
復習:怪我の状態に対して正しく三角巾が使用できるようになる。
授業実施特記
第5回 内容
骨折の固定の原理・処置法
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:非開放性骨折と開放性骨折の違いについて調べる。
復習:各部位の骨折に対して正しく固定が実施できる。
授業実施特記
第6回 内容
徒手搬送の原理と実技
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:徒手搬送の種類と方法について調べる。
復習:各種病態に対して適切な徒手搬送が実施できる。
授業実施特記
第7回 内容
トリアージの原則・実施訓練
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:トリアージの種類と方法について調べる。
復習:START式トリアージが実施できる。
授業実施特記
第8回 内容
総合災害訓練(救出救助・応急手当・現場統括訓練)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:災害時の対応に必要なCSCATTTについて調べる。
復習:小学校において災害時に必要なルールを考える。
授業実施特記
第9回 内容
避難所運営の実際(HUG)
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:東日本大震災における避難所での問題を調べる。
復習:小学校が避難所となった際の運営管理に必要なルールを考える。
授業実施特記
第10回 内容
脊髄損傷・頭部外傷の病態生理と処置対応
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:脊髄損傷・頭部外傷の病態を調べる。
復習:脊髄損傷・頭部外傷への処置・対応を実施できる。
授業実施特記
第11回 内容
アナフィラキシーショックの病態生理とエピペンの使用方法
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:アナフィラキシーショックの病態・症状を調べる。
復習:エピペンが正しく使用できる。
授業実施特記
第12回 内容
熱中症の病態生理と処置対応
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:熱中症の病態・症状を調べる。
復習:熱中症が判断でき、正しく対応することができる。
授業実施特記
第13回 内容
心肺蘇生法の実技訓練
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:心肺蘇生法の流れを調べる。
復習:心肺蘇生法が正しく実施できる。
授業実施特記
第14回 内容
心肺蘇生法の指導法
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:フィードバックの種類と効果について調べる。
復習:心肺蘇生法の指導法が理解できる。
授業実施特記
第15回 内容
知識の確認・まとめ
授業時間外における学修(予習・復習等) 予習:授業全般の知識をまとめる。
復習:応急手当が正しく実施できるようになる。
授業実施特記