最終更新日:2017/09/17
Syllabus
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概要
対象年度 年度 2017 (週1コマ)秋期 開講時限 木3
開講学部・学科等 理工
科目コード 647000800 科目ナンバー SEC02301
授業名 土質力学A
英文授業名 Soil Mechanics A
担当教員 橋本 隆雄

授業形態 講義
e-learning利用 その他:
担当形態 単独
関連する授業
当科目履修前に履修して
おくことが望ましい科目
特になし
後続関連授業 土質力学B
教職課程科目
テーマ・キーワード 土の基本的性質、土中の水、圧密

授業の概要・ねらい 地盤工学Aは、地盤工学の基礎について講義する。地盤工学は、構造力学,水理学と共に、土木工学のなかで最も基本的な学問分野であり、これをマスターしないと、土木技術者とは言えないほど重要な分野である。
主に土木構造物を支える地盤をどのように考えたらよいのかを議論することにし、地盤の一般的な性質、土中のなかの水理、軟弱地盤における圧密沈下について、議論する。学生は予習として指定された教科書のページを読むこと。復習として前回の内容から問題を解くことにより、知識を深める。
到達目標 土の基本的性質を把握すること
教科書と準備するもの 土質工学 コロナ社 赤木知之他 共著
参考書 わかる土質力学220問 理工図書 安田 進他 共著 
評価の基準 秋期試験と学習態度によって評価する
具体的評価方法 秋期試験:80% 学習態度:20%
授業評価アンケート
フィードバック・
受講生へメッセージ
アンケートでの意見を踏まえ、各人の理解度をチェックしつつ授業を進めることとした。
単位互換
特記

授業計画
第1回 内容
第1回 土質力学で何を学ぶか
●土の基本的性質 pp1-17

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書をよむこと。
(復習)与えられた問題を解くこと。
授業実施特記
第2回 内容
第2回 土の基本的な性質である、土の密度、間隙比、飽和度などの考え方、それらの互いの関係を調べる。 pp18-27

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書をよむこと。
(復習)与えられた問題を解くこと。
授業実施特記
第3回 内容
第3回 土は色々な大きさの土粒子からなる。それによって土の性質は大きく代わる。土粒子の大きさ、土の締め固めについて学ぶ。pp28-30 pp207-212

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書をよむこと。
(復習)与えられた問題を解くこと。
授業実施特記
第4回 内容
第4回 土に水を加えるとドロドロになる。乾かすと固くなる。土のコンシステンシーとは何かを知る。pp33-37


授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書をよむこと。
(復習)与えられた問題を解くこと。
授業実施特記
第5回 内容
第5回 土の中の水の流れは、たとえば、産業廃棄物から漏れ出す汚染物質の移動にも関係する。地下水の流れは、どうして起こるのか?その基礎を学ぶ。 pp44-48


授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書をよむこと。
(復習)与えられた問題を解くこと。
授業実施特記
第6回 内容
第6回 土の中の水の流れは、ダルシーの法則によって、計算できる。その考え方を探る。
pp49-55
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書をよむこと。
(復習)与えられた問題を解くこと。
授業実施特記
第7回 内容
第7回 土の中の水の流れは、ダルシーの法則によって、計算できる。その具体的な例を計算し、知識を深める。 pp62-65

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書をよむこと。
(復習)与えられた問題を解くこと。
授業実施特記
第8回 内容
第8回 河川の堰(ダム)で仕切られていても、河川の水は川底を潜って、下流に流れ出る。土の中で水はどのように浸透していくのか?その原理を学ぶ。 pp67

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書をよむこと。
(復習)与えられた問題を解くこと。
授業実施特記
第9回 内容

第9回 クイックサンドとボイリング。聞き慣れない言葉だが、これを知っていると知らないでは、現場監督の心構えが違う。 pp68
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書をよむこと。
(復習)与えられた問題を解くこと。
授業実施特記
第10回 内容
第10回 圧密沈下
軟弱地盤の上に立っている都市。新しく新築したアパートは傾き、橋は沈下する。なぜ、このような被害が生じるのか? pp103-108

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書をよむこと。
(復習)与えられた問題を解くこと。
授業実施特記
第11回 内容
第11回 圧密沈下の計算の基礎となる有効応力を学ぶ。pp109-110

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書をよむこと。
(復習)与えられた問題を解くこと。
授業実施特記
第12回 内容
第12回 圧密沈下はどうのようにすれば、計算できるのか?その基礎方程式を誘導しよう。
 pp111-112
授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書をよむこと。
(復習)与えられた問題を解くこと。
授業実施特記
第13回 内容
第13回 圧密沈下の大きさ(圧密沈下量)を具体的に計算してみよう。さらに、圧密沈下は何年で収束するのか?その圧密時間を具体的に計算してみよう。pp120-124

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書をよむこと。
(復習)与えられた問題を解くこと。
授業実施特記
第14回 内容
第14回 圧密沈下の災害を防止するには、どうすれば良いのか?。具体的な施工法を学ぶ。

授業時間外における学修(予習・復習等) (予習)教科書をよむこと。
(復習)与えられた問題を解くこと。
授業実施特記
第15回 内容
第15回 地盤工学としてさらに何を学ぶのか
授業時間外における学修(予習・復習等) 総括すること。
授業実施特記